2014年12月
第220回『自他の区別を超えた感謝と恩返しー家族・人間関係・政治 2014年12月7日福岡91min』 (2014年12月20日)
1. 国民と政治家は、良く考えれば繋がっていて分けらないもの。
大衆エゴで政治家を批判するばかりとなるのはどうか2. 自己評価は、他との優劣の比較・競争でばかり行うのではなく、自分自身の中でなすすべきであり、その際には、欠点の裏に長所があり、人と人の愛の違いは優劣ではなく個性であるという柔軟な発想も必要。
3.親や政治家に対して批判しながら、過剰に依存することに気を付け本当の意味で自己は自立し、親や社会への恩返しを意識することが、真の成長のステップではないか。
4.他に対する憎しみなどの否定的な感情を和らげる瞑想の方法
憎しみと反対の慈愛などの心の持ち方を見出して静めることができる。
悪いことをしている人に対しては、単なる怒り・憎しみではなく、慈悲心に基づいて善導することが相手にも自分に最善の道ではないか5.「感謝」という言葉を読んで字の如く、他から受けている恩恵を思う中で、自分の幸福の裏に他の労苦・犠牲があると気づいて、「謝罪を感じる」という意味合いがあるのでは。それは他への恩返しにつながる
第218回『知性(哲学、科学、宗教)の分析と霊性 2014年11月23日大阪60min』 (2014年12月20日)
1.哲学、科学、宗教の分析
哲学とは何か。哲学と科学とは。宗教と科学との違い、科学と非科学と の違いとはなんなのだろうか。人間の知性の営みとしての哲学、科学、宗教の違いとその繋がりを明らかにする。そして、科学と非科学との違いを分析していく とその違いの判断は難しくなり、人間の欲望に絡んで集団心理が働き、科学界と宗教界、産業界がそれぞれに繋がって類似性を帯びていく姿を明らかにしていく ことで、違いと繋がりを理解することの大切さを説いている。
2.質疑応答
①名誉棄損訴訟について。
3円訴訟の理由と、弁護士の有無。
②宗教から脱皮して残ったものとは。
宗教、科学、哲学、霊性をそれぞれ大切にしながらも絶対視せず、お互いが抑制しながらも支えあっていくバランスが大切であり、それが輪、和の思想である。脱皮して残ったものとは、混然一体とした調和、バランスを求めていく人類の叡智が存在している。