⑤宗教から哲学教室への変革
(2015年1月19日)
「ひかりの輪」は、これまで、その思想や実践において、麻原・オウム真理教の信仰や教義や性質からの改革(「脱麻原」)を行ってまいりましたが、2013年までには、宗教団体ではなく「哲学教室」としての改革を実現するまでの、大きな変革に至りました。
以下、その点について詳述します。
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1 哲学教室への改革に至る前の諸改革
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本格的な哲学教室への改革は、2013年に結果を結びましたが、これは発足以来の継続的な実践の結果として実現したものでした。その経緯を簡潔にまとめて説明いたします。
(1)団体発足時:
従来の宗教とは違う「21世紀の新しい宗教」として開始
「ひかりの輪」は2007年3月にアレフから脱会した上祐ら中心メンバーが、同年5月に設立しましたが、この当時から、すでに、従来の宗教とは違った「21世紀の新しい宗教」「新しい思想」を目指すことを掲げていました。
それは、従来の宗教の最も悪い点を凝縮していたともいえるオウム真理教と麻原に対する反省・総括に基づく方針でした。
以下は、現在は掲示していませんが、当時を確認するために、その理念を「ひかりの輪」公式サイトに掲載したものをご紹介します。
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○21世紀の新しい思想を創る(2007年3月1日)
私たちの課題は、新団体を創ることではありません。 理想は、21世紀の新しい宗教を創る、ということ。
新しい宗教を創らずに、別のオウムを作るなら、 単なる分裂騒動です。 それは、意味がありませんし、そういうことは起こらないと思います。(略)
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○新団体の基本的な性格(2007年4月6日)
旧教団の事件が、その宗教によって起こったのに、なぜ新団体は宗教を行なうのか、という質問をされることがあります。
私たちは、旧教団の事件が、その宗教教義に一因があったということを深く受け止め、オウム真理教の宗教教義の総括だけでなく、カルト教団を宗教的な構造から、従来の宗教全般に渡る問題までを分析・検討して、そういった従来型の宗教を乗り越えた新しい宗教ないしは思想を実践しようとしています。
よって私たちは去年から、「新教団」ではなく「新団体」と表現してきました。これは、新団体の性格が、「従来の宗教団体」のものではないという意味合いが込められています。(略)
具体的には以下のような原理、原則を考えています。
①人を神としないこと
特定の人間を神ないし神の化身として絶対視しない。一般で言う開祖・教祖を設けない。例えば、新団体の代表は、団体構成員の先輩・先達であり、あくまで不完全な人間である。
②各人にあった実践を認めること
人間を神としないだけでなく、観念上の崇拝対象である神格や、実践する教えについても、唯一絶対のものは設けず、人それぞれが自分にあったと思うものを 実践、利用すればよい。よって、表現としては、崇拝対象と言うよりは、神聖な意識を引き出す象徴物と位置づけて、教えも、その人にあった方便・手段と位置 づけるべきである。
③ 団体は衆生に奉仕すること
団体は、上記の通り、その会員・利用者に対して、その団体を上に置いて、団体を絶対視させるのではなく、団体が、会員・利用者に対して、その心身の浄化・癒しのために奉仕することに力点を置くものとする。
なお、現実の問題ですが、団体が変化していくためには、所属する人全体の意識が変化する必要があり、その結果として、私を初めとするグループは、2004年頃にアーレフにおいて代表派(上祐派)が発足して以来、組織を徐々に変革させてきました。すなわち、ソフトランディングさせてきたということができます。
これは、旧団体を反省し、やり直していくにしても、その過程が急激すぎるならば、出家修行者や在家信徒がその流れについて来れず、別にご説明した被害者・遺族の方々への賠償や信者の生活を確保することができないほどに、団体組織が崩壊する可能性があったからだということがあります。
よって、これまで、私たちの対応の遅れ、不適切な表現、説明の不足によって、一般の皆さんには、新団体に関する様々な誤解が生じていると思いますが、今後の努力を積み重ねて、実行をもって、正しい理解が深まるように努力していきたいと考えております。
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(2) 2012年頃:「新しい智恵の学びの場」と自己を再規定
そして、「ひかりの輪」は、2012年頃からは、すでに「宗教」という言葉から離れ始め、「新しい智恵の学びの場」と自己規定するようになりました。以下は、当時の「ひかりの輪」公式サイトに掲載したものです。
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○ひかりの輪とは何か--宗教ではなく、新しい智恵の学びの場
2012年10月23日 代表 上祐史浩
◎宗教ではなく、新しい智恵の学びの場
ひかりの輪は、宗教的な学習は行っていますが、特定の超越者・絶対者を信じる団体ではありません。すなわち、「宗教」ではなく、これまでの宗教というもののさまざまな問題を越えた、21世紀のための「新しい精神的な智恵の学びの場」です。その意味で、いわば、「宗教の学習センター」、「スピリチュアル・アカデミー」といった性格を有しています。
ひかりの輪は、一人一人の中にある神聖な意識、すなわち、「万人・万物への愛(慈悲・博愛)」を育むことを最も大切にしています。神仏というものがあるならば、まさに、その一人一人の中にある神聖な意識だと考えています。
宗教が説く「神」などの崇拝対象は、一人一人の神聖な意識を引き出すシンボル(象徴)であり、それ自体が唯一絶対ではなく、貴方が必要でなければ持つ必要 はないし、貴方に有益であれば、貴方に合ったものを尊重すればよく、人によって違ってよいと考えています。これは、宗教間の対立を越えて、諸宗教の融和をもたらす思想でもあります。
(3)2013年以降、哲学教室」に改編する正式な決定をした
さらに、2013年には、「ひかりの輪」は自らを「哲学教室」と規定するに至りました。
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2 哲学教室への転換の契機
:2013年夏の上祐と田原氏との対談
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「ひかりの輪」が、「宗教」ではなく「哲学」と自己を規定し始めた重要な契機は、2013年夏に行われた上祐とジャーナリスト・田原総一朗氏との対談でした(対談は、以下の書籍・ラジオにおいて行われました)。
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○『危険な宗教の見分け方』(ポプラ社)より
◎宗教じゃないよね
田原 ところで「ひかりの輪」って宗教じゃないよね。
上祐 はい。人生を有意義に生きるために、仏教などの思想、哲学を学んでいますが、特定のものを崇拝はしませんから、宗教ではありません。 また、仏教など東洋思想に加えて、欧米発の心理学や哲学も学んでいるので、東西の思想哲学の学習教室と言えると思います。 この前、ラジオ番組に出演するために田原さんにお会いした際に、田原さんが宗教と哲学の違いを話されていましたが、それを聞いて、ひかりの輪には「哲学」という言葉がしっくりくるなと思いました。(p183)
○2013.6.21放送「田原総一朗のタブーに挑戦! アベノミクスは成功するのか?」〈田原総一朗、上祐史浩との対談について語る〉より
◎ひかりの輪は宗教じゃない、哲学に近い
宗教じゃない、宗教じゃない、宗教じゃないよ。あれは宗教じゃないよ。
つまり彼は、あの麻原彰晃をいまでも信仰してるアレフの会ってあるわけね。これは宗教です。麻原を一番の神として。
で、彼は、そのそういうオウム、麻原を全面的に批判するひかりの輪という、これは宗教じゃないんですよ。
麻原を批判し、オウムを批判し、人間とはいかに生きるべきか。
どっちかというと哲学に近いのね。ひかりの輪っていうのは。
(司会:ということは上祐さんは、宗教を、宗教から抜け出て、そういう集団を作っていると考えて、そう感じられました?田原さんも。その怖さを身をもって知っているからですかね。)
よーく知ってる。そこのところを上祐さんに聞いたわけ。
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3 2013年12月
:基本理念を改正し、正式に哲学教室へ転換を決定
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2013年12月、「ひかりの輪」は「基本理念」を発足以来初めて改正し、団体を「思想哲学の学習教室」「哲学教室」と正式に位置付けるに至りました。以下は、改訂された「基本理念」の抜粋です。
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○「ひかりの輪」基本理念(2013年12月17日改正)
私たち「ひかりの輪」会員は、以下の基本理念に従って行動し、全ての人々、生き物に対して、奉仕していくことを、ここに誓う。(中略)
2,宗教ではなく、「宗教哲学」を探求していく
一般に宗教とは、「神または何らかの超越的絶対者、あるいは卑俗なものから分離され忌避された神聖なものに関する信仰・行事」と定義されており(※1)、その実践においては、崇拝対象に対する疑問や理性による考察を許さない絶対的な信仰や、行きすぎた盲信を伴う場合もある。
しかし、私たちは、次項以降に述べる理由により、特定の存在に対する絶対視や盲信を否定するとともに、人間から分離された超越的絶対者を崇拝することなく、理性を十分に維持して、私たち自身の内側や周辺の現実世界の中に神聖なる存在を見いだして尊重していく実践を行う。
これを正確に表現するならば、「宗教」ではなく、「宗教一般の本質ないし、あるべき姿を自己の身上に探求し、理性にとって納得のゆくものとして理解しようとする」とされる「宗教哲学」(※2)の実践といえるものである。
(※1)岩波書店『広辞苑』
(※2)岩波書店『岩波 哲学・思想事典』
(※なお、基本理念は2015年にも、さらに改訂されています) -----------------------------------------------------------------
以下は、上記理念を表現し直し、「ひかりの輪」公式サイトに掲載したものです。-----------------------------------------------------------------
○ひかりの輪とは--東西の幸福の智恵、思想哲学の学習教室
2014年10月 代表 上祐史浩
ひかりの輪は、物に限らず、心の幸福のために、仏教などの東洋思想や心理学などの東西の幸福の智恵・思想哲学を学習・実践する教室です。
その教室の学習の中で、仏教、神道、修験道、仙道、ヨガ・ヒンズー、聖書系の宗教の思想哲学の学習は行っていますが、特定の教祖・神・教義を絶対視することはなく、宗教ではありません。
また、学習の対象には、物心両面の幸福に役立つと思われる、心理学、西洋哲学、自然科学が含まれています。
◎宗教ではなく宗教哲学として:理性で宗教を解釈し活用する
宗教は、崇拝対象に対する疑問や理性による考察を許さない絶対的な信仰や、行きすぎた盲信を伴う場合があります。
しかし、宗教やその解釈の一部には、盲信を必要とせず、理性に基づいて納得できるものがあり、それを「宗教」ではなく、「宗教哲学」と呼びます。
例えば、仏教も、大学の専攻に仏教哲学・東洋哲学といった言葉があり、ダライラマ法王も、仏教は、哲学・科学・宗教を含んでいると語っています。
宗教は、盲信という弊害があります。その一方で、その一部には、人の幸福のために、合理的でかつ奥深い智恵・人生哲学もあります。
そして、宗教の弊害を避け、その一部から、幸福の智恵を抽出することは、皆さんにとって、人生の大きな宝となるのです。
以上のとおり、「ひかりの輪」は「宗教」ではない、「宗教哲学」の実践を目指す方向性を明らかにしました。
(写真は、2013年の東京や大阪での上祐の講義・講話のようす)
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4 2014年2~3月
:哲学教室への改革に合わせた施設改革を開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
翌2014年の2月から3月にかけて、哲学教室への改革にふさわしい団体施設の改革を開始しました。すなわち、3月11日に2つの新しい規定「思想哲学の学習教室への改革にともなう団体活動の場に関する規定」、「教室内装に関する申し合わせ事項」を定めて、以下の趣旨の改革を行いました。
1.「道場」の呼称を廃止し「教室」と呼ぶこと
2.恒常的な祭壇を廃止(仮設祭壇のみ)。
3.三仏を廃止(正面の壁は釈迦のみとする)。
4.室内のインテリアに非宗教的なものを多用すること。
5.上記にともない大黒天仏像も事実上廃止。
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5 2014年5月:エンパワーメント廃止を改めて確認、
ヒーリングを導入
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2014年の5月には、公安調査庁によって誤解されていたエンパワーメントに関して、新しい活動規定「ヒーリングおよび瞑想指導に関する規定」を制定し、改革を行いました。その趣旨は以下の通りです。
①エンパワーメント類は改めて廃止をし、ヒーリングを実施すること。
(なお公安調査庁が指摘する「弥勒金剛法具エンパワーメント」は、2011年に廃止済であるところ、あらためて廃止を確認した)
②ヒーリングの指導者を絶対視、神格化しないこと。
③ヒーリングの料金は一般的なスピリチュアル事業で良心的な範囲にすること。
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6 2014年9月:
哲学教室への完全な転換のための様々な改革①
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2014年9月には、哲学教室への完全な転換を行うため、新たな規定「思想哲学の学習教室への改革を推進するための活動規定」、「教室活動の改革に関する申し合わせ事項」を制定し、会員にも周知しました。その趣旨は、以下の通りです。
①祭壇の完全な廃止(=仮設祭壇も廃止)
仮設祭壇を含めて、祭壇の設置や使用は完全に廃止しました。以下は、祭壇が撤去された各教室の内部です。
◎東京本部教室・兼上祐の自室
◎名古屋教室
②供養等の儀礼の廃止
供養の儀礼の体験・学習や、そのための祭壇(のようなもの)の仮設を一切行わないこととし、祭壇と供養の儀礼を完全に廃止し、思想哲学の学習教室として、よりふさわしい形態としました。
③大黒天関係の法具の破棄など
大黒天関係の法具については、「ひかりの輪」では、麻原・オウム信仰の反省の象徴と位置付けてきましたが、公安調査庁は正反対に、麻原信仰の象徴という事実に反する主張を行うので、社会と「ひかりの輪」との融和の障害になることも考えられ、正式に廃止しました。
④三仏の完全な廃止
同年3月の活動規定によって、正面中央の仏画を釈迦とすることは維持されていましたが、本規定によって、それも廃止され、三仏は完全に廃止されました。
⑤聖音水の廃止
聖音水については廃止し、瞑想修行の前に瞑想用ハーブ茶などを用いたり、浄めのための水には、聖地のわき水等を活用したりすることとしました。
⑥密教修行等の廃止
「ひかりの輪」では、仏教教義の中では、初期仏教や大乗仏教の思想を参考にしているにすぎませんので、密教の修行は廃止しました。
⑦哲学教室にふさわしい教材への改革
「ひかりの輪」で従来使用していた教本・CD・DVD・HPについては、上記の改革の理念に適合するよう大幅改訂、または破棄する決定をしました。
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7 2014年10~11月:
哲学教室への完全な転換のための様々な改革②
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上記改革を進めるため、2014年10月には、専従会員に関する規定をあらためて定め、オウム真理教の出家制度ではないことの確認と、専従会員の個人資産保有の体制を作り、また、同年11月には、思想哲学の学習教室にふさわしい用語や概念の使用に関する規定類が定められました。
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8 一連の改革は団体内外に広く認識されたこと
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以上に述べた一連の改革は、団体の内外で広く認識されています。それは以下の通りです。
①田原総一郎氏
ジャーナリストの田原総一朗氏は、前記ラジオ放送において、「ひかりの輪」について、宗教ではなく哲学に近い、麻原を全面的に批判している旨を述べました。
②ウィキペディア
インターネット上のフリー百科事典であるウィキペディアでは、「ひかりの輪」について、宗教団体というより仏教系哲学サークルに近いと紹介され、その評価が定着しつつあります。
「○ひかりの輪
2013年頃から"宗教団体"としてではなく、"仏教哲学サークル"として
の活動に近いものになってきており、不定期で「哲学セミナー」をUstream
で動画配信している。
③祭壇等の廃止を確認した会員・非会員・外部監査協力者
「ひかりの輪」の活動に参加した会員・非会員・外部監査協力者からは、「ひかりの輪」施設内の祭壇の有無を問うアンケートを多数徴収していますが、祭壇があったという回答は全くありません。
④施設見学した報道関係者、祭壇廃止を報道したテレビ局
「ひかりの輪」は2014年10月15日に、全国4カ所の施設を報道関係者の見学に供しましたが、その際、報道関係者から徴収したアンケートの中にも、施設内に祭壇があったという回答はありませんでした。現に、祭壇がなくなっている旨の報道もなされています。
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9一連の改革により、公安調査庁が批判した事項は
全て解消されたこと
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この一連の改革によって、かねてから公安調査庁が「麻原隠し」の根拠であるとか、オウム真理教と同一であると、事実に反して主張されていたものは、一切排除されました。
すなわち、祭壇、三仏、大黒天、神柱、聖音水、エンパワーメント、密教、出家制度等です。
仮に、これらが本当に公安調査庁がいうように「麻原隠し」の行為だったのであれば、麻原に帰依する限り、「ひかりの輪」はそれを排除できなかったはずなのではないでしょうか。
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10 公安調査庁の恣意的な対応の疑惑
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「ひかりの輪」は、公安調査庁に対して、一連の改革後も依然として「麻原隠し」の疑惑が生じる事柄があれば、その根拠と共に示していただけるように要請しましたが、一切示されませんでした。
疑惑があれば指摘し、麻原の許可がなくてもそれを解消できるかを試してこそ、真実がわかるはずですが、そうしないという事実は、「初めから観察処分更新のための調査をしているのではないか」という疑惑が生じます。