聖地めぐり
ひかりの輪で行っている日本の聖地めぐりのご案内です。

2023年の聖地巡り

12月16日(土)鎌倉新仏教・神仏習合の聖地――鎌倉を巡る

12月16日(土)、神奈川県の鎌倉の社寺等への聖地巡りを行いますので、お知らせいたします。

鎌倉は、1180年に源頼朝が本拠を定めて以降、鎌倉幕府滅亡まで、鎌倉時代の武家政権の中心地であった所です。そして同時に、時の将軍や武士たちによって多くの寺院が建てられ、新たな仏都としての顔を持つようになっていったのですが、現代でも寺社の建ち並ぶ鎌倉の町並みは、古都の雰囲気を感じさせてくれます。


●鎌倉の社寺

鎌倉は、かつて鎌倉幕府が開かれ政治の中心地となったことから、鎌倉新仏教を中心とした仏教文化が栄えた土地であると同時に、仏教と神道の習合(神仏習合)の象徴的な存在である八幡神(鶴岡八幡宮)をお祀りする土地でもあります。

今回は、日本三大八幡の一つとされる鶴岡八幡宮、観音信仰で知られる長谷寺、禅で有名な建長寺、そして鎌倉大仏など、代表的な社寺を参拝させていただくとともに、由比ヶ浜から鎌倉の海を望みます。

●鶴岡八幡宮

古都・鎌倉の中心部に位置する鶴岡八幡宮。その歴史は康平6年(1063年)、源頼義が源氏の守り神として由比郷鶴岡(現在の材木座)に京都の石清水八幡宮を勧請したことから始まります。後に源頼朝が現在の地へ遷し、鶴岡若宮と称したのが現在の鶴岡八幡宮。鎌倉幕府から篤く信仰された鶴岡八幡宮は、広く武門の神、勝利の神として崇敬を集めることとなったのです。

また、仏教や神道の歴史を見ると、八幡神は神道の神でありながら、最も初期に仏教の仏と習合した、「神仏習合」の先駆けともいえる存在です。

そんな歴史的背景はもちろんのこと、鎌倉の街を貫く参道、大臣山を背に負って堂々とたたずむ姿は、古くから「鎌倉の象徴」であったことを感じさせます。
近年では三大八幡宮の一社に入ることがあり、境内は国の史跡に指定されています。
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●建長寺

   鎌倉五山第一位の臨済宗・建長寺派の大本山で、国の重要文化財に指定されている総門・山門・仏殿・法堂・方丈が一直線に並ぶ伽藍配置が残ります。

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●長谷寺

鎌倉の西方極楽浄土と謳われ、1年を通じ「花の寺」として親しまれています。本尊の十一面観音菩薩は、高さ9.18mを誇る日本最大級の木彫仏です。また、坂東観音霊場の第四番札所として、往古より衆生の崇敬を集める古刹です。


寺伝によれば、奈良・長谷寺の開山の発願に基づき、楠の巨大な霊木から造られた二体の観音像のうち、一体が奈良・長谷寺の本尊となり、残る一体は、縁ある地での衆生済度の誓願が込められ、行基菩薩によって海中に奉じられ、その後、天平8年になって、その観音菩薩像が、相模国の沖合に現れたため、鎌倉へ遷座され、鎌倉の長谷寺の基礎となったといわれています。

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観音堂の先には、すぐ近くにある由比ヶ浜はもとより、三浦半島、相模湾までも望む見晴台があり、鎌倉の海を眺めることができます。

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●高徳院(鎌倉大仏)

高徳院は、神奈川県鎌倉市長谷にある浄土宗の寺院です。本尊は「鎌倉大仏」「長谷の大仏」として知られる阿弥陀如来像です。

2004年2月27日、境内一帯が「鎌倉大仏殿跡」の名称で国の史跡に指定されました。本尊の大仏は阿弥陀如来。高さは12.38m、総重量は121トンです。鎌倉の大仏は鎌倉の仏像の中で唯一の国宝です。

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高徳院住職の佐藤孝雄氏は「参拝者が御尊体に触れられる、希有な国宝仏」と言われていますが、確かに、このような国宝は大変めずらしいものです。

人が、仏像の胎内まで入ることができ(現在はコロナ対策のため休止中)、胎内では、仏像と参拝者を隔てる壁一つ置かれず、直に仏のお体に触ることができます。きっと、このようなあり方が、長らく人々に親しまれてきた大仏さまたるゆえんなのでしょう。

寺に伝わる「鎌倉大仏由来記」によると、この鎌倉大仏は、源頼朝の侍女であった者が発願し、僧・浄光が、民間から資金を募って作ったもので、国家や王侯貴族が資金を出して作ったものではないといわれています。

鎌倉幕府の公式記録である『吾妻鏡(あづまかがみ)』は、1252年8月17日に、「釈迦」如来像の鋳造開始を伝えていて、これが鎌倉大仏を指すといわれていますが、この大仏さまは、実際は、阿弥陀如来像です。

なお、神仏習合の世界では、最初にご紹介した鶴岡八幡宮の御祭神である八幡神は、仏教でいう阿弥陀如来だと位置づけられています。鎌倉を代表する神社の神様と、寺院の仏さまが実は同体だとされているのは、宗教の融合・共存という観点からも、とても興味深いものだと思います。

●由比ヶ浜

由比ヶ浜は、鎌倉市南部の相模湾に面した海岸で、今は海水浴場として知られています。

晴れた日の夕方には、西に沈む美しい夕陽を眺めることができる場所でもあります(なお、鎌倉仏教の中の浄土宗などで重視された経典・観無量寿経には、太陽が西の空に没していく様を観察し、もって極楽浄土が西方にあることを思い浮かべる「日想観」という修行が説かれていますが、それにふさわしい空間が現出されます)。


●その他に

また、上記以外に、佐助稲荷神社宇賀福神社〈銭洗弁財天〉海蔵寺への参拝も予定しています。

皆様とご一緒に、万物の共存と平和を祈る聖地巡りが出来れば、うれしく思います。ご参加をお待ちしております。


●ご参加の詳細

■実施日と行程

・2023年12月16日(土)


■参加料金 12000円

※上記参加料金とは別に、寺院拝観料(計1300円)は各自でご負担いただきます。
※参加料金は諸事情により変動する場合があります。
※心身障碍者・経済上の理由等がおありの方には、別コースや割引料金の用意がありますので、ご相談ください。

■キャンセル代

1.7日前~3日前までのキャンセルは、参加料金の50パーセント
2.3日前から当日のキャンセルは、参加料金の100パーセントとなります。

■ご注意

1.あらゆる関連法規を順守して行いますのでご協力ください。

 ひかりの輪は、聖地巡りの実施形態に関連する法令の解釈について、関係官庁の指導に基づき、適法に聖地巡りを実行いたします。 つきましては、当団体が、参加者の方のために、外部の宿泊施設や運送会社を手配するいわゆる旅行業務を行ったり、車両による有償の運送を行ったりすることはなく、ボランティアの方や参加される皆様のご協力をいただく等しておりますので、何とぞご理解とご協力のほどお願い申し上げます。

2、一般の方も参加できますが、目的にご注意ください。

 ひかりの輪の聖地めぐりは、会員ではなく、一般の方も参加できますが、単純に神社仏閣等などを参拝する旅行ではなく、ひかりの輪の思想に関連付けながら、様々な学習をすることが目的ですので、一般の旅行業者と同じような目的でのご利用はお控えください。

3.ご参加をお断りする場合

 ひかりの輪のイベントの目的は、その思想と実践の学習、ないしは、学習に関心がある方に実際に体験する機会を提供することなどです。 よって、参加の目的が、例えば、元オウム信者をネット等で話題にして楽しむこと(いわゆる「オウマー」と呼ばれる活動)や、特定会員への妄想的な恋愛感情等によるもの(時としてストーカー行為に発展する恐れがある「追っかけ」などを含む)と判断される場合や、活動の妨害・他の参加者の迷惑になる言動(飲酒状態や攻撃的言動)がある場合には、参加をお断りする場合があります。

 なお、過去のオウムに関する清算や、現団体の社会的事柄への取材やご批判は、団体のイベントではなく、広報部の方で承りますので、ご了解ください。

※本行事の予定は、変更になる可能性がありますので(天候等の諸条件や一定数の参加者が集まらない場合などの中止や時間変更など)、参加ご希望の場合は、必ず事前に下記ご連絡先までご確認をお願い申し上げます。

■お申込み・お問い合わせ先

●東京本部教室(関東・甲信越):細川美香
担当者携帯電話:080-2273-3588
メールアドレス:tokyo@hikarinowa.net

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