2014年8月
『心理学講義:自己愛について(2014年8月13日 93min)』 (2014年8月13日)
山口指導員と上祐史浩による対談形式での心理学講義「自己愛について:第1部」の動画となります。
現代は自己愛型社会とも言われ、自己愛の強い人が多くなっていると言われている。
そこで、普段の生活でも出会う自己愛の強い人への対処や自分自身の改善のために役立つようにと、このテーマを取り上げた。第1部の講義では、
1.自己愛人格の特徴とその心理的メカニズム
2.自己愛の強い「困った人たち」の例
3.自己愛の強い大人になってしまう発達過程からみた心理的要因について語られています。
第206回『空の思想について 2014年8月3日福岡96min』 (2014年8月10日)
1.外界に実体がないという仏教において重要な「空」の思想
2.外界には実体がないのに、脳内に生じた現象を外界だと錯覚する
3.よって幸福も不幸も自分が自分の脳・意識の中で作り出している
4.修行とは脳内体験における意識改革であり、苦しみが喜びになる。
5.自他を区別する悪い脳内体験から、修練で敵をも友として、万物を愛する
6.外界を全て愛する博愛・慈悲が、空の悟りとセットで重要。
7.空の悟りも、現実の世界の中で生じるという色即是空の教え
第203回『ブッダの智慧ー苦をどう考えるか・忍辱の教え 2014年7月6日福岡94min』 (2014年8月 8日)
1.多くの人が苦楽は表裏であることを気づきにくい
2.苦楽表裏を気づいて、苦しみを喜びに変えることできる
3.仏教の忍辱の教えには以下の3つがある
①経済的困難に耐える
②批判や中傷に耐える
③常識と真実のギャップに耐える4.忍辱の教えによって無常な仮の自分から、上位の自分である不変の悟り・不動の境地に気づく
・質疑応答
運命の不条理や不平等・不公平をどう考えるか など第205回『苦しみを喜びに変える方法について 2014年7月20日東京51min』 (2014年8月 7日)
1.仏教では、苦しみと喜びは表裏で一体。苦の裏には必ず楽がある。
これを理解すれば、日常生活で苦しみを乗り越える上で非常に役に立つ。2.仏教では耐えるべき苦しみとして3つの代表的な苦しみが説かれている。
①経済的困難による苦しみ
②誹謗中傷による苦しみ
③常識と真実のギャップによる苦しみ
このそれぞれの苦しみは、その裏側に重要な恩恵・喜びがある。これを理解することで、これらの苦しみを喜びに変える。その詳細は講義を参照3.一般論として、苦しみは、自己愛を和らげ、慈悲の源になる。
苦しみは、過剰な自己愛を乗り超える機会を与えてくる。
自分の苦しみの経験から、他人の苦しみを理解できるようになる。