10.近代日本社会の80年周期説
そして、この80年周期説に関しては、中心年の2020年、1940年、1860年などの前後だけでなく、日本の近代の歴史の全期間において80年の周期が見られるという見解もある(※下記参考文献7)。その一部を紹介すると、以下のとおりである。
1868年:明治維新 → 1945年:第二次世界大戦敗戦
1877年:西南戦争・官僚制開始 → 1955年:自民党政権発足
1912年:大正に改元 → 1989年:平成に改元
1914年:桜島が破壊的大噴火 → 1991年:雲仙普賢岳で大噴火
1915~1919年:第1次大戦バブル → 1985~1989年:平成バブル
1920年~:大正バブル崩壊~昭和金融恐慌 → 1990年~:平成バブル崩壊~金融不安
1923年:関東大震災 → 1995年:阪神淡路大震災
1929年:世界恐慌 → 2008年:リーマンショック
1933年:昭和三陸地震の津波 → 2011年:東日本大震災による津波
1940年:東京五輪の中止 → 2020年:東京五輪の延期
1941年:太平洋戦争開始 → 2020年:新型コロナパンデミック
※参考文献7
https://ameblo.jp/takejiro100/entry-12342950675.html
https://ameblo.jp/takejiro100/image-12598900551-14762857139.html
http://www.fukkatu-nagoya.com/book/80nensyuki-mokuji.html
http://www.fukkatu-nagoya.com/book/80nensyuki-mokuji_files/80nen-shuki.pdf
《出典:2023年GWセミナー特別教本『覚醒の道:仏教の幸福哲学 400年周期の仏教改革の開始』第2章より》