7月17日(月・祝) 高尾山から小仏城山、相模湖へ至る東海自然歩道の信仰・自然を巡る旅
ひかりの輪では、2017年7月17日(月・祝)に、東京の高尾山から、東京と神奈川の県境にある小仏城山(こぼとけしろやま)を経由して、神奈川の相模湖に至る東海自然歩道を歩き、その地の信仰と自然を訪ねる聖地巡りを行います。
高尾山(599m)は、日本で最多の登山者数を誇るともいわれるほど人気の登山スポットで、近年はフランスのミシュランガイドで三つ星に認定されるほど、海外からも高い注目を集めています。
山内には、真言宗智山派の大本山である高尾山薬王院があり、古くから山岳信仰の山としても仰がれてきました。そして、その信仰ゆえに、長年にわたって自然が大切に保存され、希有な植生や豊かな緑が今に至るまで保たれ、多くの人に癒しを与えているのです。
高尾山は、麓から中腹まで、ケーブルカーやリフトで登ることができます。
ケーブルカーを降りると、山頂まで爽やかな参道が続きます。
「霊気満山」の額がかかった「浄心門」から、薬王院の聖域に入ります。
薬王院の大本堂(下の写真)。薬王院は、約1270年前の天平16年(西暦744年)に、聖武天皇の勅命を受けた僧・行基によって開山されました。当初のご本尊が薬師如来だったことから、薬王院という名になったということです。
薬王院の本社(飯縄権現堂・下の写真)。ご本尊は飯縄大権現です(ひかりの輪では、本年6月にも飯縄大権現への信仰の発祥地である長野県の飯縄山・戸隠山への聖地巡りを行いました)。
薬王院内には随所に天狗の像があります。天狗は、飯縄大権現の眷属(随身)とされています。山岳信仰である修験道の行者「山伏」の姿が、天狗のモデルになっているともいわれています。
山頂の展望台からは、東京都心部や富士山を見晴らすことができます。
高尾山頂からは、さらに尾根伝いに走る東海自然歩道(一部、奥高尾縦走路と重複)を進んで、隣の小仏城山(670m)を目指します。道中からも、周りの山々のパノラマを楽しむことができます。
小仏城山の山頂です。山頂の標識と天狗の間に見える山(少し木の陰に隠れている)が、高尾山です。東京都心部の方もよく見えます。
そして、小仏城山からは、そのまま東海自然歩道を歩いて、相模湖畔に向けて下っていきます。
麓まで下ると、相模湖から流れ出た相模川が見えてきます。写真は、相模川にかかる弁天橋。
歩き続けると、次第に相模湖が見えてきます。
相模湖を望むことができる相模湖公園に到着です。
たそがれの相模湖畔。
最後は、相模湖畔から歩いて約10分のJR相模湖駅で解散となります。
ひかりの輪では、これまで高尾山頂まで至る聖地巡りは数回行いましたが、さらに奥高尾の方面を訪れていくのは今回が初めてとなります。
東京に近い場所にある豊かな自然と信仰の地を巡るこの旅に、一人でも多くの皆さまがご参加になることを、心からお待ちしております。
◆日程
2017年7月17日(月・祝)
◆参加費
下記までお問い合わせください。
ただし、現地の交通費(高尾山ケーブルカー・リフト代:480円)及びご自宅と集合場所(京王線高尾山口駅)・解散場所(JR相模湖駅)の間の交通費は、参加者ご自身でご負担していただきます。
◆お気軽にご参加ください
本イベントでは、入会勧誘などは一切行っていません。参加料金以外の義務も一切ありません。
ひかりの輪は、入会しなくても学ぶことができ、セミナーの参加者の半数は非会員・一般の方です。お気軽にご参加下さい。
ただし、ひかりの輪の聖地巡りは、単純に神社仏閣等などを参拝する旅行ではなく、ひかりの輪の思想に関連付けながら、様々な学習をすることが目的ですので、一般の旅行業者と同じような目的でのご利用はお控えください。
◆当日ご案内を担当するスタッフのご紹介・メッセージ
当日は、私、細川美香(ひかりの輪 東京担当)もご一緒します。皆さまとお会いできることを楽しみにしております。ぜひご参加ください。
◆お問い合わせ先
ひかりの輪東京本部教室
担当:細川美香
担当者携帯電話:080-2273-3588
メールアドレス:tokyo@hikarinowa.net