「ヨーガの体操法・呼吸法とその背景の奥義」(2025年12月7日 38min)
この動画は、上祐史浩氏(ひかりの輪代表)による第600回「ヨーガの体操法・呼吸法とその背景の奥義」と題された講義です。心身の安定や知性の向上を目的とした、ヨーガと仏教の修行法の核心について解説されています。
主な内容は以下の通りです。
1. ヨーガと仏教の身体技法(姿勢・呼吸・瞑想)
心身の一体性: ヨーガにおいて、体操、姿勢、呼吸、瞑想は切り離せない一体のものです。体を整えることで心がコントロールできるようになります [00:52]。
「調身・調息・調心」: 姿勢が整うと呼吸が整い、呼吸が整うと心が整うという仏教・禅の教えが紹介されています [02:18]。
2. 「長息(ちょうそく)呼吸法」の実践
基本の姿勢: 背筋を伸ばし、腰を入れ、軽く胸を張ります。肩の力を抜き、頭・首・背中が一直線になるようにします [03:45]。
呼吸の比率: 「吐く(出息)」「止める(補足)」「吸う(入速)」のバランスを重視します。特に吐く息を長くすることがリラックスと安定に繋がります [04:37]。
具体的なやり方: 鼻から3〜4秒吸い、口から6〜8秒かけてゆっくり吐き出します。吐いた後に少し息を止めると、集中力が高まります [06:52]。
3. 呼吸法がもたらす効果
健康効果: 血流が増大し、新陳代謝や免疫力の向上、疲労回復が期待できます [09:44]。
精神的安定と知性の向上: 呼吸法によって脳の「扁桃体(不安や怒りを司る)」が静まり、代わりに「大脳新皮質(理性や知性)」が活性化します。これにより、物事をありのままに見る知恵(サマタとヴィパッサナー)が生じます [15:24]。
4. 修行の奥義:習慣化と意志力
「体得(たいとく)」の重要性: 単なる知識として覚えるのではなく、無意識の習慣(脳のネットワークの変化)として身につけることが修行の目的です [20:41]。
継続のコツ: 「焦らず、弛まず、無理せず、怠けず」。1日3分〜5分でも良いので、毎日続けることが重要です [23:46]。
意志力の科学: 人間の意志力には限界があるため、今日できる「小さな善行」から始めることが、良い習慣を作る唯一の道であると説いています [27:03]。
この講義は、古代の知恵を脳科学や心理学の視点から捉え直し、日常生活に活かすための実践的なガイドとなっています。












