■ひかりの輪とは
ひかりの輪とは――東西の幸福の智恵、思想哲学の学習教室
2014年10月 代表 上祐史浩
◎ひかりの輪:東西の幸福の智恵、思想哲学の学習教室ひかりの輪は、物に限らず、心の幸福のために、仏教などの東洋思想や心理学などの東西の幸福の智恵・思想哲学を学習・実践する教室です。
その教室の学習の中で、仏教、神道、修験道、仙道、ヨガ・ヒンズー、聖書系の宗教の思想哲学の学習は行っていますが、特定の教祖・神・教義を絶対視することはなく、宗教ではありません。
また、学習の対象には、物心両面の幸福に役立つと思われる、心理学、西洋哲学、自然科学が含まれています。
◎宗教ではなく宗教哲学として:理性で宗教を解釈し活用する宗教は、崇拝対象に対する疑問や理性による考察を許さない絶対的な信仰や、行きすぎた盲信を伴う場合があります。
しかし、宗教やその解釈の一部には、盲信を必要とせず、理性に基づいて納得できるものがあり、それを「宗教」ではなく、「宗教哲学」と呼びます。
例えば、仏教も、大学の専攻に仏教哲学・東洋哲学といった言葉があり、ダライラマ法王も、仏教は、哲学・科学・宗教を含んでいると語っています。宗教は、盲信という弊害があります。その一方で、その一部には、人の幸福のために、合理的でかつ奥深い智恵・人生哲学もあります。
そして、宗教の弊害を避け、その一部から、幸福の智恵を抽出することは、皆さんにとって、人生の大きな宝となるのです。
◎心理学・物理学も学び、東西の思想哲学の融合を目指すまた、仏教などの思想の中には、現代の最新の心理学や物理学などと思想が一致するものが少なからずあります。そして、実際に心理療法として取り入れられた仏教の瞑想法などもあります。
ひかりの輪では、心理学や物理学といった、最新の科学も同時に学んで、東洋と西洋の思想哲学のバランス・調和を取ることを重視しています。
◎ひかりの輪の目的ひかりの輪の目的は、心と体、物心両面の幸福のための様々な智恵・思想を学び、新たに創造し、それを普及させていくことです。それは、物の豊かさに限らず、心の幸福・豊かさ・解放・悟り、真の自己実現・人生の目標の達成、さらには、21世紀の社会全体の幸福を含みます。
今現在の社会を見ると、様々な意味で行き詰まり、一種の限界に来ている面があると思います。
物は豊かになっても、バブル経済の崩壊、厳しさを増す経済競争・労働環境の中で、お金や名誉を中心とした従来の幸福感が揺らぎ、多くの人が、様々なストレスを抱え、精神病や自殺も多くなり、心の幸福、生きる目的を見失っているように思えます。社会全体を見ても、少子高齢化・人口減少・財政赤字、諸外国との経済・外交・領土・安全保障問題での摩擦・緊張、原発・温暖化などの環境・エネルギー問題などを抱え、将来に対する様々な不安を抱える人が多くなりました。こうして、 個々人の生きる目的・目標と同様に、国家としても、今後日本は、どういった国を目指すのかも不明確なようです。
こうした時代には、「真の幸福とは何か」、「人はいかに生きるべきか」、「21世紀の社会はどうあるべきか」を改めて考えることが必要だと思います。そのためには、これまでの人類の思想・哲学を学んで上で、それを土台として、21世紀のための「新しい幸福の思想」を創造していく必要があると思います。
そして、それは、従来の宗教や思想哲学が抱える問題・弊害・限界を抜本的に乗り越えたものとなるだろうし、そうでなければならないと考えています。こうして、ひかりの輪は、21世紀のための「新しい幸福の智恵の学びと創造の場」です。
◎盲信・強制を排除した思想・哲学・宗教への姿勢ひかりの輪では、私を含めたメンバーの過去数十年の体験の反省や成果に基づいて、古今東西のさまざまな思想・哲学・精神科学・医学などを土台として、「古きを温め新しきを知る」精神で学びつつも、非合理的なもの、妄信・迷信・狂信にあたるものは、努めて排除しています。
宗教に関して言えば、「神」などの崇拝対象は、その神聖な意識を引き出すシンボルであり、それ自体が唯一絶対ではないと考えています。貴方に必要でなければ、持つ必要はないし、貴方に有益であれば、貴方に合ったものを尊重すればよく、人それぞれで良いと考えています。
これは、宗教を信じる自由も信じない自由も認め、宗教間の対立を越えて融和をもたらす新たな思想でもあります。そのため、教室の中でも、皆さんに、日本人に合うと思われる仏像・仏画や、自然のシンボルを紹介することがありますが、それも何ら強制ではありません。嫌でなければ、試していただいたり、気軽に楽しんでもらえればいいものです。
言い換えれば、ひかりの輪の学習・実践は、当然「信じれば救われる」というものではなく、皆さんがご自身でよく考えながら学び、納得したものを取捨選択していただくものです。そして、ひかりの輪の指導員も、代表である私を含め、普通の意味の教室の先生ではあっても、不完全な人間の一人です。
団体名「ひかりの輪」の由来
「ひかりの輪」という団体名には、さまざまな由来があります。
まず、上祐代表を中心としたひかりの輪のメンバーが、団体を発足させるきっかけとなったのは、日本のさまざまな聖地・自然の中での体験でした。その中で、重要な気づきがあった時などに、不思議と、空に、太陽の周りの虹の光の輪を見たのです。日暈ともいわれるとても美しい現象です。ここから、ひかりの輪という団体名が来ています。
そして、「輪」という言葉は、輪のように、万物が平等で一体であるという思想・人間観・世界観を示しています。実は、聖徳太子の名高い「十七条憲法」でも、輪をたとえとして、「万人を平等に尊重すべき」と説かれています。
さらに、この「輪」は、太子が説いた日本精神の根本である「和」にも通じます。万人・万物を平等に尊重する「輪の思想」から、万人・万物の調和・平和を願うものです。また、心理学者の研究では、輪は、世界の諸宗教や文化に共通する神聖なシンボルとも言われます。例えば、仏教の法輪、大乗仏教の曼荼羅、禅宗の円相、仏陀やキリストの輪状の後光、道教の円形の太極図などです。
そして、「ひかり」とは、物理的な光に限らず、智恵の光、精神的な光を意味します。光がなければ、物を見ることができませんが、どのようにしたら幸福になるかを知るために必要なのが、智恵の光です。仏教でも、物事を正しく理解できず、不幸になることを無明・無智と言い、これを越えるものが、仏陀・菩薩の智恵(智慧)の光とされます。
こうして、「ひかりの輪」とは、万人万物が平等一体という智恵に基づいて、万人万物への尊重や愛を育むことを示し、その「智恵と愛の輪」の広がりを願った名前です。
この名前を一つのシンボルとして、ひかりの輪は、21世紀において、個々人の智恵と慈悲が増大して、人と人の和合が進み、諸宗教諸民族の対立が解消され、宗教と科学が融合して人類の叡智が進化し、さらには、人類と大自然・地球との調和が深まることを願っています。
団体のシンボルマーク
これは、ひかりの輪の聖地巡りのときに良く現れる、太陽の周りの虹のひかりの輪と、仏教で、仏陀と仏陀の教えの象徴とされる法輪(ダルマ・チャクラ)を重ね合わせたものです。
青空のイメージを背景に、法輪の真ん中から、太陽を表すひかりが四方へと放射されています。「ひかりの輪」にぴったり合った、美しいマークとなりました。
(2011年5月)
ご注意--ひかりの輪と仏教の関係
なお、ひかりの輪が、シンボルマークに仏教の象徴を使ったり、教室に釈迦牟尼の仏画を置いたりしているのは、釈迦牟尼・仏教を絶対としているからではありません。
実際に、ひかりの輪は、日本の伝統文化に根付いている、聖地・自然巡りをするなど、自然信仰的なアプローチや、神道的なアプローチも尊重して、その学習に取り入れています。ただ、日本が基本的に仏教国で、文化的に仏教的なシンボルに馴染みが深いために、そうしているとご了解ください。また、今後は、仏教以外の日本的文化・シンボル、自然や神道的なものが、団体の要素として、増えていくとも思います。
釈迦牟尼を置いた理由は、先ほど述べたように、釈迦牟尼自身は、「自分を崇拝するな、めいめいの自己をよりどころとせよ」と説き、個々人にあった教え(方便)を説いた人であり、その考え方が、新団体の理念・思想とよくマッチしていたことなどのためです。
ひかりの輪は、オウム的な宗教の広がりを予防する思想(ワクチン)
ひかりの輪は、かつてオウム真理教に所属した者たちが作った団体ですが、その活動目的の一つは、オウム真理教のような宗教の広がりを防ぐことです。そのためには、これが心の問題であるがゆえに、それを実体験した者でなければ、その原因と、その脱却や予防の方法がわからない部分があると考えています。
すなわち、オウムを実体験し、それから抜け出した経験を活かして、様々な心の問題・苦しみを抱える人が多い現代社会において、オウムやそれに類する宗教が不要となるような思想哲学を創造し、普及したいと考えているのです。
これは、いわば、感染症の予防や治療と似ています。一度感染症に罹って、それが治ると、二度と感染しない抗体ができます。この抗体のメカニズムを基にして、まだ感染したことがない人の予防に役立つ「ワクチン」もできます。このワクチンは、感染源の毒と全く無関係ではなく、毒を無毒化して出来るものです。
私たちの場合は、オウムの経験とその脱却の過程の様々な葛藤・探求を基にして、オウム的な宗教の持つ弊害を有さずに、同時に様々な心の問題を解決する効果を持つ思想・哲学(仏教哲学・心理学・宗教の裏表や危険性など)を普及しています。これをたとえて表現すると、オウム的な宗教を無毒化したワクチンの普及であって、これにより、オウム的な宗教への感染の予防につながると考えています。
また、予防だけでなく、実際に感染した人の治療もしています。今なお麻原を絶対として信仰し、オウム事件を陰謀と主張する詐欺的・洗脳的な教化によって多くの新しい信者を獲得しているアレフ(旧オウム真理教)に入信した人の脱会支援を団体組織を挙げて行っています。
専用のサイトを立ち上げ、相談窓口を設置し、各地の担当者が、アレフの信者や、家族がアレフに入信した方々の相談を受け付け、これまで100名を超える方の脱会支援に成功しました。アレフ入信の予防活動も行っており、サイトに加え、報道機関と協力し、アレフの問題を告発する番組などを作成しています。
■初めての方に――ひかりの輪の思想と活動
【1】ひかりの輪の目的・組織・活動内容など
●ひかりの輪の中核の思想とは
ひかりの輪は、個々人の心の幸福・解放・悟り、心身の健康、自己実現、さらには、経済・環境・エネルギー・安全保障といった問題を抱える社会の中で、国と国、人間と自然、科学と宗教の分裂を乗り越える、調和の思想を普及することを目指しています。
そのための中核の思想は、「輪の思想」と言います。これを一言で言うならば、万物を(輪のように)平等一体をみる思想・世界観です。
これは、ひかりの輪に限らず、よく調べれば、「和」とも一体不可分である日本の根本思想であり、人類共通の普遍的な道理だとも考えるものです。これについては後ほど説明します。
●ひかりの輪の団体構成ひかりの輪は、東京を本部教室とし、 2024年8月の段階で、仙台、名古屋、大阪など、全国4箇所に教室を設けています。また、瞑想リトリート施設として長野施設(スタッフは常駐せず)があります。また、札幌、横浜、岡山、福岡などで、定期的なセミナー、勉強会を設けています。
団体の本部教室と各支部教室には、上祐代表を含めた指導員6名とその補佐をするスタッフ1名と合わせて7名が、皆さんの学習・実践のお手伝いをしております。
一般会員の皆さんは50名ほどですが、ひかりの輪は、入会しなくても、その活動の大半に参加し学ぶことができ、上祐代表のセミナーなどは、非会員の方が、参加者の半数に及ぶ状態になっています。
入会は、団体の活動を継続的に賛助するという意味があり、同時に一定の特典もありますが、詳しくは各支部教室にお問い合わせ下さい。
●ひかりの輪の活動の概要ひかりの輪の活動の内容としては、その全国の教室において
① 代表を初めとする指導員の講義・質疑応答や個人相談、
② ヨーガや気功、仏教的な瞑想といった行法の学習・実践、
③ 団体オリジナルなものを含めた各種のヒーリング、
④ 年末年始・GW・お盆などの連休にセミナーを行ない、それに加えて、
⑤ 全国各地の聖地巡り
を定期的に行っています。
また、団体の施設ではなく、一般の施設での活動として、
① 一般の会議室などで行なう上祐代表のセミナー・懇親会
② 一般の団体のお招きを受け、上祐代表などのトークショー・講演会を行なう場合もあります。
また、このような学習のための教本・DVD・CDの教材や、仏教法具、各種のヒーリング物品をお分けしたり、占星学の鑑定を行っています。
●ネットを智恵の学びの場とする試みまた、団体は各種のHPを運営しており、団体の思想や教えに関する多くの記事や、講義や身体行法の指導の動画が掲示されています。HPは、団体のメインサイト、上祐代表のサイトなど各種運営されています。
こうしたネットの教材が、一種の仮想教室を形成しており、それを「ネット教室」などと呼んでいます。団体の活動の予定は、前もって、このHPにも掲示されます。
●その他の活動(対外活動)ひかりの輪の「広報部」は、報道機関、地域社会、大学等の研究機関の皆さんに対応しており、代表らが、テレビや雑誌の取材に頻繁に応じ、関連サイトを運営しています(※当サイト「書籍・対談・取材」のコーナー、「ひかりの輪から地域社会の皆様へ」ブログ)。
また、「外部監査委員会」を設けており、団体の活動の監査をいただくとともに、後に述べる内観や修験道の特別研修を実施しています。
さらに、オウム真理教(現アレフ)の問題に関する総括や対策を行っており、当サイト内「オウム時代の反省・総括」のコーナーや、「アレフ問題の告発と対策」ブログ等を運営し、ご相談窓口を開設しています。【2】「学び」と「神仏」に関する考え方
●最初から信じる必要はない
さて、ひかりの輪にも、後に述べる「輪の思想」「輪の教え」「三悟の教え」などの思想・法則・教えと呼ばれるものがあります。
しかし、皆さんは、これらを信じる必要は全くありません。皆さんが、自分でよく考え、吟味して、納得したならば、それを受け入れればいいだけです。
最初は疑うくらいによく吟味するとよいでしょう。そもそも、ひかりの輪の思想・教えは、人が理性によって、論理的・合理的に考えて、納得できるものを中心としています。
諸宗教の思想の学習・研究に加え、心理学の学習の結果も反映されています。言い替えれば、だからこそ信じてもらう必要がないのです。
しっかりとよく考えれば、皆が、適切な結論に至ると思うからです。
●特定の人物・神を絶対視する必要はないそして、後から述べるように、特定の人物や神を合理的な根拠もなく唯一絶対視することはありません。
上祐代表を初めとするひかりの輪の指導員は、ひかりの輪の思想・実践の先生・教師ではあっても、当然、信仰の対象ではなく不完全な人間の一人です。
学ぶ時は、対象を絶対視せずに、自分でよく考えて、納得いくところを吸収し、そうでないところは、流してしまえばよいのです。
また、これと同様に、特定の思想・教えを同じように絶対視することもありません。そうではなく、世界の普遍的な道理・原理を追求しています。
●いろいろな学習実践法・ツールも絶対視していないなお、ひかりの輪の中にも、論理的・科学的には、理由が解明されていないものの、体験的に広く価値があるとされている学習実践法・ツールを取り入れている部分はあります。
その中には、ヨーガや気功の身体行法、仏教の瞑想法、瞑想に役立つ心静まる法具の音・音楽、お香、仏画・仏像・法具、聖地巡りや、聖地の名水(ご神水・聖水)、一部の占星学、そして、先達とともに瞑想するヒーリングなどがあります。
しかし、それらは絶対視する必要はなく、半信半疑でもよいし、「自分には合わない」と思えば、使わなければよいだけです。
●「内側の神仏」と「外側の神仏のシンボル」ひかりの輪では、神仏とその尊重の仕方について、新しい思想を提唱しています。
まず、一人一人の中の神聖な意識があり、それを「内側の神仏」と考えます。そして、その神聖な意識を引き出す手段として、外側に「神仏のシンボル」があると考えます。
この外側のシンボルは、仏教徒なら仏陀、キリスト教徒ならイエス・ヤハウェ、イスラム教ならマホメット・アラーといった、特定の人や神・仏などです。
要点は、この外側のものは、一人一人の「内側の神仏」を引き出す「シンボル」ではあっても、それ自体は唯一絶対のものではなく、人に応じて、さまざまな「シンボル」があってよく、全くシンボルを持たなくても、また同じようによいということです。
この思想は、人の中の神聖な意識(「内側の神仏」)を重視し、従来の宗教が崇拝対象とした外側の存在を「絶対視せず」に、しかし「軽視もしない」で、「神仏のシンボル」として「内側の神仏」を引き出す手段と位置づけています。
そして、両者の合体が、神聖な意識を引き出す=内側の神仏が目覚めるとするのです。
●シンボルは人によって違ってよいし、なくてもよいそして、外側のシンボルは、人によって違ってよいと考えます。
自分に縁があると感じる(自分の意識を高めてくる)外側のシンボルは、人によって違ったり、確たるシンボルがない人もいたりするのも自然なことです。
だからこそ、さまざまな宗教があって、人類が一つの宗教の下には統一されないのです。ある人は、仏陀、ある人は、イエス、ある人はマホメットでよく、ある人は、何かの仏像・仏画、ある人は、何かの大自然でもよく、ある人は、確たるシンボルがなくてもよいのです。
●シンボルは、宗教間の対立を越える思想では?こうして、ひかりの輪は、何か一つの特定の神仏、ないしは神仏の化身とされる特定の人物を信仰することを義務づける「宗教」というものとは異なります。
外側の人や物を絶対視するグルイズムや偶像崇拝などの従来の宗教でもありません。
そして、この考え方が、宗教界に広まるならば、異なるシンボルを持つ宗教間の対立を解消できるのではと考えています。
独善的・排他的な傾向のある従来の「宗教」ではなく、21世紀の新しい時代に合わせ、多様性を認める智恵の思想ではないでしょうか。
【3】ひかりの輪の「輪の思想」
●輪の思想:万人万物が平等で一体
ひかりの輪の中核の思想は、「輪の思想」です。
それは、「輪」という言葉が象徴するように、「万人・万物が、輪のように一体であり、等しく尊い」とする世界観です。万物平等一体の思想です。
では、この思想の意味合いを説明する準備として、まず、現在の社会の問題・苦しみの分析をしておきましょう。
●現代社会:拡大と競争の幸福観の行き詰まり現代は、「今より、もっと」、「他人よりも、もっと」と、財物や名誉・地位を求め、幸福になるという考え方が主流です。
財物や名誉・地位に恵まれることが幸福で、そうでない者は不幸として、自分と他人の区別し、勝ち組・負け組などに、人を二分化することになります。お金と勝利、拡大と競争を重視した経済競争社会です。
しかし、その現代社会は、行き詰まりの様相を示しています。
バブル崩壊の後の長い経済停滞、日本に限らず、欧米にも広がる財政赤字・景気低迷、失業者、自殺者、鬱病を含めた精神疾患の増大など。
多くの人が、果てしない拡大と競争を求める資本主義が、人を本当に幸福にするのかを疑い始めています。
●行き詰まりの根本的な原因は何かそれは、なぜでしょうか。その理由を仏教開祖の釈迦牟尼は予見していました。
まず、「今より、もっと」、「他人よりも、もっと」と求めても、欲求には際限がないために、満ち足りることはありません。
例えば、統計的な調査には、日本ぐらいの所得水準に到達すると、所得が増大しても、人が感じる幸福感は必ずしも増えないとするデータもあります。
もはや日本人は、お金では幸福が買えない状態に達したのかもしれません。
一方、得られない場合は、苦しみますし、いったん得てしまうと、以前は必要なかったものさえ、それを失うと苦しみが生じます。そして、そのように皆が求め合う中では、当然、他との奪い合いが生じ、恨み・辛み・妬みの苦しみが生じます。
例えば、自殺は、統計が始まった1890年以来、2000年代の今現在が、最も多くなっています。今は、バブルの崩壊後の問題があるとはいえ、途上国時代や敗戦直後よりも多いのです。年間3万人、未遂を含めると数十万人となっています。
鬱病は、この10年で倍増し、数百万にのぼります。体の病気は、医療技術の進歩で、先進国は少なくなりましたが、心の病は途上国と違いがないとも言われます。
物は豊かな社会の中で、心が病んでいます。
無数の人が、日常生活に強いストレスを感じています。こうして、私達は、今までの拡大と競争一辺倒の幸福観の転換、ないしは、少なくとも、幸福観の多様化が必要な状態に来ているのではないでしょうか。
●ひかりの輪:「感謝と分かち合い」の幸福観そこで、ひかりの輪は、「新しい幸福観」を提唱しています。
それは、「感謝と分かち合い」による幸福です。この感謝と分かち合いが深まると、落ち着いた、大きな、温かい心が生まれ、それによる幸福を感じることができます。
さらには、心が静まることによって、直感力を含めた智恵が増大してきます。感謝と分かち合いによる幸福と比較すると、従来の「今より、もっと、他人より、もっと」とお金や勝利を求める幸福観は、不満と奪い合いに基づく幸福ということができます。
それは、その裏側に、満ち足りない・求めても得られない・得たものを失う・奪い合うといった苦しみがあることは、前に述べました。
感謝と分かち合いは、そういった苦しみがなく、落ち着いた満ち足りた状態をもたらすものです。仏教では、仏の慈悲の境地と言われるものです。
そして、この新しい幸福感を得るための鍵となるのが、今までとは違った世界観=輪の思想なのです。
●苦楽・優劣・自他を極端に区別しているその説明をする前に、従来の「不満と奪い合いの幸福観」は、どういった世界観を持つものでしょうか。
① それは、まず、財物や名誉地位といったものを喜びと考え、それが少ないことを苦しみと考えます。
② 次に、自分と他人を分け、自分だけに沢山の財物や名誉・地位を求めます。すなわち、自分と他人の幸福は別のもの、奪い合いと考えます。
③ そして、人を勝ち組・負け組、優れた者・劣った者を分け、皆が勝ち組を目指して競争します。しかし、実際に皆が勝ち組になれることはあり得ません。こうして、幸福と不幸(楽と苦)、優と劣(善と悪)、自と他(の幸福)というものを極端に分けているのです。これを二元論と呼ぶ場合があります。
●ひかりの輪の一元論:輪の思想これに対して、感謝と分かち合いの幸福感では、一見して別々に見える二つのもの、すなわち、楽と苦、優と劣、自と他といったものが、実際には全く別のものではなく、輪のように繋がっており、表裏一体の側面があるという思想に基づいています。これを一元論という場合があります。
まず、苦と楽については、先ほども述べたように、楽の裏に苦しみがあります。
そして、よく考えると、苦しみの裏にも恩恵があります。これが苦楽の輪です。また、優と劣については、どんな人にも欠点はあり、どんな人にも長所はあり、さらに言えば、長所の裏には短所、短所の裏には長所があります。
例えば、勝ち組だと奢れば、慢心で失敗し、負け組の経験を活かせば、他の苦しみを理解する人間になる可能性もあります。これが優劣の輪です。
さらに、自と他については、人は自分の力だけで生きているのではなく、多くの他者・万物に支えられて生きています。
また、蜘蛛の糸が説くように、本当の幸福とは、自分だけが幸福になっても得られるものではなく、他の幸福と共に得られるものです。これが自と他の輪です。
そして、これらの苦楽、優劣、自他の輪を含め、万人・万物・森羅万象についてしっかりと分析すると、「万物が一体であり、等しく尊い」という世界観が出てきます。これを「輪の思想」と呼んでいます。
●輪の思想は、日本の根本精神、世界共通のシンボル聖徳太子の十七条憲法に説かれた「和の思想」は、日本の精神・文化の中核・根本とされますが、この和の思想は、ひかりの輪の「輪の思想」と一体不可分なものです。
具体的には、万人を平等一体とみる輪の思想は、縄文時代以来の日本の根本精神です。そして、それに基づいて、聖徳太子の和の思想が出来たと考えられます。
さらに、心理学者の研究によると、世界の諸宗教・諸文化に共通するシンボルとして、輪・円があります。
仏教の「法輪」、大乗仏教の曼荼羅、禅の円相、道教の太極図、古代の遺跡物などなどです。これらの詳細は、後に述べるように、このHPに掲示されている特別教本に書かれています。
●「輪の思想」は多面的な内容を含むなお、詳しく言えば、ひかりの輪では、「輪の思想」には、具体的には、三つの側面があるとしています。
今お話ししたのは、その中で一番重要なものであり、三つの悟りのための教えとして、「三悟の輪の法則」ないし、「三悟の一元法則」と言います。
これに加え、「三縁の輪の法則(三縁の一元法則)」、「三性の輪の法則(三性の一元法則」といった教えがありますが、ここでは説明を省略します。
また、先ほど行った「三悟の輪の法則」の説明もごく概略的なもので、実際には、もっと深み、広がりのある法則です。これらの法則の詳細に、ご関心があれば、このHPの「思想と実践」のコーナーに掲示されている「特別教本」をぜひご参照ください。
【4】「感謝・尊重・愛の教え(三悟の教え)」とは
●感謝と尊重と愛の重要性
前に述べた通り、輪の思想に基づいて、ひかりの輪では、感謝・尊重・愛の三つの心を深める実践が、心の幸福にとって、非常に重要だと考えています。
先ほどは、「感謝と分かち合いによる幸福」と言いましたが、それを完全に表現すると、「感謝と尊重と愛」の三つです。
この教えは深いのですが、その一端を説明すると、まず、「感謝」の重要性は、果てしなく欲求すると、さまざまな苦しみが生じるので、努めて、今ある恵みなどに気づいて「感謝」することが、心を幸福・豊かにする上で非常に重要です。
次に、「尊重」ですが、人と人を優劣で二分化すると、慢心や卑屈・妬みといった問題・苦しみが生じるので、自と他の万人・万物を平等に尊重することが重要です。
最後に、「愛」については、ここでの「愛」には、多少特別な意味があります。
それは、自と他(の幸福)が別々のものだと考えると、自己中心的になって不幸になるので、自と他が繋がっている、一体であると気づいて、万人・万物を愛することです。
すなわち、他者と自分が一体だと見て愛する、自と他を一体として愛することです。
●三つ悟りのための教えひかりの輪では、この感謝・尊重・愛の三つの教えを「三つの悟りの心の教え(三悟の教え)」と呼んでいます。
そして、この感謝・尊重・愛の教えを突き詰めて考えていくと、最終的に、「万物に感謝する」、「万物を尊重する」、「万物を愛する」という考え方が、真の幸福をもたらすことがわかります。これは、直ちにはわかりにくいと思いますが、それはわかりにくくて当然ですから、心配しないでください。
というのは、これは、心の完成者である仏陀の境地の状態を表しているからです。しかし、よく考えていくと、この考え方・教えの正しさと重要性がわかります。
しかし、その詳細は、ここでは書ききれませんから、ご関心があれば、HPに掲示している特別教本をご覧ください。ないしは、ひかりの輪の各支部教室の指導員にお尋ねください。
そして、前にも述べましたが、最初からこれらを信じる必要は全くありません。
いえ、最初から信じてはいけません。
皆さんが、自分でよく考えて、むしろ疑問を持って、よく考え、納得したならば、受け入れればいいだけです。
●三悟心経そして、この考え方をスムーズに身につけるために、ひかりの輪では、一つの工夫をしました。
それは、この考え方をわかりやすい言葉で現したごく短いお経を作って、それを唱えることで、身につけやすくしたのです。
それを「三悟心経(さんごしんぎょう)」と呼んでいます。
この三悟心経とは、「三つの悟りの心の教え」といった意味です。この名前は、仏教の有名な経典である般若心経(般若経の中心の教えという意味)に習ったものです。それは、ごく簡単なお経で、次の通りです。
「万物恩恵、万物感謝
万物神仏、万物尊重
万物一体、万物愛和」その意味も読んで字の如くで、
「万物を恩恵と見て、万物に感謝する
万物を神仏の現れと見て、万物を尊重する
万物を一体と見て、万物を愛する」そして、この三悟心経の詳しい意味合い、そして、唱えるときのやり方、さらには、
唱えながら行なう瞑想の学習・実践の仕方などについては、やはり特別教本を見てください。
●ひかりの輪は、仏教信仰を義務づけていないなお、ここで、「三悟」とか、「三悟心経」、「般若心経」といった仏教の用語が出てきましたが、ひかりの輪は、仏教的な思想を取り入れてはいますが、仏陀を信じないといけない団体ではありません。
単に日本が仏教国であり、仏教文化が浸透しているので、教えのネーミングに、仏教的な表現を用いている場合が少なくないだけです。
ひかりの輪の思想自体は、貴方に、仏陀・仏教への信仰があろうとなかろうと、その効果に全く違いはありません。
理性によって合理的に考えて、教えが正しいと納得できたら、それを日常の生活に活かしたり、修習したりすることで体得していただければよいのです。
【5】「心を変える四つの学習と実践」
どのような心の持ち方が望ましいかはわかっても、心は、自分の意志で自由に変えることができないのが問題です。
仏教やヨーガは、その発祥以来、この問題に取り組んできました。
そもそも、「ヨーガ」という言葉の元の意味が、体操ではなく、(否定的な)心の働きを止滅することを意味するくらいです。最近では、心理学の心理療法もそうかもしれません。
そこで、ひかりの輪では、心をよい方向に変えていくために、四つの学習・実践があるとしています。
それは、心を直接的に変えることができなくても、心が連動しているものを変えることで、結果として心を変えるのです。
●ものの考え方・思想を学ぶ(教学)第一に、ものの考え方です。
考え方は絶えず、心の状態と連動しています。
前向きな考え方をすれば、心は明るくなり、後ろ向きな考え方をすれば、暗くなります。よって、どのような考え方が、心を明るくするのかを学び、それをなるべく訓練=修習することが重要です。
宗教的な言葉を使えば、これは「教学」ということになります。
なお、この際も、主体性・自立心を持って学ぶことが大切です。
どんな考え方、教えに関しても、自分でよく吟味し、納得した上で、実践してください。
「誰かが言っているから、やろう」というのではなく、自分で納得する必要があります。
教学には、
① 単に学んだだけの知識の段階、
② 論理的に十分に理解できた段階(推理智)
③ 教えを体得・体感した状態(直感智)の段階があります。
③の体得の前には、十分な理解が必要です。
●日常の言動の改善(善行・功徳)第二に、日常の言動です。
日常の言動も、心の状態と連動しています。
ですから、考え方が正しくなっても、言動が正されなければ、心は十分には変わりません。
よって、例えば、「感謝・尊重・愛」といった三悟の教えを学んだならば、日常生活において、それに基づいた言動をするように、自分なりに努めることが重要です。
また、各宗教が説く戒律の中には、心が悪い方向に向かわず、良い方向に向くように、日々の言動の基本を規定したものがあります。
各宗教で戒律は異なり、解釈も人によって異なりますが、共通する戒律には、人の心・体・人間関係・環境を良い方向に導くものが少なくなく、ひかりの輪では、不要な殺生をしない、盗みをしない、邪淫をしないといった、仏教の十戒などを参考にしています。
こうした戒律を全て、盲信する必要はありませんが、自分なりに、その意味合い・重要性が理解できたならば、なるべく実践した方がよいでしょう。
なお、こうして、日々の生活で、良い心や言動を積み重ねることを、仏教で「功徳」を積むと言います。
●身体を整える(行法)第三に、人の身体は、心と密接に連動しています。
正確に言えば、体には目に見えないエネルギーの流れ=「気」があり、それが「気持ち」と連動しています。
「気」は、肉体とも連動し、「気」に問題がある場所が、「病気」になるとされます。
こうして、心と気と体に繋がりがあるので、逆に、体を整えて、気の流れ、心を整えることができます。
これを実践するのが、「行法」と呼ばれているものです。
例えば、ヨーガの体操や呼吸法や仙道の気功は、体の側面から、心を整えます。
さまざまなものがありますが、ひかりの輪では、研究の結果として、「数種類のタイプのヨーガ行法」と、「流体循環気功」を提供しており、詳細がHPの「ヨーガ・気功」の部分に、掲示されています。
行法は多種多様で、他にも、
① 心身に良い影響がある座法を組む、
② 心身を浄化する言葉を唱える、
③ 心身に良いイメージ・観想をする(例えば神仏の姿形など)といったものがあり、これらを組み合わせた瞑想行法があります。
また、瞑想状態をさらに改善するために、五感から良い刺激を取り入れることが有効です。
そのためには、
① 仏像・仏画・自然などの視覚的なシンボル、
② 仏教法具などが奏でる神聖な音、
③ 瞑想用の特別なお香、
③ 瞑想に良い特別な飲み物(ハーブティー)、
⑤ 身につける仏教の法具などのさまざまな「ヒーリングツール」を活用しています。
●環境を整える(聖地巡りなど)最後に、心と体に大きな影響を与えるのが、それを取り巻く環境です。良い環境は、良い心の状態を作る大きな手助けとなります。
ひかりの輪では、
①自宅・自室をよく掃除して(精神的な側面や気の流れといったものも)浄化すること、
②団体の教室に通うこと、
③自然の聖地を巡ることなどを説明しています。
この中の聖地巡りについては、HPの「聖地めぐり」の部分をご覧下さい。
また、このひかりの輪の四つの学習・実践(思想の学習・日常の言動の改善・身体行法や瞑想法・環境の改善)については、より詳しい説明が、代表の講話にありますので、それをご覧ください。
【6】感謝の心を深める「内観」
●内観とは?
ひかりの輪では、「内観」という感謝の心を培う自己内省法を取り入れています。
内観とは、浄土真宗の一派に伝わる「身調べ」という修行法から派生し、その後、宗教的な要素を取り除いて、誰もができる自己反省法として確立されたものです。学会もあって、海外にも広がっています。
その方法は、至って簡単で、内観専門家の指導のもと、自分がこれまでの生涯で、両親・親族・友人知人に、
① 他人から、していただいたこと
② 他人に、して返したこと
③ 他人に、迷惑をかけたことを1つ1つ思い出していくという作業のみを、丸1日~1週間ほど集中して行なうというものです。
なお、親がいない人は、親代わりに育てくれた人を親と見て行います。
●内観の効能、現代人に重要な感謝の心内観の良さは、感謝の心=愛が深まり、幸福感が増し、心が安定することです。
また、感謝の心が深まれば、人間関係も改善します。
そして、その延長上には、仏教が説く悟り、心の解放、慈悲の体得の土台にもなります。
逆に、心理学では、子供時代に親の愛を認識できず、感謝の心が乏しい場合は、自分の価値がわからなくなり、それを感じようと、自己中心的な傾向が生じるとも言います。
そうした人は、傲慢に見えますが、自分の価値がわからないのですから、卑屈でもあります。
そのため、逆に、他と壁を作り、内向的になり、疎外感を感じる場合もあるようです。
しかし、現代の日本では、親を尊敬する子供は、半数に満たないという意識調査もあります。
敗戦による父権の喪失もあるでしょうが、経済成長重視の競争社会で、「もっと、もっと」という欲求が深まり、感謝よりも不満の心が生じやすくなっています。
こうした状況の中で、感謝の心を深める内観は、非常に重要です。
親などの愛を認識し、感謝が深まれば、健全な形で自分の価値=自尊心を形成できます。
すなわち、自己と他者の双方に対する愛を育むことができるのです。
さらに、内観が深める感謝の心は、仏陀の智恵が説いた真の幸福の道、すなわち、足るを知って、他と分かち合う道とよく合致します。
さらに、慈悲の心を持つ菩薩になる修行の道として、全ての生き物に対する感謝の心を培う教えがあります。
こうして、悟りを求める人にも、感謝・内観は重要です。
●ひかりの輪の内観セミナー実際には、講義を含めて「数時間」のものから、祝日などを利用して丸1日行なう「1日内観」、さらには、2~3日のもの、1週間合宿して行なうものなどがあります。
ひかりの輪では、祝日などを利用し、内観の国際的な権威の大学教授の方の指導の下で行なう「内観セミナー」が、各教室で定期的に行われています(基本的に一日内観)。
この貴重な機会を是非ご活用下さい。
より詳しく内観についてお知りになりたい方は、HPの「内省法・内観」のコーナーをご参照ください。
【7】ひかりの輪の聖地巡り
●聖地巡りの恩恵
ひかりの輪では、団体の発祥の経緯が、上祐代表らの聖地・自然での体験であったこともあり、聖地巡りを重要な活動の一つだと位置づけています。
2002年以来、聖地・自然の中でのさまざまな瞑想体験や自然との交感・不思議な体験が、団体の思想を徐々に育んできました。
聖地巡りの良さは、
① 聖地や純粋な自然によって、心身が浄化できること、
② 聖地の自然・歴史・文化から様々なことを学ぶことができること
③ 聖地・自然と一体となる悟りの境地に近づくことができることなどがあります。
また、内観のところで、親などに対する感謝の重要性をお話ししましたが、私たち人間をはぐくんでいるのは、究極的には大自然全体であり、親の親とも言うべきものです。
その大自然に親しみ、感謝・尊重・愛を培うことは、感謝の心を極めていくことであり、万物と一体となる悟り・慈悲の体得にも非常に重要だと思います。
●ひかりの輪の聖地巡りひかりの輪では、単純に聖地やその神社仏閣を巡り、参拝するだけでなく、団体がまとめた資料に基づいて、その聖地に関する歴史・文化の学習をしたり、現地の自然の中で、瞑想を行なったりするなどして、その効果を高めています。
これまでよく巡った聖地としては、長野の諏訪・戸隠・善光寺・上高地・乗鞍・小諸、京都のさまざまな神社仏閣や比叡山、奈良の東大寺等の神社仏閣、三輪山・大神神社、飛鳥・斑鳩、天川・吉野、さらには、高野山、伊勢神宮、そして、富士山と周辺の神社仏閣・日光・鹿島神宮・大洗磯前神社、千葉の鋸山日本寺、東北の出羽三山などです。
他にも、熊野三山、出雲大社、三徳山、福岡の宗像大社、熊本の阿蘇山や阿蘇神社等、宮崎の高千穂神社、十和田神社とその周辺、平泉、京都の天橋立・籠神社等、大阪の四天王寺等、四国の剣山等、都内の神社仏閣、鎌倉の神社仏閣も巡りしました。
●修験道の特別研修もまた、東北の出羽三山の聖地巡りでは、修験道の先達の方の特別な指導を受けて、本格的な修験道の特別研修を毎年行っています。
修験道は、山の思想とも言われ、山を仏の母胎とみて、山に入って、心身を浄化し、人ではなくて山・大自然から学び、自己を見つめ直し、生まれ変わった気持ちで、世俗に戻るという思想があります。
ざっと述べましたが、ひかりの輪の聖地巡りは実に多岐にわたる内容・体験を含んでいますので、その詳細に関しては、HPの「聖地めぐり」のところをご覧下さい。
【8】ひかりの輪の聖地での体験
●ひかりの輪は、聖地巡りの体験から生まれてきた
ここでは、ひかりの輪の団体の発祥に関係する、聖地でのさまざまな体験についてざっと述べたいと思います。
その中には、いわゆる不思議な御縁を感じるものが多数あったのです。
まず、「輪の思想」も、聖地・自然との交感で生まれてきました。
2002年の6月10日、上祐代表は、この思想の一部について瞑想したところ、大きく気づくところがありました。そして、その直後に天空に太陽の周りの虹の光の輪が現れており、合計で七つもの虹が出ていたのです。これは、上祐代表らに大きな影響を与えました。
ひかりの輪の団体名も、この体験に由来します。
●聖徳太子縁の聖地で不思議な体験が続くその後、上祐代表らは、繰り返し虹の体験をしていきます。
その中でも特に印象的だったのが、2002年11月の富士山の麓における天に立ち上るような鮮明な虹でした。その直ぐ近くに、偶然にも、聖徳寺というお寺があり、その祭壇に虹の写真がありました。
その理由は、かつて聖徳太子が、この場所で虹を見て、聖地だとされたからでした。
この頃から、巡っていた聖地が、不思議にも、太子ゆかりのものが多かったことに気づき、太子縁の聖地に関心を持って、その一つとして、京都の広隆寺を参拝し、名高い弥勒菩薩半跏思惟像を拝観しました。
その時、上祐代表らは、その仏像の中で、素晴らしい瞑想体験をしました。
それは広大無辺の慈悲の心・慈悲の空間のように感じられました。
そして、これがきっかけとなって、私たちは、それまで所属していたオウム真理教の後継団体である宗教団体アレフを脱会し、「ひかりの輪」として独立するに至りました。
また、日本有数の山岳景勝地である上高地に滞在したときは、毎日ように虹を見て、合計で7回も見ましたが、そこでも、上祐代表らは、いろいろな気づきや精神的な体験をしました。
代表によると、自然は貪らず、あるがままに生きる教師のように感じられ、そう感じたときに、自分が周辺の自然と一体化し、大きく温かい心が一杯に広がったように感じたと言います。
そして、「私」よりも、「大自然」の方に、本当の自分の中心があり、自分は大自然の一部のように感じたと言います。
こうした体験から、感謝と分かち合いや、自と他の一体性を重視する、ひかりの輪の一元論的な思想が温められていきました。
その後、ひかりの輪の教室も、太子と縁があることがわかりました。
長野の小諸市の教室近くには、観音菩薩を祀る真楽寺がありますが、この寺には、太子が立ち寄られたと伝承があります(他に長野で、こうした伝承を持つお寺は見つかっていません)。その境内の気の流れが非常に良いため、よく参拝していたお寺でした。
以前の大阪の教室は、偶然にも、太子が仏教導入をかけた物部氏との闘いの前に勝利する神意を得た場所に立った神社に非常に近く、その神社の分社は、教室のビルの目の前にありました。
その本社にあたる太子信仰のメッカとして名高い四天王寺にもごく近くにあり、その四天王寺を参拝した時も、太陽の周りの虹が何時間も出ていました。
●太子の「十七条憲法」と、ひかりの輪の思想の合致に気づくその体験をする前後、改めて太子の十七条憲法の思想を研究すると、偶然にも、その中に、ひかりの輪の思想、特に優劣の輪の教えとしたものと、全く同じ内容が、しかも、「輪」という同じ喩えを使って説かれていたことに気づきました。
それは、「自分はかならず聖人で、
相手がかならず愚かだというわけではない。
...おたがいだれも賢くもあり愚かでもある。
それは鐶(耳輪)には端がないようなものだ」というものです(十七条憲法第十条)。
こうして、ひかりの輪の聖地巡りでは、このような不思議な虹の体験や偶然の一致が連続し、最後には、それが、聖地巡りとは全く別のところで温めていた輪の思想と合致するに至ったのです。
さらに、一部の識者の見解として、以下のような意味もあります。
① 太子は、万人が平等という「輪」の人間観に基づいて、
「和をもって尊しとなす」と訓戒したこと。② 輪の思想は、縄文時代にまで遡る日本の根本思想であること
(縄文時代は、住居を輪のように配置した環状集落やがあり、
上下身分の区別・差別のない共同体だった)。
●親鸞・法然・最澄・空海ゆかりの聖地他に、私たちが気に入って、毎年のように巡った聖地の中には、不思議と、長野の善光寺・戸隠・鹿島神宮など、後から気づいたのですが、親鸞上人ゆかりの聖地でした。
浄土真宗開祖の親鸞上人は、阿弥陀如来の慈悲は平等であり、悪人も救われる機会があると説いた人でした。これは、私たちには、大きな励みになった教えでした。
その教えを、自己を悪人と自覚することで、正しい教えに巡り会う機会があると解釈すれば、宗教者が慢心を戒め、謙虚さを保つことの重要性を説くものとして、非常に重要だと思います。
また、親鸞上人は、聖徳太子の夢のお告げを得て、その後に師となる法然上人に出会いました。
その法然上人は、別名を「円光大師」といい、名前からして、ひかりの輪とご縁があるように感じています。
名高い伝教大師最澄にもご縁を感じました。
伝教大師は、全ての人に平等に仏性(未来に仏陀になる可能性)があるという思想を広めた人で、ひかりの輪の思想の中核、特に万人を平等に仏の現れと尊重する教えと合致しています。
伝教大師も、自分を聖徳太子の弟子と考え、深く崇敬しています。
その最大の聖地である比叡山の根本中堂は、宇宙の全ての生き物の苦しみを悲しむかのような広く深い慈悲の波動を感じました。
また、ひかりの輪は、仏教の法具を瞑想やヒーリングに多用していますが、仏教の法具を日本で最初に本格的に導入したのは、弘法大師空海です。
その高野山の弘法大師の御廟は、非常に明るく神聖に感じられる空間でした。
そして、そこで、上祐代表が手の平の上に、弘法大師ゆかりの法具を置いて瞑想していた時に、何かのエネルギーが法具から腕を通して入って来て、その後、法具がひとりでに震動を始めたように感じる体験をするということがありました。錯覚かもしれませんが、こうした体験が、日本人が広く弘法大師を信仰する歴史が出来た原因かもしれません。
なお、ひかりの輪は、太子を初めとする過去の聖人も絶対化・神格はしませんので、その点つけ加えておきます。
太子も、「人を神として崇めてはならない」としています(その意味では仏教開祖釈迦牟尼も、同様に戒めています)。
太子が説くように、人は皆平等に尊いという思想を重視しています。
最後に、ひかりの輪の聖地巡りでのさまざまな体験については、詳しくは、このHPの聖地めぐりのところをご参照ください。
【9】日本・世界の思想・宗教の今後
今は、大きな時代の変化の時が始まりつつあるように思います。
政治も、新興勢力が現れて再編される様相ですが、宗教界も同様ではないでしょうか。昨年あたりから、20世紀後半に、注目を集めた宗教のカリスマが他界したりと、大きな変化を迎えているように思います。
サイババ、ウサマ・ビンラディン、文鮮明が過去の人となりました。
そして、麻原彰晃もその後に続き(2018年刑死)、他の20世紀の新宗教の中心人物も、人生の終末を迎えつつある人が少なくありません。
それにともない、少なからぬ宗教団体が、大きな岐路・変化を迎えていると思います。
アレフ(旧オウム真理教)は法的責任を追及されて解体に向かい、オウムと同じように選挙に出て惨敗し、教祖が妻との離婚を始めとする訴訟問題を抱え込んだK教団も大きな岐路にあるようです。教祖が高齢となった巨大教団Sもそうではないでしょうか。
こうした20世紀の宗教は、特定の人物を神の化身として絶対視する傾向が強いものでした。
それは、外部社会の客観的な視点から見れば、盲信とか、カルトに映るでしょう。
科学合理的な精神からは、受け入れることができませんし、度々反社会的になります。
しかし、その一方で、経済的な拡大と競争の勝利ばかりを重視する価値観は、多くの人にとって心身が安らぐものではなくなっています。
特に日本では、長期の経済的な低迷や市場原理主義の導入もあって、ストレス、鬱、自殺、いじめなどの問題が、相当に増大しています。
物質的に豊かな社会の中で、心の苦しみは、かつてなく蔓延しているようにも思います。
その問題の緩和のためには、現状への不満と奪い合い、拡大と勝利ではなく、感謝と分かち合いの精神、そして、万人の尊重と一体感の重視が、今後重要になると思います。
そして、その実現のためには、「宗教」というものを抜本的に超えた、「新しい精神的な智恵の学びの場」が必要であると思います。
ひかりの輪は、オウム真理教の手痛い教訓を活かし、過去の贖罪としても、21世紀の社会のためにも、それを創造していきたいと思います。
■学習方法・教材・料金のご紹介
ひかりの輪の学習システム・教材・料金等のご案内
ひかりの輪では、心の幸福・安定や心身の健康、人間関係の改善、自己実現、人生の成功、さらには仏教的な悟りに役立つように、仏教・ヨーガ等の東洋の思想哲学と心理学・脳科学・医学等の科学的な知見の学習を行っています。具体的には、以下のような形で学習と実践を行うことができます。
1.セミナー・勉強会・講義
ひかりの輪では、仏教・ヨーガ・心理学・脳科学・医学などの思想・理論・教えの学習や、ヨーガの体操・呼吸法・各種の仏教等の瞑想法の学習、さらには個人相談などのために、以下の通り、各種のセミナーを実践しています。 なお、下記の参加費に関しては、学生の方、障害者や病気の方、生活保護の方など、事情のある方には減免させていただく場合がありますので、ご相談ください。
(1)上祐代表のセミナー(主に週末)各地のひかりの輪の教室や一般の会議室で、月1回、主に週末に行われる、2時間半ほどのセミナーです。内容としては、①代表による講義、②ヨーガや瞑想、③参加者の皆さまとの質疑応答などが行われ、その後に代表や指導員との個人面談・懇談を行います。
・開催場所 東京、横浜、名古屋、大阪、仙台、岡山、福岡、札幌(不定期)など
・来場参加に加え、ネット参加も可能です(詳細下記)
・台風等の気象状況や新型コロナ感染予防のため代表が直接参加できない場合はインターネットによる講義・面談となります。
・参加費:初回3000円、2回目以降3500円 初回参加料は割引の場合あり。
・参加費は個人面談込み(人数制限あり、初回の方優先、20分ほど)
・台風等や新型コロナ感染予防のため やむを得ず代表が直接参加できなくなった場合は、インターネットによる講義・面談を行ないます。
(2)上祐代表の勉強会(主に水曜日・木曜日)ひかりの輪の東京本部教室(ないしはその近辺の一般会議室)で、主に、毎週水曜日19時30分から、および木曜日10時頃から行う、2時間ほどの上祐代表による勉強会です。勉強会の内容は、以下のようにさまざまで、週によって異なります。
・参加費3000円
・来場参加に加え、ネット参加も可能です(詳細下記)
・個人面談込み(人数制限あり、初回の方優先、20分ほど)。
①「仏教・ヨーガ・心理学勉強会」(毎月2回ほど)仏教・ヨーガや心理学・脳科学の思想・理論を学び、加えて簡単なヨーガの体操・呼吸法・仏教の各種の瞑想法を学習・実践します。毎月2回ほど行っています。事後には、代表・指導員による個人面談・懇談も行います。
②「悟りのヨーガ瞑想講座」(毎月1回ほど)ヨーガ・仏教の体操・呼吸法などの身体行法や各種の瞑想法を、丁寧な解説によって学習・実践することに重点を置いた勉強会です。事後に代表・指導員による個人面談・懇談も行います。
③「東西心理学総論講座」(毎月1回ほど)ひかりの輪では、仏教やヨーガが説く心の科学の教えに加え、西洋発の心理学や脳科学の講座を長年行ってきました。この講座では、それを体系化し、初心者の皆さんにもわかりやすく、日常生活の心の問題・苦しみ、心身の健康、人間関係の改善、安定した広い心を養うために役立つ、心理学(や脳科学)の理論・思想・実践法を学びます。
これらの理論と実践法は、同じく心の問題を論理的に探究してきた(初期)仏教・ヨーガの思想とも一致する部分が非常に多く、一般の心理学講座を超えて、東西の叡智を融合させた特徴がありますので、東西心理学総論講座と呼んでいます。
講義の担当は、心理学の研究家で、認定ヒプノセラピストの山口雅彦指導員(名古屋・大阪担当)が、専用のテキストに基づいて解説した上で、同指導員と上祐代表の対談形式や、参加者との質疑応答で理解を深めていくという能動的なスタイルです。
(3)オンライン瞑想タイム(毎週2回:木曜と日曜の夜 参加無料)
ひかりの輪では、毎週木曜の夜と日曜の夜の21:30~22:00に「オンライン瞑想タイム」の時間を設けています。これは、インターネットで参加する瞑想の学習と実践のクラスで、仏教やヨーガの瞑想のエッセンスを上祐代表らが解説してリードする中で、参加者の皆様が一緒に瞑想する時間です。初心者の方でも実践できるわかりやすい内容で、心身の健康・安定・知性の向上・仏教的な悟りに役立ちます。
ご参加は、インターネット会議システム「Zoom」を使って、全国どこからでも、ご自宅からでもできますので、お気軽にご参加いただけます(システム上にご自身のお顔や実名を出す必要もなく、代表らの動画・音声のみが、皆様の端末に流れる設定です)。詳細は、ひかりの輪サイトの「『オンライン瞑想タイム』のお知らせ」のコーナーをご覧ください。
(4)集中セミナー(毎年3回)年末年始・GW・お盆休みなどに、ひかりの輪の東京本部教室を中心的な会場として、上祐代表を中心にひかりの輪の指導員が、5日間ほど連続で行われる集中セミナーです。上祐代表の講義が、毎日昼夜2回ほど、加えて、ヨーガ・気功・各種の瞑想法・野外の歩行瞑想の学習実践を午前から夜まで行います。加えて、個人に対する各種のヒーリングプログラム、個人面談もあります。
集中セミナーは、各教室で行いますが、東京本部教室の場合は、5日間ほどの連続した長期間のセミナーを行い、最終日には聖地巡りを行うのが通常です。多様な参加の仕方が可能であり、宿泊をしながら朝から夜まで連日参加することが可能ですが、セミナー全体の参加ではなくても、その一部、例えば、特定の日の講義、瞑想・行法の指導、聖地巡りなどの、各プログラムに絞ったご参加も可能です。
・参加費は基本1時間1000円ですが、プログラムの内容で一部参加費が異なるため、参加希望の際にお問い合わせください。
・来場参加に加え、ネット参加も可能です(詳細下記)
(5)1日セミナー:1日1万円各教室で、各教室の担当の指導員によって、日曜日などに随時開催される、朝から夜までの1日のセミナーです。思想・教えの学習、ヨーガ・気功、各種の瞑想の行いますが、詳細は各教室担当指導員までお問い合わせください。
・1日全体ではなく部分参加も可能で1時間1000円。10時間以上は全て1万円。
(6)特別瞑想セミナー仏教・ヨーガの各種の瞑想を個別に深く学ぶための3時間ほどのセミナーです。ヨーガ・仏教の各種の瞑想が用意されており、それぞれ専用の瞑想テキストとそれに関する上祐代表らの詳細な解説、および瞑想指導がなされます。生の受講ではなく、専用のテキストと録画動画による受講も可能です。
・初級編:1回8千円
・中級編:1回1万円程度
(7)聖地自然巡り(毎月1回ほど)ひかりの輪では、聖地や自然を巡ることを重視しています。心と体は、その環境と深く関連しているからです。そのため定期的に、神聖なエネルギーを持つ寺社などの聖地や自然を訪れています。これは、心身を浄化するとともに、その地の文化・歴史・修行者からの貴重な学びや、自然との一体感(=悟りの境地)に近づく手助けともなります。この詳細や予定は、ひかりの輪の公式サイトの「聖地巡り」のコーナーをご参照ください。
・参加費:1日あたり数千円から18000円前後まで。宿泊を伴う場合、宿泊料は別途、宿泊業者に直接お支払いただきます。
・訪問地やプログラムにより料金が異なりますので、各プログラムのお知らせをご覧ください(キャンセル代が発生する場合もありますのでご注意ください)。なお、自宅に居ても、聖地を感じることができるように、聖地の写真や、DVDも販売しておりますので、それについては、ネットショップをご覧下さい。
(8)自己内省法「1日内観セミナー」(不定期)内観とは、心身の浄化・向上の鍵となる感謝や反省の心を培う集中的な自己内省法です。古くから伝わる「身調べ」という浄土真宗系の一派の修行からヒントを得て、誰にでもできる自分を見つめる方法論として、宗教的な要素を取り除いて、吉本伊信氏が70年ほど前に確立したものです。
その高い効果は、学会(日本内観学会)でも長年にわたって研究・実証されてきました。また、うつやアルコール依存、心身症等への一定の効果があるとして医療にも応用されており、日本内観医学会も設けられています。この内観の正しく効果的な実践のために、ひかりの輪では、内観の国際的な権威の大学名誉教授の方の直接指導をいただく貴重な機会があり、定期的に「内観セミナー」を開催しております。内観については、「内省法『内観』」のコーナーをご覧ください。
・10時~21時頃までの「1日内観セミナー」となります。来場参加に加え、ネット参加も可能です。
・参加費 10000円
(9)出羽三山(山形)修験道体験修行(毎年7月)山形県の修験道の一大霊場・出羽三山にて、東北の山伏の大家の方にご指導いただく、本格的な山伏修行体験プログラムです(山伏とは修験道の修行者・指導者のことです)。
修験道とは、山を仏の母胎と見て、山に入り、山に学び、心身を清めて、生まれ変わる、という死と再生の修行とされます。その深い思想と霊性を、現代に最も良く保存していると思われるのが、出羽山の羽黒山修験道です。羽黒山・月山・湯殿山の三つの出羽三山を巡り、自然の滝での滝行まで含んだ、本格的な修行体験となります。
・参加費:各お知らせをご覧ください(時々の諸条件で多少変わる場合があり、料金には、宿泊代・現地の温泉代・現地の路線バス代等は含まれず、皆様から各事業者に直接お支払いいただきますので、参加ご希望の場合は、個別の御案内をご覧ください)
(10)上記イベントのご参加について:直接参加・ネット参加・録画視聴
①直接の参加のお勧め上記各種イベントの会場(ひかりの輪の教室ないし一般の会議室・セミナー施設)に直接ご来場されて参加を希望される方は、「イベント予定」の「ひかりの輪・イベント長期予定」をご参照ください。ひかりの輪のイベントの多くは、下記のネット参加も可能となっておりますが、生の講義・瞑想指導はやはり違い、可能であれば皆さんに直接来場による参加をお勧めします。
⓶ネット参加のお勧めひかりの輪では、上記の通り、週末・平日のセミナーや勉強会、内観セミナー、集中セミナーなどを行っておりますが、諸事情のため会場まで直接ご来場が難しい方でも、インターネット会議システム「Zoom」を使って、全国どこからでも、ご自宅からでも、ご参加いただくことができます。
これは、双方向通信が可能なシステムですので、講義を聞くばかりではなく、上祐代表との質疑応答や、講義後の個人面談も可能であり、来場される場合と同じように学べます。そして、ご自宅近くのセミナーの開催にはまだ日のある方や、近くにセミナー会場がない地域の方、新型コロナにより来場参加に心配のある方、その他お忙しい方など、多くの方にご利用いただいております。また、一部のプログラムは、初参加の際の料金が、来場参加より500円割引され、お得となります。
なお、「Zoom」でのご参加の際には、画面上にお顔や実名を出される必要がありませんので、お気軽にご参加いただけます。ただし初参加の方に限って、最初に担当スタッフがZoomで個別にご挨拶とご本人の確認をさせていただきますのでご了承ください。
詳細は、こちらのページをご覧ください。
③録画動画のご視聴のお勧めなお、ZOOMで中継されるイベントに関しては、その録画動画を視聴したり(有料)、そのDVDや動画・音声データを購入することができます。ご関心のある方は、「ネットショップ」をご覧ください。
④無料公開のネット生中継やその録画動画の視聴のお勧めなお、上記の勉強会・講義の一部は、ネットで無料公開生中継されるものがあり、その録画動画も本HPや、ひかりの輪のyoutubeチャンネルに掲示されています。ご視聴を希望される方は、「イベント予定」の「ひかりの輪・イベント長期予定」の中の「(ネット中継あり)」と記載された行事をご参照ください。
(11)ヨーガ・気功の学習方法のまとめひかりの輪は、心身の健康・安定・悟りのために、精神的なアプローチ面に加え、身体面からのアプローチを重視しています。物の考え方と身体は、深く関連しているからです。そして、具体的には、気功、ヨーガ、歩行瞑想といった身体行法を実践しています。その中には、仏教・ヨガ・密教・仙道・鍼灸指圧などの中国医学といった東洋思想の中で広く重視されている、体の中を流れる目に見えないエネルギー(気)を制御する学習・修練法も含まれています。
ヨーガに関しては、①ヨーガの理論と実践の基本、②心の安定のためのヨーガ、③呼吸法のヨーガ、④インド・ヒマラヤの悟りのヨーガ、⑤自然と一体化するヨーガなど、様々な目的のためのヨーガの行法をご紹介しています。これらの概要は、まずは、本HPの「気功・ヨーガ」に記載しておりますが、詳細は、上記の「仏教・ヨーガ・心理学の勉強会」や「悟りの瞑想ヨーガ」にご参加ください。加えて、これに関連して、「ネットショップ」で、ご購入いただける教本や学習用のDVDの販売も、ご紹介しています。
また、気功法に関しても、気功の理論と共に、ひかりの輪のオリジナル気功法をご紹介しています。詳細は、本HPの「ヨーガ・気功」をご参照ください。「ネットショップ」でご購入いただける教本、学習用のDVDの販売もご紹介しています。
(12)各種瞑想法の学習方法のまとめひかりの輪では、各種の瞑想を学習しています。具体的には、(1)ヨーガのマントラ瞑想、(2)各種の伝統仏教瞑想、(3)マインドフルネス瞑想(止観の瞑想)、(4)歩行瞑想、(5)ひかりの輪オリジナルの現代版の仏教瞑想「輪の読経瞑想」です。 (5)は、ひかりの輪オリジナルの瞑想であり、ひかりの輪の中心的な思想である「輪の思想」・「輪の法則」に基づいており、仏教の悟りの教えに通じますが、その体得のために、現代語による簡明で効果的な言葉で表現されたものです。
この概要は、「瞑想法」のコーナーに記載しておりますが、実際の学習のためには、上記の「悟りの瞑想ヨーガ講座」や「特別瞑想セミナー」にご参加いただければと思います。加えて、上祐代表の指導による誘導瞑想が、特別教本やその関連講話で解説されています。この誘導瞑想は、DVD・CDの形で、「ネットショップ」で販売しております。
また、ひかりの輪では、瞑想の効果を助けるために、ひかりの輪では、心を静める効果などが高い、(1)仏教法具の聖音、(2)瞑想用の音楽、(3)瞑想用の特別なお香などをご紹介しております。その詳細についても、「瞑想法」のコーナーをご覧ください。 そこでは、「ネットショップ」で、ご購入いただける瞑想音楽や仏教法具の聖音のDVD・CD・音声データや、チベット・ブータンから取り寄せた瞑想用のお香もご紹介しています。
(13)各種のヒーリングひかりの輪では、心身の健康・安定のアプローチとして、各種のヒーリングを行っています。具体的には、まず、仏教法具によるヒーリングがあります。仏教・密教の法具は、仏教等で宗教的な儀式に用いられてきたものですが、それには、優れたヒーリング効果があります。そこで、ひかりの輪では、仏教法具を用いた各種のヒーリングを行っています(宗教的儀式ではありません)。その詳細は、本HPの「仏教法具のサウンドヒーリング」をご覧ください。
また、その他のヒーリングとして、音叉によるヒーリング、入浴ヒーリングなどを行っています。これらの詳細は、本部・支部教室の担当者にお問い合わせください。
(14)上祐代表の個人面談・相談・指導①セミナーや勉強会に付随した短時間の個人面談・相談:無料
②独立して行う個人面談:1時間15000円、1時間以上になった場合には追加料金をいただきます(会員・学生割引きあり)。
③特別カウンセリング:詳細についてはお問い合わせください。
④占星学を用いた個人相談(1時間半~2時間、鑑定チャート及び鑑定録音データ付):基本コースは35000円(会員・学生割引あり)
特別コース:50000円
これらの各プログラム等のお問い合わせは、各教室担当者までお願いいたします。
2.各種教材の販売のご案内
ひかりの輪では、皆さんの学習を助けるために、各種の教材を制作・販売しております。ここでは、その概略をご紹介いたしますが、教材の詳細や代金は、教室の担当指導員まで直接お問い合わせください。まず、概略としては、ひかりの輪は、以下のような教材を販売しています。
(1)特別教本:多数
(2)心理学教本(東西心理学講座):7冊
(3)上祐代表の講義のDVD:多数 ※講義の動画・音声データも販売しています。
(4)ヨーガや気功の行法指導のDVD:多数 ※動画データも販売しています。
(5)仏教法具の聖音や瞑想音楽のCD
(6)聖地のDVD
(7)各種の法具
(8)瞑想用のお香
なお、これらの教材の多くは、ひかりの輪のHP「ネットショップ」で、一般の方向けにも、詳細・代金をご紹介し、ネット通販をしておりますので、そちらをご覧いただくのも便利です。ただし全ての教材がネットショップで紹介されているわけではなく、ネットショップに表示された料金は非会員価格です(セミナーなどの特別期間は、非会員の方でも会員価格に割り引くことがあります)。
(1)上祐代表等のセミナー・勉強会・瞑想指導等の録画動画(動画データ・DVD)毎日・毎週のように行われる上祐代表のセミナー・勉強会・瞑想タイムなどの講義の多くは、同時に録画されています。
そこで、来場ないし生のネット参加の機会を逃された方も、ご希望になれば、事後に録画動画を視聴することができます。この録画(アーカイブ動画)のご視聴は、お忙しい方、様々な事情で生の参加ができない方に非常に便利なため、多くの皆さんに、ご利用いただいております。
なお、一部の講義は、DVDの形でも販売しております(全70種類、ネットショップでもご紹介しております)。
(2)各種の学習用の教本ひかりの輪の教本には、以下の5種類があります。
①贈呈用教本特集(全2冊)無料下記の特別教本の中で、初めて参加する方に無料で贈呈させていただいている教本です。ひかりの輪で学ぶ仏教・ヨーガ等の思想・行法・瞑想法や、心理学や脳科学の一端をご覧いただけます。
②特別教本(全40冊)各2750円~3300円
ひかりの輪の年末年始・お盆・GWなどの長期間セミナーの度に発刊されるセミナー専用の特別教本です。仏教とヨーガの思想・行法・瞑想法や、最先端の心理学・脳科学の理論を中心とし、加えて宗教思想全般や現代社会問題にも言及した密度の濃い内容ですが、同時に一般の方にも十分理解していただけるわかりやすい内容となっています(ネットショップでご紹介しております)。
③テーマ別教本(全17冊)各2750円~3300円
上記のひかりの輪の特別教本をテーマ別に編集し直して、体系的に学びやすくした教本です。そのため、ひかりの輪が説く仏教とヨーガの思想・行法・瞑想法、最先端の心理学・脳科学を学ぶには、最も適した教材です。上記の17冊は2019年までに発刊された特別教本を編集したもので、今後それ以降の特別教本を再編集したものを発刊する予定です(ネットショップでご紹介しております)。
④東西心理学教本(全7冊)各3300円
上記の東西心理学総論講座に用いられる教本です。ひかりの輪が発足以来積み重ねてきた心理学講座の内容とその教材を体形的に編集し直したもので、仏教などの東洋の心理学と西洋発の現代の心理学の双方を体系的に学ぶのに最適の教材です(ネットショップでご紹介しております)。
⑤その他の教本に準ずる資料:本HPの各解説や代表・指導員のブログや著作
ひかりの輪の思想や教えの一部は、本HPの各コーナーや、ひかりの輪会員サイト(下記参照)に記載されており、さらに、上祐代表や他の指導員は、ブログを運営したり、多数の書籍を発刊してきました。
(1)ブログ・サイト①上祐代表:上祐史浩オフィシャルブログ:「21世紀の思想の創造」
様々な思想・教え、時事問題に関するメッセージ・エッセイです。②水野副代表:団体活動レポートブログ:「水野愛子のつれづれ草」
ひかりの輪の聖地巡りを含めた活動全般のレポです。
(その他の指導員のブログは「ご連絡先」に、ご紹介しています)
③ひかりの輪会員サイト(基本的に、入会された方が特典としてアクセスできます)
会員サイトでは、上祐代表の各教室のセミナーでの講義資料〈資料テキストやホワイトボードの記載など、実際にセミナーに参加しなければ見られない資料〉や、瞑想タイムの解説書・録画動画などを多数掲示しています。
(2)著作①上祐代表の著作一覧『オウム事件17年目の告白』等多数
②指導員の著作一覧『二十歳からの20年間』等多数
(3)ヨーガ・気功の行法の解説動画(DVD、全4種類)各3300円~3850円ヨーガの体操・呼吸法・瞑想や、気功の実践法を解説する動画を販売しております。特に、ヨーガに関しては、初心者用の基礎的な内容のものから、本場インド・ヒマラヤのヨーガの奥儀に基づいた高度な行法・瞑想法のものまで、各種の解説動画を用意しております(ネットショップでご紹介しております)。
(4)瞑想・ヒーリング用のCD・DVD(音声・動画データ)各1650円~3850円皆さんの心の安定・安らぎ・瞑想を助ける各種の教材として、以下のものがあります。
①仏教の法具の聖音を収録したCD・音声データ(全3種類)
下記の仏教の本場から輸入した瞑想・ヒーリング用の仏教法具の音響を収録したものです。②仏教の真言・読経を収録したCD・音声データ(全4種類)
上祐代表が収録した仏教の基本真言や現代版の仏教思想の経文です。③ヒーリング音楽CD(全4種類)
ひかりの輪独自の瞑想ヒーリング音楽です。④聖地の純粋な自然を収録した動画DVD(3種類)
選び抜いた聖地の純粋な自然の光景・音響を収録したものです。・以上はCD・DVDではなく、音声・動画データの形でのご提供も可能です。
・上記②の真言・読経の教材以外は、「ネットショップ(音楽CD・聖地DVD)」でご紹介しております。
(5)瞑想・ヒーリング用の法具・お香など 各1500円~50000円お釈迦様生誕のネパール等から輸入した、瞑想・心身の癒し・ヒーリングを助ける各種の仏教法具、瞑想用のお香、貴石など各種を販売しております(ネットショップでご紹介しております)。
3.入会のご案内
(1)会員の特典①瞑想用の教材(仏像仏画のお写真)が提供されます。
⓶毎月、教材のDVDが提供されます。
③会員サイトにアクセス閲覧できます。
④各種の教材が1割程度お安くなります(ただし一部料金が違わないプログラムもあります)。
⑤代表による特別な個人指導は会員限定となります。
(2)入会金など
①入会金 10000円
②月会費 1000円
※ひかりの輪は、非会員の方でも、その大部分のプログラムに参加できます。
※各料金の特別割引・減免について学生の方、障害者・病気の方、生活保護受給の方など、何らかの事情でお金にゆとりのない方は、参加料金を減免する場合がありますので、ご相談ください。
※ひかりの輪の料金システムに関して、ごく一部ですが、ネットで、オウム真理教と混同した誤情報が流れているようですのでご注意下さい。一般の方のために:入会せずに学べます
◎ 入会せずに、参加・体験していただけます。
◎ ひかりの輪は、誰もが学べる開かれた場を志向しています。大自然・聖地および神社仏閣が、誰でも訪れることができるのと同じように、ひかりの輪は、入会しなくても、ネットやイベントを通じて、誰もが学べる開かれた場を目指しています。
●入会しなくても、多くのイベントに参加し、学ぶことができます。
ひかりの輪には、一般の方が参加できる多くのイベントがあり、入会しなくても、体験していただくことができます。
ひかりの輪は、21世紀のための新しい思想の創造を志し、一般社会に開かれた思想・哲学の学びの場を作るというヴィジョンに基づいて、ネットで学べたり、入会せずに学べたりする仕組みを展開しています。
~ひかりの輪の一般参加可能なイベント~●セミナー(全国各地の教室等にて月1回開催)
●ヨーガ・気功行法コース(全国各地の教室等にて随時開催。東京教室は毎週開催)
●聖地巡り(全国各地にて不定期開催)
●連休セミナー(東京・大阪を中心に、年3回開催。体験参加もできます)
●その他 各種対外活動(ご招待を受け、トークライブや講演などに出演しています)
お好きなイベントにお気軽にご参加ください(※それぞれ詳細は、下記の各項目をご覧下さい)。◎最新のイベント情報は、Twitterアカウント@joyu_fumihiro(上祐代表個人アカウント)および@hikarinowa_1(ひかりの輪アカウント)にて、いち早く告知されます。ぜひ両Twitterアカウントをフォローなさってください。
ご質問および参加申し込みも随時受け付けております@hikarinowa_1
メール:tokyo@hikarinowa.net電話:080-2273-3588(担当:細川美香)
お気軽にどうぞ。◎詳細なイベントスケジュールについてはホームページに随時掲載されます。
●ネットを通じてひかりの輪を知る・学ぶ方法「どんなところなのか、まずはネットで知りたい」という方、「教室を訪問したいが今は忙しい」という方、「教室を訪問する前にもう少し学びたい」という方、「自分の住んでいるところからは遠くてなかなか訪問できない」という方に、教室を訪問せずにご自宅で、ひかりの輪の教えをある程度学ぶことができるよう、ホームページをご用意しています。ぜひご活用ください。
~ひかりの輪のネットで学べる場~●ネット生中継(全国各地セミナーの模様を生中継)
●動画コーナー(各種動画が視聴できます)
●ネット教室(学び・修行のための特設サイト)
●教学テキスト(団体サイトで団体の思想に関するテキストを公開しています)
●会員向けサイト(会員向けのパスワード制限サイトですが、必要に応じてご案内しています)
※それぞれの詳細は、下記の各項目をご覧下さい。
●セミナー全国の各教室でほぼ毎月1回、上祐代表のセミナーが開催されています。一般の方も参加できます。
セミナーでは、教室で行っているヨーガや気功の行法などを無料で体験していただけます。
また、代表への個人的なご質問や、個人面談などもお受けしています。ぜひご参加ください。◎セミナーのスケジュールは下記ページにて告知されます。
「イベント予定」◎詳しくは最寄りの教室までお問合せください。
「ご連絡先」
●ヨーガ・気功行法コース各教室では、随時、ヨーガ・気功行法のコースが開催されています。
リラックスできる行法から、深い瞑想に入る行法まで、多種多様なコースを受けることができます。
まずは、お気軽に無料体験コースをお試しください。◎詳しくは最寄りの教室までお問合せください。
「ご連絡先」◎ひかりの輪のヨーガ・気功行法については、下記ページをご参照ください。動画でのコースもご覧いただけます。ご自宅で、動画を見ながら実践することができます。
「ヨーガ・気功」※また、各種DVDなどもネットショップで販売しています。
「ネットショップ」
●聖地巡りひかりの輪では、日本各地の聖地を巡っています。
◎ひかりの輪の聖地巡りの経緯・意味合いと、レポートが下記ページでご覧いただけます。
「聖地めぐり」
◎聖地巡りは不定期開催で、@joyu_fumihiro、@hikarinowa_1および下記ページにて告知されます。
「イベント予定」◎聖地巡りにご参加いただいた、ロフト席亭・平野悠氏が、ご自身のサイトで記事を掲載していらっしゃいます。
「ロフト席亭・平野悠の好奇心 何でも見てやろう」
「ひかりの輪(元オウム)と行く聖地巡礼同行記 その1」
「ひかりの輪(元オウム)と行く聖地巡礼同行記 その2」
「ひかりの輪(元オウム)と行く聖地巡礼同行記 その3」※ひかりの輪の聖地巡りには一般の方も参加できますが、聖地巡りはあくまで修行であることを理解し、その趣旨にのっとった行動をとっていただける方に限って、ご参加いただいております。詳細は、こちらのページをご覧下さい。
●連休セミナー年末年始、ゴールデンウィーク、お盆前後などの連休期間には、東京・大阪を中心に、セミナーが開催されます。セミナーでは、部分的に、一般の方にも体験参加いただけるプログラムがあります。
毎回、テーマに沿った内容となり、上祐代表の講義、初期仏教、大乗仏教等の思想、心理学の学習、ヨーガ・気功行法、瞑想、その他各種ヒーリングメニューで構成されます。
セミナー期間中にのみ受けることのできる、会員限定および会員優待のプログラムも行っていますので、ご関心のある方はお問い合わせ下さい。
●その他 各種 対外活動上祐代表や指導員が、ご招待を受け、トークライブや講演などに出演しています。
たびたび機会がありますので、ぜひ会場にお越しください。◎最新のイベント情報は、Twitterアカウント@hikarinowa_koho(ひかりの輪広報部アカウント)、@joyu_fumihiro(上祐代表個人アカウント)および@hikarinowa_1(ひかりの輪アカウント)にて、いち早く告知されます。
◎詳細なイベントスケジュールについては以下のホームページに随時掲載されます。
「イベント予定」◎これまでの出演(一部ご紹介)
・上祐史浩×ターザン山本×吉田豪×プチ鹿島の『新春時事放談』にゲスト出演(ロフトプラスワン 2011/01/12)
・「プチ鹿島・居島一平の思わず聞いてしまいました!!4」に、鳥肌実氏とゲスト出演(ロフトプラスワン 2010/12/13)
・トークショー「平野悠の好奇心・何でも聞いてやろう--オウムって何?」にゲスト出演(新宿ネイキッド・ロフト 2010/7/21)
●ネット中継上祐代表の仏教・心理学セミナーを、YouTubeライブで配信。
各教室に来なくても、ご自宅からネットを通じて上祐代表の講義を生中継でご覧いただけます。
お気軽に、ご自宅からセミナー等での上祐代表の講義をのぞいてみてください。以下のページで、平均して月に1回~2回は一般向けライブ配信が行われています。
「上祐史浩・ひかりの輪YouTube」◎中継スケジュールは下記ページにて告知されます。
「イベント予定」
●動画コーナー上祐代表の過去の講義の動画や、ひかりの輪のヨーガ等の行法、瞑想音楽、毎月発行している会員向けのDVD機関誌の一部を視聴していただくことができるコーナーです。
講義動画は、相当数掲示していますから、お楽しみください。
また、各種DVDなどもネットショップで販売しています。
「ネットショップ」
●ネット教室ひかりの輪の公式サイトには、「ネット教室」という特別なコーナーがあります。
これは、各教室で会員の方が行っている学習・実践の一部を、ネット上で体験できるようにと企画されたものです。
いわば、ネット上の教室ですから、「ネット教室」と呼んでいます。
ひかりの輪の教室が映し出されるオープニングの画面から入っていくと、上祐代表の会員向けの講義の動画や、ヨーガ行法、瞑想などの動画を視聴しながら、自宅でお一人でも体験できるような仕組みになっています。
そして、このネット上の教室にも、担当の指導員がおり、メールを通じて、いろいろな質問にお答えしたり、ご相談をお受けすることができます。
●教学テキストひかりの輪で学んでいる、思想や教学テキストについては、下記ページで接していただけます。
セミナー教本などもネットで公開しています。
「代表講義」
●会員向けサイトひかりの輪の会員向けのサイトです。会員の方ではなくとも、真剣なご関心のある方はご利用いただいていますので、最寄りの教室までお問い合わせください。
※只今、このサイトはリニューアル中です。再開まで今しばらくご辛抱のほどよろしくお願いします。
●SNSでのひかりの輪SNS(フェイスブック、ツイッター、ミクシィ)をおやりになっている方でしたら、それらを通して個人的な交流もできます。上祐代表や水野副代表などの指導員が日記などを書いています。他にも、多くのひかりの輪の指導員・会員が参加しておりますので、彼らとのメッセージのやりとりも可能です。お気軽に、それらの媒体から触れていただくのもよいかと思います。
●教室へのご訪問をお待ちしています団体をご理解いただくには、やはり直接訪問いただくのが一番です。
その場合、担当者の方から、団体とその活動内容を丁寧にご説明させいただき、ご質問にお答えいたします。
また、教室で行っているヨーガや気功の行法、各種のヒーリングなどを無料で体験することができます。◎教室を訪問された一般の方や、最近新しく入会された方の体験談
「一般・会員の方の声」
教室を訪問され、上祐代表のセミナーに参加された一般の方や、最近新しく入会された方の体験談を、ひかりの輪サイトの「会員の声」で、ご紹介しています。
例えば、「自分でも訪問してみようかな」とか、「でも団体の教室に行くのはちょっとおっくうだな」などとお考えでしたら、すでに訪問された方の体験談・メッセージをご一読いただければ、お役に立てるのではないかと思い、ご紹介しています。◎詳しくは最寄りの教室までお問合せください。
「お問合せ先一覧」◎上記ページでは全国の教室を担当する指導員のブログへもリンクされています。指導員のブログで指導員・教室の雰囲気に接していただければと思います。
●ひかりの輪へのご寄付の窓口ひかりの輪は、21世紀の新しい思想を創造し、人の心身の浄化をお手伝いし、社会へ奉仕していく団体をめざしています。(「ひかりの輪基本理念」参照)
当団体の活動にご賛同いただける方のご寄付を、下記口座において随時お受け付けしております。
なにとぞよろしくお願い申し上げます。---------------------------------------------------------------
◎振込先ゆうちょ銀行
記号:10190
番号:88785471
口座名義:ひかりの輪※ゆうちょ銀行以外の金融機関からのお振り込みの場合は、以下の通りにお願いいたします。
銀行名 ゆうちょ銀行
金融機関コード 9900
店番 018
預金種目 普通
店名 〇一八 店(ゼロイチハチ店)
口座番号 8878547---------------------------------------------------------------
※お振り込みの際、差し障りのない方は、事務手続き上、お名前・ご住所等をメール等で送っていただければ幸いです(差し障りのある方はこの限りではございません)。
メールアドレス:tokyo@hikarinowa.net
(●ご注意:上記の通り、ひかりの輪は、入会しなくても一般の方でも学べる場をご提供しています。一部のインターネット上の情報で、ひかりの輪がmixiなどのSNS上で会員を募集しているというものがありますが、事実ではありませんので、ご注意ください)
■上祐代表のSNSメッセージのご紹介
上祐代表のSNSメッセージのご紹介
上祐代表は、以下の通り、さまざまなSNSで、最新のメッセージを発信しています。
ぜひご覧ください。
Twitter(ツイッター)
その時々のつぶやき(時事問題を含め)、上祐のひかりの輪の活動・講演・対談・出演のレポやご案内、皆様とのやり取りやQ&A
Facebook(フェイスブック)
その時々のつぶやき(日常生活・時事問題)、訪問した自然や聖地のレポ、上祐のひかりの輪の活動・講演・対談・出演のレポやご案内
上祐史浩オフィシャルサイト
講義・対談等の動画、メッセージ
上祐史浩オフィシャルブログ
上祐のひかりの輪の活動・講演・対談・出演のレポやご案内、数年前までの思想・時事問題のエッセイなど
■団体の基本理念・規則・監査
基本理念・会則・諸規則・法令順守
こちらのページでは、当団体の基本理念・会則・諸規則・法令順守に関する事項をお知らせいたします。
「ひかりの輪」外部監査制度
当団体は、オウム事件再発防止の観点に立って団体運営が適正になされているかを外部から監査していただくための「ひかりの輪外部監査委員会」を2011年12月17日に設置しておりますので、ここにお知らせいたします(現在の外部監査委員はこちら)。
■オウムの清算とひかりの輪の健全性
ひかりの輪の健全性を認めた外部監査委員会の報告
ひかりの輪では、中心となるメンバーが2007年3月にアレフ(オウム真理教の後継団体)を脱会し、同年5月にひかりの輪を設立して以来、オウム真理教からの脱却や、オウム真理教への反対を行う活動を続け、着実に「オウムの清算」を進めてきました。
こうした「オウムの清算」の取り組みの詳細については、こちらのページをご覧ください。
また、そのような長年の取り組みの結果、外部識者によって構成される「ひかりの輪外部監査委員会」は、ひかりの輪には公安調査庁による観察処分をしなければならないような危険性は存在しないという監査結果を公表しています。
詳細は、以下のページをご覧ください。
●ひかりの輪外部監査委員会による監査結果報告
◎監査結果報告 2020年12月16日付
《監査期間》 2017年11月28日~2020年12月16日(約3年間)
〈※元公安調査官による監査結果を含む〉◎監査結果報告 2017年11月27日付
《監査期間》 2014年11月28日~2017年11月27日(約3年間)◎監査結果報告 2014年11月27日付
《監査期間》 2011年12月17日~2014年11月27日(約3年間)オウム問題の解消を認めた米国務省の決定
ひかりの輪では、中心となるメンバーが2007年3月にアレフ(オウム真理教の後継団体)を脱会し、同年5月にひかりの輪を設立して以来、オウム真理教からの脱却や、オウム真理教への反対を行う活動を続け、着実に「オウムの清算」を進めてきました。
こうした「オウムの清算」の取り組みの詳細については、こちらのページをご覧ください。
また、そのような長年の取り組みの結果、2022年5月20日、米国務省は、日本がオウム真理教のテロの脅威を取り除くことに成功したと認定しています。
※参考資料
・米国務省HP記事:5つの外国テロリスト組織の指定解除等(英語の原文)
・米国務省がオウム真理教の「外国テロ組織」指定を取り消し(上記の和訳)
当団体「ひかりの輪」は、宗教ではなく、仏教思想や心理学を学ぶサークル的団体であり、その創立メンバーは、2007年にオウム(現アレフ)を脱会し、オウム信仰からの脱却をなすとともに、オウム事件被害者との賠償契約を今日まで継続し、オウムの反省・教訓に関する情報を発信し、オウムやそれと類似した思想を否定・抑制する活動を行い続けており、オウム真理教とは全く異なるものです。
そして、今後とも被害者の方々への賠償を続け、オウムの反省・教訓の情報発信などを通じて、贖罪に努めてまいりたいと考えておりますが、この点に関しては、米国務省が今回の指定解除の決定とともに「(この指定解除は)グループの過去のテロ行為や被害者の被害を見過ごすものではない」とした点をしっかりと受け止めたいと考えます。
なお、今回の決定は、5年ごとに状況の変化に応じて指定を見直す米国の法制度に基くものですが、これに関して、米国務省は「指定の解除は我々のテロ制裁が最新の(状況を反映した)ものであり、信頼できるものであり続けることを確保するもの」としています。一方で、日本の公安調査庁は、依然として、当団体「ひかりの輪」を過去のオウム真理教と同一視して危険があるとし、観察処分の対象に指定してきましたが、現状に基いた米当局の認定に続いて、国内でも現状を反映した解除がなされることを期待します。
※付記:現状にそぐわない認定に関して
公安調査庁は、同庁刊行の『国際テロリズム要覧』から、ロシアの侵攻に抵抗するウクライナのアゾフ連隊をネオナチと断定した記述をプーチン政権に利用された後になって初めて削除したり、国会の公党である日本共産党について、いまだに暴力主義的な革命の可能性があるとして監視対象にし続けたりしていることが、昨今話題となりましたが、今後は、当団体を含め、米当局のように現状を踏まえた合理的な認定を望みます。
※上記については、より詳細な内容をこちらの記事に記してありますので、ご覧下さい。
■よくあるご質問や誤解
よくあるご質問1(過去のオウム関連事項について)
過去のオウム関連事項についての「よくあるご質問」は、こちらのページをご覧ください。よくあるご質問2(ご参加にあたって)
1,セミナー等のイベントは、会員でなくても参加できると聞きましたが、本当ですか?
はい、そうです。実際に、本部のある東京など、非会員・一般の方の参加の方が多い地域があります。聖地めぐりに関しても同様です。
2,セミナーの参加費用はいくらですか。初回3000円とありますが、それはすべての費用ですか?初回は3000円、2回目以降は3500円です。 初回も2回目以降も、学生・障がい者・その他経済問題のある方には、減免させていただきます。
この初回の費用は、上祐代表との個人面談の費用や、ヨーガ・気功の指導を含んでおり、当日要するすべての費用です。
なお、2回目以降の個人面談は、別途費用を要する場合がありますので、お問い合わせください。
3セミナー・勉強会などに参加する上で、何か準備が必要ですか?いいえ、特にありません。
セミナー・勉強会は、専門知識がない一般の方を前提として行われています。 よって、各種の思想哲学・心理学の専門用語は、使用しないか、それとも一般の方が理解できる簡明な解説を加えます。なお、ひかりの輪のHPには、
1.過去の講義の動画、
2.教本の一部無料公開、
3.ヨーガ・気功の動画、
4、聖地めぐりの写真付きの紹介、
など、相当の関連情報があります。それらをご覧いただければ、セミナー、勉強会などに参加される方には事前の学習にもなります。これらは、いわゆる「ネット上の教室」と当団体が位置付けているシステムです。
4,セミナー・勉強会などに参加すると、公安にマークされたりするのですか?事件から27年が経過していることもあり、公安当局は、テロ行為を直接・間接に支援するような人物が当団体に出入りしないかという観点からの注目はしていても、参加の邪魔をしたり、嫌がらせをしたりすることは、まずありませんので、ご安心ください。
仮に、公安当局がそのようなことを行えば、思想・信条の自由やプライバシー権に対する違法な侵害行為となります。そのため、オウム問題に限らず、だいぶん昔の公安関連事件では、公安当局が訴えられて敗訴する事例がありましたが、近年は、そうした事例は見られません。
また、当団体は、セミナー、勉強会などに参加される方のプライバシー権を重視しておりますので、実名の開示を求めませんし、仮に仮名を名乗られたとしても参加をお断りすることはありませんので、この点もご安心ください。また、入会せずに参加される方は、会員・構成員と見なされることはありません。