第189回『多様な幸福観に基づく未来の慈悲の社会 2014年4月6月 福岡 98min』
(2014年5月 1日)
1.うつ病の人は、現代の競争社会の画一的な幸福観には適合していないが、それを逆に活かせば、精神 的に行き詰まっている現在の社会が、今後作っていかなければならない、やさしさを重んじる未来社会への先駆けにもなる
2.未来に現れる、より慈悲に富んだ社会では、負けても勝っても、苦楽を分かちあうことで、皆が幸福になる
3.仏の平安で広大な心である四無量心ー慈・悲・喜・捨の教え
この慈悲の心によって、苦と楽が循環する六道輪廻を脱して、解放された存在を菩薩と言う
4.自分だけが幸福になりたいというエゴが、本当に幸福になる智恵がない状態
菩薩は自分だけ幸福になることを捨て、差別のない平等心を持つ