第538回『最新心理学が裏付ける仏教の悟りの思想と、始まる悟りの大衆化(後半)』(2024年5月1日 東京 96min)
(2024年9月24日)
これは、2024年5月1日のGWセミナーでの上祐の講義の一部です。
この講義では、上祐が、最新心理学が裏付ける仏教の悟りの思想と、始まる悟りの大衆化について語っています(今回は同テーマの講義の後半となります)。具体的には、ひかりの輪の「2024年GWセミナー特別教本『悟りの心理学:人類の心理的進化の可能性 脳科学が説く新たな幸福の価値観』」の第1章を読み上げながら、その詳しい解説を加える形で行いました。
同教本第1章の全文は、以下をご参照ください。
https://joyu.jp/hikarinowa/buddhism/0221/0086.html
また、その内容の概要は、以下の同教本第1章の目次をご参照ください。
・第1章の目次
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第1章 仏教・ヨーガの悟りの心理学とは?
1.悟りとは何か
2.悟りとは高度な心理学であること
3.人が苦しみを感じる原因の心理的な分析
4.仏教・ヨーガが説く悟りの心理学の根幹:無我
5.心とは一体何か?
6.意識の不思議と根元性
7.仏教・ヨーガの無我・真我の思想
8.心が自分ではないという思想の意味=自他の区別の超越
9.自動思考・自動感情:最新心理学が発見した驚くべき無我の事実
10.仏教ヨーガと最新科学が否定する自と他の区別
11.無我の教えと連動する縁起の教え(万物相互依存)
12.万物が一体=無我の思想が悟りに導く
13.自と他を区別せずに広がった悟りの心理状態とその恩恵
14.怒りを解消する自他の区別を超えた悟り
15.悟りの境地と利他の実践のセット
16.自と他の区別を超えた利他の心を培う瞑想と悟りの道程
17.心の主になるという視点