【7】ひかりの輪の聖地巡り
●聖地巡りの恩恵
ひかりの輪では、団体の発祥の経緯が、上祐代表らの聖地・自然での体験であったこともあり、聖地巡りを重要な活動の一つだと位置づけています。
2002年以来、聖地・自然の中でのさまざまな瞑想体験や自然との交感・不思議な体験が、団体の思想を徐々に育んできました。
聖地巡りの良さは、
① 聖地や純粋な自然によって、心身が浄化できること、
② 聖地の自然・歴史・文化から様々なことを学ぶことができること
③ 聖地・自然と一体となる悟りの境地に近づくことができること
などがあります。
また、内観のところで、親などに対する感謝の重要性をお話ししましたが、私たち人間をはぐくんでいるのは、究極的には大自然全体であり、親の親とも言うべきものです。
その大自然に親しみ、感謝・尊重・愛を培うことは、感謝の心を極めていくことであり、万物と一体となる悟り・慈悲の体得にも非常に重要だと思います。
●ひかりの輪の聖地巡り
ひかりの輪では、単純に聖地やその神社仏閣を巡り、参拝するだけでなく、団体がまとめた資料に基づいて、その聖地に関する歴史・文化の学習をしたり、現地の自然の中で、瞑想を行なったりするなどして、その効果を高めています。
これまでよく巡った聖地としては、長野の諏訪・戸隠・善光寺・上高地・乗鞍・小諸、京都のさまざまな神社仏閣や比叡山、奈良の東大寺等の神社仏閣、三輪山・大神神社、飛鳥・斑鳩、天川・吉野、さらには、高野山、伊勢神宮、そして、富士山と周辺の神社仏閣・日光・鹿島神宮・大洗磯前神社、千葉の鋸山日本寺、東北の出羽三山などです。
他にも、熊野三山、出雲大社、三徳山、福岡の宗像大社、熊本の阿蘇山や阿蘇神社等、宮崎の高千穂神社、十和田神社とその周辺、平泉、京都の天橋立・籠神社等、大阪の四天王寺等、四国の剣山等、都内の神社仏閣、鎌倉の神社仏閣も巡りしました。
●修験道の特別研修も
また、東北の出羽三山の聖地巡りでは、修験道の先達の方の特別な指導を受けて、本格的な修験道の特別研修を毎年行っています。
修験道は、山の思想とも言われ、山を仏の母胎とみて、山に入って、心身を浄化し、人ではなくて山・大自然から学び、自己を見つめ直し、生まれ変わった気持ちで、世俗に戻るという思想があります。
ざっと述べましたが、ひかりの輪の聖地巡りは実に多岐にわたる内容・体験を含んでいますので、その詳細に関しては、HPの「聖地めぐり」のところをご覧下さい。