聖地めぐり
ひかりの輪で行っている日本の聖地めぐりのご案内です。

2023年の聖地巡り

8月7日(月) 京の都を守護してきた古社と寺院を巡る

 ひかりの輪では、8月7日(月)に、京の都を守護してきた代表的な古社と寺院を訪れる聖地巡りを行いますので、お知らせします。

●石清水八幡宮――王城の守護、国家第二の宗廟

 石清水八幡宮は、創建以来、都の裏鬼門(西南の方角)を守護する王城鎮護の神とされ、伊勢神宮に次ぐ「国家第二の宗廟」として、篤い崇敬を集めてきました。

 創建は清和天皇の御代、平安時代初期(859年)にさかのぼります。奈良大安寺の僧・行教が、「吾れ都近き石清水男山の峰に移座して国家を鎮護せん」と、現在の大分県に鎮座する宇佐八幡宮の八幡大神から託宣を受け、その翌年に建立されました。

iwashimi01.jpg 創建当初から特別扱いを受け、天皇や上皇による参拝は約250回におよぶそうです。

 鎌倉の鶴岡八幡宮も、ここから分霊を勧請して造られましたが、以後、全国各地の武士が八幡神を勧請して祀るようになった源流はここにあります。

iwashimi02.jpg 中世には「神は八幡」といわれ、神様の代名詞ともされるほど全国で信仰されました。そして、八幡神を祀る神社の数も、稲荷大神を祀る神社と1・2を争うほどの多さを誇っていますが、八幡神の正体については、古事記や日本書紀にも明記されておらず、いまだに謎多き神秘的な神でもあります。

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●八坂神社――祇園祭の神社

 上記の石清水八幡宮が、都の裏鬼門(西南の方角)を守護する神社であるとすれば、この八坂神社は、四条通の東の端に鎮座し、都の東を護る神社と位置付けられてきました。
 ご祭神は、素戔嗚尊(すさのおのみこと)です。

yasaka01.jpg 社伝によれば、7世紀に八坂氏の祖である伊利之(いりし)が高句麗より来朝し、新羅国牛頭山の素戔嗚尊の神霊を遷しお祀りしたと伝えられています(南都の日本人僧侶が創建したとの説もあります)。

 八坂神社は、祇園社とも呼ばれ、祇園祭で有名ですが、その祇園の名は、牛頭天王(素戔嗚尊)が、祇園精舎の守護をしていたという故事からそう呼ばれるようになったといいます。

yasaka02.jpg 平安時代になって、疫病が流行した際、八坂神社に祈りが捧げられ流行が止んだことが発展の契機となりました。それ以降、古来厄除けの神としても、貴族から民衆まで多様な人々の信仰を集めました。

yasaka03.jpg そのためか、ご祭神の素戔嗚尊の本地仏は、現世の救済を担当する薬師如来(人々の病気を治してくれる仏)とされてきました。下記の平等院に祀られた阿弥陀如来が、来世の救済を担当しているのと対照的です。


●平等院――「この世の極楽」を現出した浄土信仰の聖地

 平等院は、宇治川のほとりの景勝の地に、浄土経典に描かれた極楽浄土を現出させようとして造られた寺院として知られます。

byodoin01.jpg 阿弥陀如来を祀る鳳凰堂(10円硬貨に描かれていることでも有名)や周囲の庭園は、観無量寿経(極楽浄土に至りたければ極楽浄土を観想するように説く経典)に基づき、極楽浄土とその教主・阿弥陀如来を観想するために造られたといわれています。

byodoin03.jpg 藤原氏によって建立された年は、ちょうど日本に末法が到来したとされる年(1052年)で、当時の人々が末法に不安を覚え、阿弥陀如来の極楽浄土に往生する浄土信仰を心のよりどころとしていたことがうかがえます。

 鳳凰堂は国宝に指定され、世界文化遺産の構成資産ともなっています。
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◆日程

2023年8月7日(月)

集合:9時45分に八坂神社にて
解散:15時30分~16時頃に石清水八幡宮にて

※参加希望者が一定数以上の場合は、上祐代表も参加する予定です。
※参加希望者が一定人数未満の場合は、開催を中止する場合があります。

◆参加費:12000円

※参加料金は、諸事情・状況により多少変更する場合がございます。

※上記の参加費には、拝観料・食事代・保険料は含まれません。これらの料金は、参加者の方から直接、現地の業者及び施設にお支払いいただくことになります。

◆キャンセル代

1.7日前~3日前までのキャンセルは、参加料金の50パーセント
2.3日前から当日のキャンセルは、参加料金の100パーセント

◆ご注意

1.あらゆる関連法規を順守して行いますのでご協力ください。

 ひかりの輪は、聖地巡りの実施形態に関連する法令の解釈について、関係官庁の指導に基づき、適法に聖地巡りを実行いたします。
 つきましては、当団体が、参加者の方のために、外部の宿泊施設や運送会社を手配するいわゆる旅行業務を行ったり、車両による有償の運送を行ったりすることはなく、ボランティアの方や参加される皆様のご協力をいただく等しておりますので、何とぞご理解とご協力のほどお願い申し上げます。

2、一般の方も参加できますが、目的にご注意ください。

 ひかりの輪の聖地めぐりは、会員ではなく、一般の方も参加できますが、単純に神社仏閣等などを参拝する旅行ではなく、ひかりの輪の思想に関連付けながら、様々な学習をすることが目的ですので、一般の旅行業者と同じような目的でのご利用はお控えください。

3.ご参加をお断りする場合

 ひかりの輪のイベントの目的は、その思想と実践の学習、ないしは、学習に関心がある方に実際に体験する機会を提供することなどです。
 よって、参加の目的が、例えば、元オウム信者をネット等で話題にして楽しむこと(いわゆる「オウマー」と呼ばれる活動)や、特定会員への妄想的な恋愛感情等によるもの(時としてストーカー行為に発展する恐れがある「追っかけ」などを含む)と判断される場合や、活動の妨害・他の参加者の迷惑になる言動(飲酒状態や攻撃的言動)がある場合には、参加をお断りする場合があります。
 なお、過去のオウムに関する清算や、現団体の社会的事柄への取材やご批判は、団体のイベントではなく、広報部の方で承りますので、ご了解ください。

※本聖地巡りの予定は、変更になる可能性がありますので(天候等の諸条件や一定数の参加者が集まらない場合などの中止や時間変更など)、参加ご希望の場合は、必ず事前に下記ご連絡先までご確認をお願い申し上げます。

■お問い合わせ先

●大阪支部教室
担当:山口雅彦
携帯電話:090-6852-4929
メールアドレス:nagoya@hikarinowa.net

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