第377回『仏教とヨーガの思想の根幹と実践の基本』(2018年8月12日・夏期セミナー講義 第3回 96min)
(2018年8月15日)
  ひかりの輪の夏期セミナーにおける上祐代表の講義の動画であり、本セミナーのための特別教本の第2章「仏教とヨーガの思想の根幹と実践の基本」を解説した講義
1.ヨーガの本来の意味は、心のコントロールである
  ヨーガは体操ではなく、その本来の意味を原典から解説
2.ヨーガの本来の目的は、心のコントロールにより、真我に至ること
  真我とは、私たちの心の根源、もっと内側にあるもの
3.ヨーガの古典的修行体系
  ヨーガの古典的な八段階の修行体系を解説
4.仏教の本来の意味:仏陀とは目覚めた人
  仏陀とは目覚めた人で、智慧を得た人。智慧とは、知識でも知能でもなく、世界・事物をありのままに見て、煩悩と苦しみを滅する高度な認識力
5.智慧の対極の無智
  普通の人は、智慧が生じておらず、無智の状態にあり、
  無智を根本の煩悩として、様々な煩悩によるとらわれで苦しむ
6.初期仏教の修行の目的:苦しみを取り除く
  初期仏教の根本的な教えは四諦。
  苦しみの原因とそれを滅する指針と具体的な修行を説いている。
7.苦しみの原因は煩悩であり、その根源は無智である
  苦しみの原因は、無智を根源とした貪りや怒りなどの様々な煩悩
8.人間の苦しみ:四苦八苦・三苦
  様々煩悩による様々なとらわれ、人は様々なパターンの苦しみを経験する
※この講義では解説されなかった第2章の後半部分
9.智慧を得る道程:三学・八正道
10.ヨーガと仏教の修行体系・目的の違い
11.ひかりの輪の修行の四つの柱
12.環境の浄化:自分の体の外側の要素の浄化
13.日常の言動の浄化
14.身体の浄化
15.思考の浄化
16.瞑想直前の準備
17.瞑想の際の注意点
18.心のコントロールの様々な恩恵