第551回『最新の心の科学が示す革新的な人間観と幸福観』(2024年12月8日大阪 77min)
(2024年12月16日)
これは、2024年12月8日の大阪セミナーでの講義の一部です。
最新の心の科学(心理学・脳科学・幸福学など)は、21世紀に生きる人々に、革新的な人間観と、それも基づく新しい幸福観・価値観を示し始めています。
それは、日本に伝わった宗教としての仏教(主に大乗仏教)ではなく、仏教開祖の釈迦牟尼が説いた仏道の思想(悟りの道)と非常によく一致しており、平素の安定した解放された前向きな心、健康長寿、加齢と共に深まり高齢期に悟りに至る(老年的超越)といった新しい、画期的で、革新的な生き方・人生観を示しています。
その思想は、人類が近年初めて本格的に探究をし始めた「心」に関する最新の科学的な知見に基づいており、その中では、私たちが日々経験する「現実」「自分」「心」「幸福不幸」「幸福の価値観」に関する従来の常識には、大きな間違い・錯覚が存在し、それが現代社会のストレス・苦しみ・心身の病・人間関係の問題の原因であることを示しています。
そして、これらに関する科学の示す革新的な見解は、新たな生き方による、真の幸福の道、尻上がりに幸福になる新たな人生の在り方をもたらします。