第568回『「錯覚」が幸福を妨げる!その解決法は?』(39min)
(2025年4月17日)
これは4月6日大阪セミナーでの講義の1部です。
ほとんどの人は、幸福になることを妨げる色々な「錯覚」を持っている。
仏教用語では、この錯覚のことを「顛倒(てんどう)」と呼んでいる(この顛倒は、日常用語の「本末転倒」の転倒に通じる言葉)。
これは、逆さまという意味で、幸福の道を不幸の道、不幸の道を幸福の道と錯覚しているということだ。この講義では、この錯覚の具体的な様々な例をあげて、それを解消して幸福になる解決法を話している。そして、その一つが、瞑想(禅定)である。瞑想、正確には、禅定とは、心の安定と集中が両立した状態であり、そうなると錯覚が解消される。
また、錯覚が解消されると、禅定の状態に至る。そして禅定の状態に入る方法(瞑想法)は色々あるが、仏教やヨーガが説く各種の呼吸法もその一部であり、そのいくつかを実習する。