聖地めぐり
ひかりの輪で行っている日本の聖地めぐりのご案内です。

2021年の聖地巡り

10月15日(金)~17日(日)「世界遺産登録記念特別企画:北海道の聖地・自然・縄文遺跡巡り」-----広大な大自然と共に世界遺産の縄文遺跡と寺社を巡る!

2021年7月27日に「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界遺産に登録されました。

「北海道・北東北の縄文遺跡群」は、北海道・青森県 ・秋田県・岩手県に所在する「1万年以上にわたって採集・漁労・狩猟により定住した人々の生活と精神文化を伝える 17 の考古遺跡」です。

ひかりの輪では、特に今年、縄文時代からの学びを続けていますが、この度(2021年10月15日(金)~17日(日))は、世界遺産登録記念特別企画として、北海道の聖地・大自然・縄文遺跡めぐりを行うことになりました。なかなか幾度と行うことのできない企画ですので、この機会にぜひご検討ください。

詳細は調整中ですが、取り急ぎ主な内容をお知らせいたします。

■訪問場所

訪問場所は、以下の通りです

※訪問予定地は、天候や状況により若干の変更の可能性があります。また、博物館・資料館は、コロナウィルス感染拡大の状況により、見学の可否含め状況が変動します。

 

●1日目:10月15日(金)小樽市近辺

小樽は、雄大で美しい大自然と、縄文時代の古代祭祀遺跡の密集する聖地です。

◎ストーンサークル(環状列石・国の史跡含む)

小樽近郷には、なんと80以上ものストーンサークルが存在しています。そのうちのいくつかを訪れます。

地鎮山環状列石



忍路環状列石

◎洞窟壁画(国指定史跡)

日本にも 、 壁画のある縄文時代の 洞窟遺跡があります 。 日本では唯一、小樽の二か所のみでしか確認されておらず、大変貴重な遺跡です。800 を超す刻画があり、特に角や翼で仮装した人像シャーマンを表したものと推察されている)が多く 、何らかの宗教的儀礼の場であったことや、アムール川(シベリア東側を流れる川)周辺 ・ロシア・中国・朝鮮半島などに見られる岩壁画とよく似た古代の彫刻であるとわかってきたことにより、 この洞窟壁画は、 日本海を囲む大きな文化の流れを表すものだと考えられているそうです。(参考:小樽市 HP など)



◎日本最古の龍神のご神体山 :フゴッペ岬

海に突き出たフゴッペ岬は、日本最古の龍神のご神体山として古代から大切に祀られてきた、北海道・ 東北地方の古代の神・ アラハバキ神の起源と伝わります。


フゴッペ岬


フゴッペ川


●2日目:10月16日(土):千歳市近辺:世界遺産:キウス周堤墓群、支笏湖 等

千歳市には、 国立公園にもなっている美しい 支笏湖を中心とする大自然があり、まさに絶景です。 世界遺産のキウス周堤墓群が存在します。

◎キウス周堤墓群(世界遺産)

「周堤墓とは、地面に円形に竪穴を掘り、掘り上げた土を周囲に環状に積み上げることで大規模なドーナツ状の周堤を作り、その中に複数の墓を配置した大規模な集団墓です。 ・・・ 本資産は、 定住成熟期後半の大規模な土手で囲まれた共同墓地であり、内陸地域における生業と独特な構造の墓地を構築する高い精神性を示す重要な遺跡です。北海道・北東北の縄文遺跡群 HP) 」

特徴は、円形の造成、その大きさは、一番低い底の部分から見れば4.7mほどの高さにまで土が盛られ、その円形の墓地の周囲は83mほどに至るものもあります。その中からは、見事に形成された美しい石棒、2m近くの石柱、石板や遺骨などが見つかっています。



◎支笏湖(支笏洞爺国立公園)

支笏湖は、およそ 4 万年前に支笏火山の噴火でできた陥没地に水が溜まって形成されたカルデラ湖です。長径13km 、短径 5kmの東西に長いマユ型の湖で、周囲は約 40km 、最大深度約360m、平均水深約265mと 、国内では秋田県の田沢湖に次いで 2 番目の深度を誇り、日本最北の不凍湖です。

透明度は非常に高く、水質は2018 年度まで11年連続日本一に評価されています。この透明度と水質を誇る支笏湖の澄んだ水は 、光に照らされることで「支笏湖ブルー」と言われる青色の輝きを放ちます。


●3日目:10月17日(日):世界遺産(北黄金貝塚 、入江・高砂貝塚 )、洞爺湖、白老町 等

今回登録された世界遺産の貝塚が三つあり、国立公園の美しい洞爺湖、アイヌの人たちがたくさん住んでいた白老町などをめぐります。

◎北黄金貝塚:伊達市

海のそばの高台の巨大な敷地に存在する北黄金貝塚は圧巻の大きさです。すべての生き物と人を同じように大切にしてきた縄文人の精神性の高さを感じることができます。


「本資産は、定住発展期前半の貝塚を伴う集落であり、沿岸地域の生業や、海進・海退といった環境変化への適応、貝塚や水場での祭祀・儀礼などの高い精神文化を示す重要な遺跡です。 (北海道・北東北の縄文遺跡群 HP)」


◎入江貝塚:虻田郡洞爺湖町

洞爺湖のふもとに位置する貝塚群で、縄文人が助け合って暮らしていたことを知ることができます。

「集落は竪穴建物による居住域と土坑墓による墓域で構成され、貝塚は段丘の縁や斜面に形成されています。 ・・・墓域からは筋萎縮症に罹患した成人男性の人骨が検出されており、長期にわたり周囲の人々の手厚い介護を受けながら日常生活を送っていたことを示しています。 ・・・ 本資産は、定住成熟期前半において、共同の祭祀場や墓地を支えた周辺の集落の典型であり、沿岸地域における生業と精神生活の在り方を示す重要な遺跡
です。 (北海道・北東北の縄文遺跡群 HP)」


◎高砂貝塚:虻田郡洞爺湖町

「水産資源豊富な内浦湾に面し、後背地には落 葉広葉樹の森が広がっていました。・・・遺跡には貝塚と墓域が形成されています。・・・貝塚周辺には砂浜が発達していたとともに、一時的な寒冷化であったことを示しています。・・・本資産は、定住成熟期後半の貝塚を伴う共同墓地であり、沿岸地域における生業と高い精神性による祭祀・儀礼の在り方を示す重要な遺跡です。(北海道・北東北の縄文遺跡群 HP)」



◎洞爺湖(支笏洞爺国立公園)

洞爺湖有珠山ジオパークとして「日本ジオパーク」「世界ジオパーク」に登録されています。また、「日本百景」「新日本旅行地 100 選」「美しい日本の 歩きたくなるみち 500 選」にも選定されている美しい湖です 。約 10.6~10.9 万年前に洞爺火砕流をともなう噴火が起こり、「洞爺カルデラ」が形成されました。約 5 万年前の火山噴火にともない出来た4つの島(中島)が湖の中央に浮かんでい ます 。 2008 年に洞爺湖サミットが行われました。

◎白老町

かつては白老町に、大規模なアイヌの人たちの村がありました。現在はアイヌ文化を学ぶ博物館が存在しています。

※「北海道・北東北の縄文遺跡群」とは?

現在、世界遺産は世界全体で1154 件に上り、そのうち日本からは 25 件が登録されています。 文化遺産オンライン https://bunka.nii.ac.jp/special_content/hlinkK より ご紹介。

「北海道・北東北の縄文遺跡群」は、1万年以上にわたり採集・漁労・狩猟により定住した人々の生活と精神文化を伝える文化遺産です。北海道・青森県・岩手県・秋田県に所在する 17 の遺跡で構成されています。
  本資産が位置する北海道・北東北は、山地、丘陵、平地、低地など、変化に富んだ地形であり、内湾や湖沼及び水量豊富な河川も形成されています。ブナやミズナラ、クリ、クルミなどで構成される冷温帯落葉広葉樹(北方ブナ帯)の森林が広がり、海洋では暖流と寒流とが交差することによって豊かな漁場が生まれ、サケやマスなどの回遊魚が遡上するなど、北東アジアの中でも恵まれた環境にありました。
  人々は、この環境の下で育まれた森林資源を管理しながら利用し、食料を安定して確保するとともに、採集・漁労・狩猟を基盤として約 15,000 年 前から土器を使用して、定住を開始しました。その後、気候変動及びそれによる海水面の上昇・下降、火山噴火などの環境の変化に巧みに対応しつつ、集落を形成し、発展させ、成熟させました。本資産はその変遷過程を、物証をもって余すことなく説明することができます。
  さらに、墓地、環状列石、貝塚、盛土遺構等の祭祀的な空間や構造物を構築・発展させ、母性を表現したとされる土偶に見られるような独特の精神文化を育み、成熟した定住を営みました。
このように本資産は北東アジアにおける農耕以前の人類の生活と、精緻で複雑な精神文化を示す 物証として顕著な普遍的価値を持っています。」


■日程

2021年10月15日(金)、16日(土)、17 日(日)

■参加料金

1日あたり13000~14000円

※訪問場所の入場料は上記参加費とは別にご負担いただきます。
※心身障碍者・経済上の理由等がおありの方には、別コースや割引料金の用意がありますので、ご相談ください。

≪道内の方へ≫

①道内からご参加の方は、スケジュールの異なる以下の料金のコースがあります。
・1日あたり 9000円~12000円
・部分参加:1日ではなく、短時間のご参加もお受付しています。時間や料金など、お気軽にお問い合わせください。

②道内の方で、道外からご参加の方と同スケジュールをご希望の場合は、上記同料金となります。

■キャンセル代

1.7日前~3日前までのキャンセルは、参加料金の50パーセント
2.3日前から当日のキャンセルは、参加料金の100パーセントとなります。

■集合・解散場所との往復の交通機関および宿舎の手配について

参加者の方には、10月15日の集合時間と集合場所(札幌市内)および17日の解散時間・場所をお知らせしますので、ご自宅等と集合・解散場所との間の往復の交通機関(航空機等)や、15日・16日の宿舎の予約や代金のお支払いは、ご自身でお願いします。ただし、団体スタッフは上記手配に必要な情報提供にご協力が可能です(スタッフの航空便や宿舎の情報を含め)。

■参加者の無償奉仕による運送のお知らせ

1.出発時に集合場所に集合する方は、他の参加者が運転する車両に同乗することができます。

2.これは、参加者の無償の奉仕であり、団体による運送サービスではありません。

3.これを利用されず、マイカーでのご参加も可能ですが、参加料金は減額されません。

4.現地に集合した後の利用も可能ですが、人数に限りがありますので、事前にお申し込みください。

■ご注意

1.あらゆる関連法規を順守して行います(関連法令の解釈は関係官庁の指導に基づきます)。

  当団体は、宿泊施設や運送会社を手配する旅行業務や、車両による有償の運送業務は行ないません。運転は個々の参加者の奉仕活動であり、経費も個人の寄付で賄われています。そのため、一部ボランティアの方のご協力をいただきますので、ご了解下さい。

2.参加者の皆さんの安全の確保に最善を尽くします。

  奉仕活動の運転の安全確保のため、車両点検・健康管理・法令順守等の確認を行いますので、スタッフにご協力ください。また、事故・怪我・疾患に関しても、スタッフが予防努力を行うと共に、旅行保険に加入しますので、ご協力ください(費用は参加料金に含まれていますが、直前のお申し込みの場合は加入が間に合いませんので、ご了解ください)。

3.一般の方も参加できますが、目的にご注意ください。

  ひかりの輪の聖地めぐりは、会員ではなく、一般の方も参加できますが、単純に神社仏閣等などを参拝する旅行ではなく、ひかりの輪の思想に関連付けながら、様々な学習をすることが目的ですので、一般の旅行業者と同じような目的でのご利用はお控えください。

■お問い合わせ先

北海道の方はこちらへ
仙台支部教室(東北・北海道地区)担当:宗形真紀子
電話:022-352-0562
メールアドレス:sendai@hikarinowa.net

●東京本部教室(関東・甲信越):細川美香
担当者携帯電話:080-2273-3588
メールアドレス:tokyo@hikarinowa.net

●名古屋支部教室:山口雅彦
担当者携帯電話:090-6852-4929
メールアドレス:nagoya@hikarinowa.net

●大阪支部教室(関西・中国地区)担当:田渕智子・山口雅彦
担当者携帯電話:080-2513-6017(田渕)
090-6852-4929(山口)
メールアドレス:osaka@hikarinowa.net

ひかりの輪
 👆参加ご希望の方はこちら
一般の方のために
上祐史浩・ひかりの輪YouTubeチャンネル
ひかりの輪の広場
活動に参加された方の体験談
ひかりの輪ネット教室
ひかりの輪ネットショップ
著作関係
テーマ別動画

テーマ別の動画サイトです

 

 

水野愛子のブログ「つれづれ草」
水野副代表のブログ
広末晃敏のブログ「和の精神を求めて」
広末副代表のブログ
外部監査委員会
アレフ問題の告発と対策
地域社会の皆様へ