9月22日~23日、純粋な自然の聖地・上高地を聖地巡礼します
ひかりの輪では毎年恒例となった、上高地の聖地巡礼を今年も実施いたします。
上高地は、ひかりの輪がご縁を感じている素晴らしい聖地の一つで、
標高約1,500メートルの場所にある日本有数の山岳景勝地です。
中部山岳国立公園の一部として、
国の文化財(特別名勝・特別天然記念物)に指定されています。
大きな神社仏閣があるわけではないのですが、
その純粋な自然の美しさは、他に類を見ないほどで、
まさに純粋な自然の聖地というにふさわしく、
現地の観光案内にも
「この世の聖地、上高地」というコピー宣伝がありました。
穂高岳をはじめとする万年雪を湛える3,000メートル級の日本アルプスの山々が
眼前にそびえ、その山々からは、新鮮な雪解け水が、
冷たくも透明で美しい梓川が流れだしています。
その川は、本当に美しい透明なエメラルドグリーンの色をしています。
小さな噴煙を上げる活火山の焼岳は、各種の温泉の恵みと癒しをもたらしています。
標高1,500メートルの大地は、さまざまな高山植物、
動物や虫たちが生きる林や美しい池に恵まれています。
上高地は、こうした自然が、自然に調和して存在するさまを、
現代に生きるわたしたち人間に見せてくれているかのようです。
こうした、雄大な山々と透明な清流、豊かな緑と澄んだ空気に包まれた、
まさに自然の宝庫ともいうべき上高地は、その神々しいまでの美しさにふさわしく、
「神が住む所」という意味で「神河内」と記されたり、
また「神が降りた地」として「神降地」という文字が当てられることもあります。
太古の昔、海の神である綿津見神(ワタツミノカミ)の子、
穂高見神(ホタカミノカミ)が、上高地から望むことのできる奥穂高岳に降臨し、
この地方を開拓し、まつられたことから、
この地名がついたといわれています。
こうして、太古の昔から、神々をおまつりするに最も適した
神聖な浄地とされてきたところです。
今回はこの美しい上高地の自然の中で、瞑想と歩行禅(散策)をしながら巡礼し、
自らの心身を基として、自然の調和を学んでいきたいと思います。
このように美しい上高地は、
一生に一度はぜひ感じていただきたい聖地の一つです。