11月11~12日(土・日) 東海聖地巡り:ベストセレクション
ひかりの輪では、2017年11月11~12日(土・日)に、東海地方(静岡・愛知)の聖地の中から精選した「ベスト聖地」を巡る旅を行いますので、ご案内します。
まず、1日目は、富士山周辺の聖地・自然を巡ります。
●神聖視されてきた富士山
富士山は、古くから、遥拝の対象として神聖視されてきました。平安時代初期(9世紀)山麓に富士山の噴火を鎮めるための「浅間(せんげん)神社」が建てられたことに始まり、その後、修験道が始まり、登山道が開かれていき、庶民に広く知られる山となっていきました。
富士山を登拝する人々に神事を行い、お世話をする「御師(おし)」や「坊(ぼう)」ができ、 江戸時代には「冨士講」という修験道の講ができて栄え、多くの人が登拝するようになっていったと伝わります。
浅間神社の御祭神はコノハナサクヤヒメという、火の中で焼かれずに子供を産んだ女神です。火を超える水を象徴する女性原理のイメージですが、たびたび爆発した富士山の怒りの炎を鎮める神様として祀られました。
富士山自体は、火山であり、火=男性原理のイメージがありますが、それとバランスをとるかのように、富士山の信仰は、他を生み出す・生まれ変わらせる母性や、怒りを鎮める存在という意味で、女性原理的な温かさ・愛を感じさせるものです。
●北口本宮冨士浅間神社
富士山の北東に位置する社で、吉田口の登山口にもなっています。この後に巡る予定の、下記の「富士山本宮浅間大社」は山の南西、表富士を望む「陽」の地に。この北口本宮冨士浅間神社が対角線上の北東に位置し、「陰」の地に建てられています。
その霊気・精気が満ち満ちている感じがする場所で、参道を歩くと身心がリフレッシュされていきます。ご神木の大きさにも圧倒されます。
●河口浅間神社
富士山が歴史的な大噴火を起こし甚大な被害を与えた864(貞観6)年の翌年、富士山の北麓では最初に建立された神社です。見たことがないほどの見事な杉の巨木が立ち並ぶ参道に足を踏み入れると、その威厳に圧倒されます。天を突くように伸びる七本の大木は、どれも40mを超え巨大な根回りは30mあります。
長年の祈り・信仰の強さと、この土地のパワーが感じられ、近くの川からの水流とともに、周囲の空間はとてもすがすがしく、素晴らしいエネルギーで、心身が浄化される場所です。
●白糸の滝
富士山の湧水が約150mにわたって噴出している滝です。富士講開祖の長谷川角行が修行を行った地とされています。また、富士講を中心とした人々の巡礼、修行の場となりました。
富士山の雪解け水が高さ20m、幅200mの絶壁から流れ出る様子は圧巻。観光名所にもかかわらず、かつて修行場であったことも納得できるほど、神聖な波動が十分に感じられます。
●富士山本宮浅間大社
富士山を浅間大神としてお祀りしている、全国に約1300社ある浅間神社の総本社であり、駿河の国の一宮(いちのみや)。
社伝によれば、しばらく離れたところに位置する山宮浅間神社の地から現在地に遷座されました。9世紀頃から信仰を集め、特に徳川家康の保護を受けて現在の社殿が造営されました。富士山の8合目以上をご神体として管理しています。
「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」構成資産の一つとして世界文化遺産に登録されています。
社屋はあでやかさがあり、富士山の伏流水が湧き出る「湧玉池」(かつて富士登山者が水垢離をした)は、水の清らかさと清々しさが素晴らしいものです。
●久能山東照宮
久能山東照宮は、一昨年で没後400年となる家康の埋葬地であり、全国の東照宮の大元です。その社屋は国宝で、日光にさえ優るほどに実に美しく鮮やかです。家康の墓のエリア(神廟)は、非常に神聖な空間で、さらには、「金の成る木」の味わい深い智恵の教えも。
ここから以降は、2日目の旅程になります。
●小国(おくに)神社
遠江国の一宮。古代の森といわれる格式高い荘厳なお社と広大な敷地を誇ります。御祭神は大国主命。特に夕刻に神社の横を流れる川の自然の雰囲気が素晴らしい。
(Wikipediaより)
●鳳来寺山
鳳来寺山は、中央構造線上に位置する貴重な聖地の一つです。
切り立った崖の岩肌や複雑な地形で神聖な雰囲気が漂う霊山であり、山全体が、国の名勝・天然記念物に指定されています。また、家康の生母が、ここで祈ると、願いが叶って家康を授かったことから、徳川幕府より篤い恩顧を受け、鳳来山東照宮が建立されました。三東照宮の一つで国の重要文化財に指定されています。
●砥鹿(とが)神社 奥宮
古代からの聖山、そして現在も三河の国の一宮として、東海地方の人々の信仰を集める社です。里宮と奥宮があります。
奥宮は、里宮より車で45分のところにあり、海抜789メートルの本宮山(ほんぐうさん)は、神代より神の鎮まる霊山とされ、その姿が秀麗で、東三河平野のどこからでも拝することができる、古代の人々の崇敬の対象とされてきました。
山中には、磐座(いわくら)・磐境(いわさか)が鎮座しています。この山から流れ出る渓流は、貴重な水源として尊ばれてきました。
●熱田神宮
街中にありながら、深閑としずまる熱田神宮は、古くより格別に尊いお宮として篤い崇敬を集めてきました。ご神体として、「三種の神器」のうちの「草薙剣(くさなぎのつるぎ)」がお祀りされていることは、あまりにも有名です。なお、ご祭神の熱田大神は、この草薙剣を御霊代(みたましろ)・御神体としてよらせられる天照大神とされています。
●日泰寺
お釈迦様の遺骨は、1898年に北インドで発掘されました。日泰寺は、その仏骨がタイの国王より日本に寄贈される際、仏骨をお祀りするために、日本仏教の全宗派が協力して明治37年に建立したお寺です。たいへん素晴らしい波動を感じるところです。
●真清田神社(ますみだじんじゃ)
真清田神社は、尾張の国の一宮です。木曽川から引いた水が、清く澄んだ水によって水田を形成していたため、真清田と名付けられたといわれています。尾張の地一帯の五穀豊穣を願う人々の信仰を集めてきた神社です。境内には霊水と呼ばれる湧き水が湧いています。たいへん清々しい雰囲気の神社です。
東海地方の“ベスト聖地”を一挙に巡ることができるこの機会に、ぜひご一緒いただけましたら幸いです。
■日程 2017年11月11日(土)~12日(日)
■参加料金(東京から参加の場合)
・2日間参加 26000円
・1日のみ参加 13000~14000円
※参加料金は、学習指導代に加え、食事代・参拝代・旅行保険代は含みますが、宿泊代、温泉代は含まれませんので、ご注意ください(宿泊代、温泉代は、当日参加者ご自身から直接当該業者にお支払いいただきます)。
※大阪など、東京とは別の地区からご参加の方は、引率・指導の時間が異なるため、料金が異なりますので、別途下記担当者までお問い合わせをお願いします。
※心身障碍者・経済上の理由等がおありの方には、別コースや割引料金の用意がありますので、ご相談ください。
■キャンセル代
1.7日前~3日前までのキャンセルは、参加料金の50パーセント
2.3日前から当日のキャンセルは、参加料金の100パーセントとなります。
■当日ご自身でお支払いいただく費用
下記の宿泊代・温泉代は、当日ご自身で各業者に直接お支払いいただきます。
1.宿泊費
①3000円前後
②上記とは別の宿泊施設(ホテル・民宿)をご自身で手配していただくことは、プログラムへの参加に支障がない限り差し支えありませんが、その場合でも参加料金は同じとなります。
2.温泉代 温泉入浴を希望される方とされない方がいらっしゃいますので、参加料金には含まれませんのでご注意下さい。
■参加者の無償奉仕による運送のお知らせ
1.出発時に各教室に集合する方は、他の参加者が運転する車両に同乗することができます。
2.これは、参加者の無償の奉仕であり、団体による運送サービスではありません。
3.これを利用されず、マイカーでのご参加も可能ですが、参加料金は減額されません。出発する教室によって料金が異なる場合は、運送料ではなく、引率・指導の経費のためです。
4.現地に集合した後の利用も可能ですが、人数に限りがあり、事前にお申し込みください。
■ご注意
1.あらゆる関連法規を順守して行います(関連法令の解釈は関係官庁の指導に基づきます)。
当団体は、宿泊施設や運送会社を手配する旅行業務や、車両による有償の運送業務は行ないません。運転は個々の参加者の奉仕活動であり、経費も個人の寄付で賄われています。そのため、一部ボランティアの方のご協力をいただきますので、ご了解下さい。
2.参加者の皆さんの安全の確保に最善を尽くします。
奉仕活動の運転の安全確保のため、車両点検・健康管理・法令順守等の確認を行いますので、スタッフにご協力ください。また、事故・怪我・疾患に関しても、スタッフが予防努力を行うと共に、旅行保険に加入しますので、ご協力ください(費用は参加料金に含まれていますが、直前のお申し込みの場合は加入が間に合いませんので、ご了解ください)。
3.一般の方も参加できますが、目的にご注意ください。
ひかりの輪の聖地めぐりは、会員ではなく、一般の方も参加できますが、単純に神社仏閣等などを参拝する旅行ではなく、ひかりの輪の思想に関連付けながら、様々な学習をすることが目的ですので、一般の旅行業者と同じような目的でのご利用はお控えください。
■お問い合わせ先
●東京本部教室(関東・甲信越)担当:細川美香
住所:東京都世田谷区南烏山6-30-19-201
担当者携帯電話:080-2273-3588
メールアドレス:tokyo@hikarinowa.net
●名古屋支部教室担当:山口雅彦
住所:愛知県豊明市栄町上姥子6-139
担当者携帯電話:090-6852-4929
メールアドレス:nagoya@hikarinowa.net