2月3日(土)~4日(日):日本三景・松島と伊達政宗ゆかりの仙台の聖地自然めぐり~中世東北随一の霊場・奥州の高野(宮城県)のお知らせ
2024年2月3日(土)~2月4日(日)の土日に、日本三景として名高い「松島」と仙台の聖地自然めぐりを行います。
今回は、全国からのご参加を募集(東京からも出発)、選りすぐりの松島・仙台の見どころをご案内いたします。
古来から都人の憧れだった松島は、日本三景の美しい風景だけでなく、奥州の高野と呼ばれる霊地、高僧たちの修行の場でもあったのです。現在も栄える100万人都市・仙台近辺には、山や川の大自然の風景や神社仏閣など多くの見どころがあります。
今回は、一泊二日(日帰り参加も可能)で松島を中心にゆったりと行う聖地巡り、ご参加いただけましたら幸いです。
松島の冬の美しさは格別です。キンと冷えた澄んだ空気に青い空。雪はその年によって変化がありますが、雪景色の松島もまさに絶景です。
◎日本三景・松島
海に浮かぶ緑の島々が作る自然の絶景――丘陵に囲まれたリアス式海岸に大小さまざまな260余りの島が点在する松島は、江戸時代から日本三景の一つとされてきました。
日本三景はそれぞれ雪・月・花の名所とされますが、松島は月があてられます。松島の月は、14世紀には中国にも知られるほど著名でした。
17世紀後半には、松尾芭蕉が『奥の細道』の冒頭で「...松島の月、まづ心にかかりて...」と記して江戸を発っています。
奈良時代に辺境の地であったこの地には、旅する人も少なく語れる人も稀であり、松島の美しさと珍しさは都人のあこがれとなったようで、古今和歌集などに多くの歌が詠まれました。
松島のもう一つの特徴は、古代においてたくさんの高僧が修行の地とした霊地、だということです。
◎中世東北随一の霊地・松島
松島は、雄島を中心に、「中世東北随一の霊場」で、「奥州の高野」と呼ばれました。雄島は、中世から、陸と海の狭間にあることから、此岸と彼岸をつなぐ島と考えられ、全国から多くの僧が集まり修行に励み、死者の極楽往生の祈りが捧げられたそうです。
雄島は瑞巌寺の「奥の院」といわれています。島内は、かつて108もあったという多数の岩窟、かつて100体もあったという苔むした仏像や卒塔婆がそこかしこに見え、中世の霊場の雰囲気が今も残されています。
松島の仏教史上で重要な存在である見仏上人(平安時代の人物)は、この雄島で12年間一歩も出ずに修行をしたといわれています。
また、昔の仏教修行者は、海や地平線に沈む夕日を見て極楽浄土を観想し精神統一する「日想観」の修行を行っていたといいます。
◎松島四大観
松島の周囲の丘や高台には「松島四大観」(まつしましだいかん)と呼ばれる景勝地があります。遠方からの眺めに加え、様々な島々を間近で観覧できる松島湾の遊覧船での周遊も格別です。
当日は、瑞巌寺・五大堂などのさまざまな仏教の聖地、松島湾を大きく巡ります。
◎扇谷 聖徳太子・達磨大師ゆかりの聖地
扇のような形の松島の海
このお二人の「待つ」が、「松」と転じて、「松島」と呼ばれるようになったとも伝えられています。
◎国宝・瑞巌寺
松島湾岸で随一の仏教寺院が国宝・瑞巌寺。慈覚大師が開創し、禅の高僧・雲居禅師が伊達政宗が復興、伊達家の菩提寺でもあります。
禅の庭園の大変美しい、円通院という寺院も隣接しています。
◎五大堂
遊覧船の発着する松島湾岸にあるのが仏教名所の五大堂。瑞巌寺の奥の院、坂上田村麻呂が創建し、慈覚大師が五大明王を祀りました。
◎伊達政宗と青葉城(仙台城)跡・仙台護国神社
戦国の勇、独眼竜とも呼ばれた伊達政宗が今日の仙台の基礎を作りました。
仙台の地名は、「仙人が住むような理想の場所」に由来します。 政宗が築いた青葉城(仙台城)跡は、もともと最高の場所に作られた最大のパワースポットともいわれています。
※昨年の修復は完了し伊達政宗像も御覧いただけます。
伊達政宗公は、あと少し早く生まれていれば家康に代わって戦国の覇者となっていたとも言われます。秀忠・家光にも深く尊敬された政宗は、武将としてのみならず、人生哲学、経済・産業、芸術・文学、西洋文化にも優れた人物であり、その智恵を学びたいと思います。
今でも政宗が見守っている仙台城(青葉城)跡は、広瀬川含め仙台市内を一望でき、とても気持ちのよい清々しいところです。
以下は青葉城跡地にある清らかな宮です。
◎瑞鳳殿
城跡のすぐ近くに、達政宗をはじめとした三代が眠る墓所・瑞鳳殿。経ヶ峰という仏教の霊地に作られました。
◎国宝・大崎八幡宮
政宗が、当代随一の巨匠に造営させた大崎八幡宮(国宝)。日光東照宮さながらの絢爛豪華な造り。
◎陸奥国一之宮・鹽竈(しおがま)神社
仙台からすぐ近くに、東北鎮護・陸奥一宮である古代からの聖地・鹽竈(しおがま)神社が鎮座します。東北の中心ともいえる神社です。塩の神・安産 の神として庶民の信仰を集めています。
■日程の概略
2024年2月3日(土)~2月4日(日)
※当日の天候や現地の状況によって、訪問地の一部を変更したり、参加料金が多少増減する場合があります。
※参加希望者が一定数以上の場合は、上祐史浩(ひかりの輪代表)も参加する予定です。
※参加希望者が一定人数未満の場合は、開催を中止する場合があります。
■参加料金
◎東京からご参加の場合
・2月3日(土):20000円、2月4日(日)20000円 両日:40000円
◎仙台からご参加の場合
・2月3日(土):12000円
・2月4日(日):12000円(聖地巡りとセミナー合わせた料金です。※2月4日は、14時~仙台教室にて、上祐史浩の仏教・心理学セミナーを開催)
※諸事情・状況により、料金が多少変更する場合がございます。
※参加料金は、学習指導代に加え、かける場合がある旅行保険代は含みますが、食事代・拝観料・宿泊代は各自で現地でお支払いいただくことになります。
※大阪・名古屋など、東京・仙台とは別の地区からご参加の方は、引率・指導の時間が異なるため、参加料金が異なりますので、別途下記担当者までお問い合わせをお願いします。
※心身障碍者・経済上の理由等がおありの方には、別コースや割引料金の用意がありますので、ご相談ください。
■キャンセル代
1.7日前~3日前までのキャンセルは、参加料金の50パーセント
2.2日前から当日のキャンセルは、参加料金の100パーセントとなります。
■当日ご自身でお支払いいただく費用(上記の参加料金とは別に)
以下の費用は、上記参加料金とは別に、当日ご自身で各業者に直接お支払いいただきます。
1.松島遊覧船:1350円~1500円
2.拝観料(瑞巌寺700円、円通院500円、瑞鳳殿570円)
3.宿泊費 5000円~6000円(目安)
※上記とは別の宿泊施設をご自身で手配していただくことは、プログラムへの参加に支障がない限り差し支えありませんが、その場合でも参加料金は同じとなります。なお、宿泊のキャンセル代は、別途宿泊業者に直接お支払いください。
■参加者の無償奉仕による運送のお知らせ
1.出発時に各教室に集合する方は、他の参加者が運転する車両に同乗することができます。
2.これは、参加者の無償の奉仕であり、団体による運送サービスではありません。
3.これを利用されず、マイカーでのご参加も可能ですが、参加料金は減額されません。出発する教室によって料金が異なる場合は、運送料ではなく、引率・指導の経費のためです。
4.現地に集合した後の利用も可能ですが、人数に限りがあり、事前にお申し込みください。
5.1日のみのご参加はできますが、状況によって現地集合・現地解散となり、ご自身で公共交通機関等をお使いになりご参加いただく場合があることを、予めご了承ください。
■ご注意
1.あらゆる関連法規を順守して行いますのでご協力ください。
ひかりの輪は、聖地巡りの実施形態に関連する法令の解釈について、関係官庁の指導に基づき、適法に聖地巡りを実行いたします。
つきましては、当団体が、参加者の方のために、外部の宿泊施設や運送会社を手配するいわゆる旅行業務を行ったり、車両による有償の運送を行ったりすることはなく、ボランティアの方や参加される皆様のご協力をいただく等しておりますので、何とぞご理解とご協力のほどお願い申し上げます。
2、一般の方も参加できますが、目的にご注意ください。
ひかりの輪の聖地めぐりは、会員ではなく、一般の方も参加できますが、単純に神社仏閣等などを参拝する旅行ではなく、ひかりの輪の思想に関連付けながら、様々な学習をすることが目的ですので、一般の旅行業者と同じような目的でのご利用はお控えください。
3.ご参加をお断りする場合
ひかりの輪のイベントの目的は、その思想と実践の学習、ないしは、学習に関心がある方に実際に体験する機会を提供することなどです。
よって、参加の目的が、例えば、元オウム信者をネット等で話題にして楽しむこと(いわゆる「オウマー」と呼ばれる活動)や、特定会員への妄想的な恋愛感情等によるもの(時としてストーカー行為に発展する恐れがある「追っかけ」などを含む)と判断される場合や、活動の妨害・他の参加者の迷惑になる言動(飲酒状態や攻撃的言動)がある場合には、参加をお断りする場合があります。
なお、過去のオウムに関する清算や、現団体の社会的事柄への取材やご批判は、団体のイベントではなく、広報部の方で承りますので、ご了解ください。
※本聖地巡りの予定は、変更になる可能性がありますので(天候等の諸条件や一定数の参加者が集まらない場合などの中止や時間変更など)、参加ご希望の場合は、必ず事前に下記ご連絡先までご確認をお願い申し上げます。
みなさまのご参加をお待ち申し上げます。
◆お申し込み・お問い合わせ
●仙台教室(東北・北海道地区)
住所:宮城県仙台市宮城野区東仙台5丁目-30-23
電話:022-352-0562(担当:宗形真紀子)
メールアドレス:sendai@hikarinowa.net
●東京本部教室 担当:細川美香
携帯電話:080-2273-3588
メールアドレス:tokyo@hikarinowa.net
●名古屋・大阪支部教室 担当:山口雅彦
携帯電話:090-6852-4929
メールアドレス:nagoya@hikarinowa.net