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2014年10月

  • 第214回『「輪の思想、法則、悟り」について 2014年9月28日東京47min』 (2014年10月28日)

    1.「輪の思想、法則、悟り」について

     まず、ひかりの輪の根幹の教えである、「輪の思想と法則、輪の悟りについて」におさらいします。
     縄文時代の環状集落や、聖徳太子の17条の憲法を例として、日本古来の思想として、平等主義的な世界観が「輪」にあらわされ、平等だからこそ、調和=「和」を尊ぶべきという思想があると説明されています。
    この「輪」と「和」の考えと同じ考えが仏教の「智恵」と「慈悲」です。
    これをあわせて、仏教の瞑想には、「哲学的な瞑想」と「慈悲の瞑想」があり、両方が必要の説明があります。
     さらに、この二つは人間の右脳と左脳の働きにも通じる面がり、左脳は理性・合理性=哲学的な瞑想に対応し、右脳が感性・情緒=慈悲に対応しているなどの解説があります。

     

    2.悟りの逆境論について

    苦しみは、内的条件(因)と外的条件(縁)の掛け算(相互作用)で生じ(苦しみ=内的条件×外的条件)、外的条件を変えることは難しいときに強い苦しみを感じますが、その場合でも内的条件を変えれば苦しみを消すことができ、それが悟りにつながります。具体的には、自己愛(とらわれ)を無くすこと。
    そして、この悟りのチャンスは、苦しみがある逆境のときの場合が多く、逆境こそ悟りのチャンスと言えます。
     逃げ切れない苦しみがあってこそ、すなわち逆境のときこそ、内的条件を変えようという意思が生じやすいからです。しかし、そのためには、普段から苦しみの原因は内的条件・自己愛(とらわれ)にもあることを深く学習して理解しておく準備が必要がす。こうしたことを代表の実体験を含め詳しく解説しています。

     

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