4月5日(土)・6日(日) 高尾山から小仏城山、相模湖へ至る東海自然歩道の信仰・自然を巡る
ひかりの輪では、2025年4月5日(土)・6日(日)に、東京の高尾山から、東京と神奈川の県境にある小仏城山(こぼとけしろやま)を経由して、神奈川の相模湖に至る東海自然歩道を歩き、その地の信仰と自然を訪ねる聖地巡りを行います。
高尾山(599m)は、日本で最多の登山者数を誇るともいわれるほど人気の登山スポットで、近年はフランスのミシュランガイドで三つ星に認定されるほど、海外からも高い注目を集めています。
山内には、真言宗智山派の大本山である高尾山薬王院があり、古くから山岳信仰の山としても仰がれてきました。そして、その信仰ゆえに、長年にわたって自然が大切に保存され、希有な植生や豊かな緑が今に至るまで保たれ、多くの人に癒しを与えているのです。
高尾山は、麓から中腹まで、ケーブルカーやリフトで登ることができます。
ケーブルカーを降りると、山頂まで爽やかな参道が続きます。
「霊気満山」の額がかかった「浄心門」から、薬王院の聖域に入ります。
薬王院の大本堂(下の写真)。薬王院は、約1270年前の天平16年(西暦744年)に、聖武天皇の勅命を受けた僧・行基によって開山されました。当初のご本尊が薬師如来だったことから、薬王院という名になったということです。
薬王院の本社(飯縄権現堂・下の写真)。ご本尊は飯縄大権現です(ひかりの輪では、本年6月にも飯縄大権現への信仰の発祥地である長野県の飯縄山・戸隠山への聖地巡りを行いました)。
薬王院内には随所に天狗の像があります。天狗は、飯縄大権現の眷属(随身)とされています。山岳信仰である修験道の行者「山伏」の姿が、天狗のモデルになっているともいわれています。
山頂の展望台からは、東京都心部や富士山を見晴らすことができます。
高尾山頂からは、さらに尾根伝いに走る東海自然歩道(一部、奥高尾縦走路と重複)を進んで、隣の小仏城山(670m)を目指します。道中からも、周りの山々のパノラマを楽しむことができます。
小仏城山の山頂です。山頂の標識と天狗の間に見える山(少し木の陰に隠れている)が、高尾山です。東京都心部の方もよく見えます。
そして、小仏城山からは、そのまま東海自然歩道を歩いて、相模湖畔に向けて下っていきます。
麓まで下ると、相模湖から流れ出た相模川が見えてきます。写真は、相模川にかかる弁天橋。
歩き続けると、次第に相模湖が見えてきます。
相模湖を望むことができる相模湖公園に到着です。
たそがれの相模湖畔。
最後は、相模湖畔から歩いて約10分のJR相模湖駅で解散となります。
高尾山頂まで至る方は多いと思いますが、この機会にぜひ奥高尾の方面へとご一緒できればと思います。
なお、江戸時代、富士山を信仰する「富士講」は、富士山に登る際に、高尾山を経由して行き、帰りに大山(神奈川県)に立ち寄る巡礼を行っていたということで、富士山・高尾山・大山は一体として尊重されていたようです。
ひかりの輪では、富士山への巡礼(①・②)、大山への巡礼も企画しておりますので、この高尾山等への聖地巡りと合わせてご参加いただき、往時の人々の信仰に思いをはせるとともに、今後の心身ともに豊かな人生に生かしていただければと思います。
皆さまのご参加を、心からお待ちしております。
◆日程
2025年4月5日(土)・6日(日)
◆参加費
10000円
※参加料金は諸事情により変動する場合があります。
※参加料金は、学習指導代を含みます。食事代は含まれません。
※心身障碍者・経済上の理由等がおありの方には、別コースや割引料金の用意がありますので、ご相談ください。
■キャンセル代
1.7日前~3日前までのキャンセルは、参加料金の50パーセント
2.2日前から当日のキャンセルは、参加料金の100パーセントとなります。
■ご注意
1.あらゆる関連法規を順守して行いますのでご協力ください。
ひかりの輪は、聖地巡りの実施形態に関連する法令の解釈について、関係官庁の指導に基づき、適法に聖地巡りを実行いたします。 つきましては、当団体が、参加者の方のために、外部の宿泊施設や運送会社を手配するいわゆる旅行業務を行ったり、車両による有償の運送を行ったりすることはなく、ボランティアの方や参加される皆様のご協力をいただく等しておりますので、何とぞご理解とご協力のほどお願い申し上げます。
2、一般の方も参加できますが、目的にご注意ください。
ひかりの輪の聖地めぐりは、会員ではなく、一般の方も参加できますが、単純に神社仏閣等などを参拝する旅行ではなく、ひかりの輪の思想に関連付けながら、様々な学習をすることが目的ですので、一般の旅行業者と同じような目的でのご利用はお控えください。
3.ご参加をお断りする場合
ひかりの輪のイベントの目的は、その思想と実践の学習、ないしは、学習に関心がある方に実際に体験する機会を提供することなどです。 よって、参加の目的が、例えば、元オウム信者をネット等で話題にして楽しむこと(いわゆる「オウマー」と呼ばれる活動)や、特定会員への妄想的な恋愛感情等によるもの(時としてストーカー行為に発展する恐れがある「追っかけ」などを含む)と判断される場合や、活動の妨害・他の参加者の迷惑になる言動(飲酒状態や攻撃的言動)がある場合には、参加をお断りする場合があります。
なお、過去のオウムに関する清算や、現団体の社会的事柄への取材やご批判は、団体のイベントではなく、広報部の方で承りますので、ご了解ください。
※本行事の予定は、変更になる可能性がありますので(天候等の諸条件や一定数の参加者が集まらない場合などの中止や時間変更など)、参加ご希望の場合は、必ず事前に下記ご連絡先までご確認をお願い申し上げます。
■お申込み・お問い合わせ先
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