第428回『解説ヨーガ根本経典が説くヨーガの奥義』(2020年1月1日年末年始セミナー講義 82min)
(2020年1月19日)
これは、「2019年~2020年のひかりの輪の年末年始セミナー」の1月1日に行われた上祐代表の講義です。その内容は、セミナーの特別教本「最新科学が裏付ける仏教・ヨーガの悟りの思想」の第2章「ヨーガの真我の思想と最新の認知科学」の解説と、さらには、ヨーガの根本経典である『ヨーガスートラ』にあるヨーガの思想の奥義を解説したものです。
例えば、古典ヨーガの世界観であるサーンキャ二元論に言及し、この世界は、精神的な原理である真我(本当の自分・アートマン・プルシャ)と、物質的な原理である自性(プラクリティ)によって形成されていること、②ヨーガとは、心のニローダ(心の働きを止滅すること)であり、それによって、真我=真実の自分が覚醒する(真我独存位となり解脱する)道であること、③ヨーガとは、心のニローダ(止滅)であり、ひいては究極の瞑想状態(集中状態)であるサマディともいうことが出来るなど、といったヨーガの奥義に関して解説しています。
下記は、講義が解説する教本の第2章(「ヨーガの真我の思想と最新の認知科学」)の部分の目次です。
1.ヨーガが説く真我の思想と人間の苦しみの原因
2.ヨーガが目指す心の制御と真我の覚醒
3.最新の認知心理学と真我
4.自己中心性を失った代わりに得る壮大なもの
5.「私」に過剰にこだわらない生き方への転換へ
6.精神と脳と体は密接不可分
7.脳と環境も密接不可分
8.悟りを助ける脳科学・心理学の見解
※こちらの教本は、ネットショップや各教室にてご購入いただけます。