第536回『釈迦の教え=初期仏教の本質は宗教ではなく高度な心理学!』(2024年8月10日 東京 55min)
(2024年9月18日)
これは、2024年8月10日の夏期セミナーでの上祐の講義の一部です。
この講義では、上祐が、釈迦の教え=初期仏教の本質は、宗教ではなく高度な心理学であることについて語っています。具体的には、ひかりの輪の「2024年夏期セミナー特別教本『仏教の変質の歴史と初期仏教の創造的再生 21世紀の新しい仏教的な生き方』」の第1章を読み上げながら、その詳しい解説を加える形で行いました。
同教本第1章の全文は、以下をご参照ください。
https://joyu.jp/hikarinowa/buddhism/0221/0085.html
また、その内容の概要は、以下の同教本第1章の目次をご参照ください。
・第1章の目次
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第1章 釈迦の教え、初期仏教について
1.はじめに
2.「仏教」・「宗教」という言葉自体が本来のものではない
3.釈迦は、自身を神と位置づけず、自身への崇拝を禁じた
4.絶対神(God)という信仰概念
5.聖書の唯一絶対神の誕生のプロセス
6.釈迦は原則として非暴力・不殺生(反戦争)
7.カースト制度を否定した、平等主義の強い思想
8.輪廻転生より現世で悟ることを強調した
9.初期仏教は、宗教ではなく、高度な心理学・心理療法の性質を持つ
10.医師としての釈迦、治療法としての仏法、高度で心理的な発達の智恵
11.信じることと、悟る=気づくことの違い