本日(2024.1.12)の観察処分期間更新決定について
(2024年1月12日)
本日(2024年1月12日)、公安審査委員会は、従来通り当団体「ひかりの輪」を含める形で観察処分の期間更新をする決定(第8回更新決定)を行いました。
当団体は、すでに麻原の影響から脱却し、麻原の教えに反対する活動をしてきましたので、更新決定は不当と考えます(詳細は以下の「※参考資料1・2」もご参照ください)。
その不当性は、近日中に提起する予定の行政訴訟(取消請求訴訟)で訴えていく所存です(※2024/1/26追記:取消請求訴訟は1月26日に提起いたしました)。
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※参考資料1(オウム時代の反省・清算と外部の評価)
これまでの当団体のオウム時代の反省・清算と外部の評価についてまとめた以下の記事をご参照ください。
・『ひかりの輪のオウム時代の反省・清算と外部の評価』
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※参考資料2(公安調査庁による観察処分の不当性)
ひかりの輪は、「脱麻原」「反麻原」の改革を進めた結果、オウム真理教でないことは明らかですが、これまで公安調査庁はオウム後継団体であると主張して観察処分を行ってきました。その不当性をご説明する記事をご紹介します。
1,ひかりの輪はオウム真理教を脱却しています
ひかりの輪は、公安調査庁が主張するようなオウム真理教(以下「オウム」と略記します)の後継団体ではありません。逆に、オウムからの脱却を果たし、オウムに反対している団体です。
そもそも後継団体というためには、オウムの教祖・麻原彰晃が作ったオウムの教義を信奉し、その教義を広めるための活動をしていなければならないはずです。
しかし、ひかりの輪には、「麻原を個人崇拝し、殺人を肯定するという特徴を有するオウムの教義」などは、一切存在しておらず、逆にその危険性や過ちを強く訴えています。
そして、オウムの教義をいまだに流布しているオウムの後継団体アレフの活動を阻止すること等によって、オウムの教義の流布を防いでいるのです。
この経緯については、以下の記事をご覧ください。
・「脱麻原・脱オウムの諸改革」
・「反麻原・反オウム(アレフ)の諸活動」
2,現に、2017年には、東京地方裁判所が、公安調査庁の主張を否定して、ひかりの輪への観察処分を取り消す判決を出したことがあります。
3,さらに、オウム問題を専門に研究してきた著名な識者が、観察処分の取消し判決を支持する見解を公表しています。
4,それでも公安調査庁や東京高裁は、観察処分を是認する見解を示していますが、それが不当であることは以下の通りです。
・観察処分を是認した東京高裁判決の不合理さ
・公安調査庁のHPでの主張の誤り
5,そして、現に、2022年には、アメリカ国務省も、オウム真理教の「外国テロ組織」指定を解除しています。
これらのことからも、ひかりの輪に対する公安調査庁の観察処分が不当であることは明らかなのですが、ひかりの輪としては、よりいっそう、誤解の払拭に努めていきたいと考えております。