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上祐史浩・一般向け講義【2020】

第439回『時の輪の法則・周期説の総合解説:コロナ問題・五輪延期も予見した仏教最後の秘宝』(2020年5月31日 東京 88min)
(2020年6月 1日)

これは、2020年5月31日 に、東京で行われた上祐代表の講義の動画です。 講義には、以下の内容・テーマが含まれています。

インド仏教最後の経典である時の輪(カーラチャクラ)経典では、宇宙の根本原理は、時の輪=周期的な運動・循環とする。宇宙は天体の回転運動が基本、原子も核の周囲を電子が回転、量子もスピンがある。

人の生活も、太陽との関係の周期的な変化である昼と夜と四季と深く連動し、その生命活動も、睡眠と覚醒、生と死、酸素と二酸化炭素、水と水蒸気の壮大な循環で保たれている。人類の社会も、歴史は繰り返すように、周期性がある。

この時の輪=周期の哲学を学ぶと、今回のコロナ問題が以前から予見されていたことや、今後の世界がどうなるかの見通しを含め、驚くべき叡智があることが分かる。本講義は、古今東西の様々な周期説を総合的に解説する。


※付記

1)1600年の人類文明の周期説

村山節(みさお)氏が「文明法則史学」として最初に唱えた。
1.1600年周期で人類の各地域の文明が興亡する。
800年の興隆期と800年の衰退期を繰り返す。
2.800年周期で東西の文明が交替で興隆・衰退する。


2)800年の人類文明の中心地の交替説

千賀一生氏が「ガイアの法則」として唱えた。
1.800年ごとに人類の文明の中心地が変わり、
2.20世紀末からの800年は日本の東経135度に来る。

3)400年周期の日本史の周期説

歴史学者の有馬広大博士の説。

事例
400年頃の高天原民族の日本統一、800年頃の平安遷都、
1200年頃の鎌倉幕府成立、1600年頃の江戸幕府成立など

4)80年周期の日本社会の周期説

第5代気象庁長官の高橋浩一氏が最初に唱えた。
40年で興隆して40年で衰亡するなど。

事例
1940年東京五輪中止(武漢戦争での行き詰まりの影響)
→2020年東京五輪延期(武漢を感染源とする感染症の影響)


5)近代日本社会の60年周期説

大澤真幸氏などの社会学者。伝統思想の干支も60年周期
準ずるものに120年周期説、30年周期説も。

事例
1935年大本弾圧・1936年226事件→1995年地下鉄サリン事件、
1941年第二次世界大戦→2001年911同時多発テロ事件など。

6)9年周期説とその倍数の18年、72年、144年周期説

伝統的な9年周期説は九星気学。

18年周期説の事例:近年の大きな経済問題
1973オイルショック→1991年バブル崩壊→2008年リーマンショック→2026年?

72年周期説の事例
1923年関東大震災→1995年阪神淡路大震災、
1929年大恐慌→2001年911同時多発テロ事件、


7)24000年周期の人類文明周期説

ヨーガ指導者のスリ・ユクテスワの見解。人類の文明は、
12000年の上昇期と12000年の下降期を繰り返す。

8)占星学における25800年周期の人類文明の周期説



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