2012/10/8上祐代表が鈴木邦男氏(一水会最高顧問)と公開対談しました
上祐代表が鈴木邦男氏(一水会最高顧問)と公開対談しました
2012年10月8日(月・祭日)、上祐代表は、新右翼団体「一水会」最高顧問で政治活動家の鈴木邦男氏と、兵庫県西宮市内で公開対談を行いました。
これは、同市の出版社・鹿砦社が定期的に企画・開催している「鈴木邦男ゼミin西宮」の第13回にあたる企画です。どなたでも参加可能なため、会場定員の40名を大きく超える多数の方が、臨時に設けられた席に座ったり立ち見をしたりして参加し、会場は満員となりました。
あまりに満員となったため、定刻(午後2時)より少し早いスタートとなりました。
最初に、主催者である鹿砦社の松岡社長や司会者の方からのご挨拶の後、「オウム事件17年目の真実と意味」をテーマにした上祐代表と鈴木氏との対談が始まりました。
鈴木氏からの質問に応える形で、上祐代表が、これまでのオウム総括や、近日発売予定の上祐代表の著作『私しか知らないオウム--17年目の告白』(朝日新聞出版)の内容に沿った話を行いました。
オウム事件を引き起こした麻原彰晃の異常心理や、そのような心理を生み出すに至った麻原の生い立ち、そして、それに多くのオウム信者らが付き従っていった理由等について、深く突っ込んだ話がなされました。
鈴木氏は、ご自身も若い頃からの右翼運動を通じて、運動が過激化したり、偏狭なものとなっていったりする事情を体験し、真剣に総括してこられました。それだけに、オウム事件についても卓越した見解をお持ちであり、上祐代表から適切に深い話を引き出していらっしゃったのが印象的でした。
最後に、一般参加の皆さんから、たくさんの質問が寄せられましたので、その一つ一つに上祐代表がお答えしました。
熱気に満ちた2時間半以上にわたる対談の後は、希望される方が残っての懇親会となりました。
懇親会でも、上祐代表と鈴木氏、一般参加者の皆さんとの間で、さらに活気あるやりとりが展開されました。
ところで、これまでの「鈴木邦男ゼミin西宮」の内容につきましては、対談のすべてを反訳(テープ起こし)して収載した書籍(『生きた思想を求めて--鈴木邦男ゼミin西宮 報告集Vol.1』)が鹿砦社から発刊されていますが、今回の上祐代表と鈴木氏との対談も、後日刊行される続刊に掲載される予定です。
発刊次第、速やかにお知らせさせていただきます。
また、今回の対談について、鈴木氏がご自身のサイト(『鈴木邦男をぶっとばせ!』)に書かれた「上祐さんが語る、『オウム、17年目の真実』」の記事も、あわせてご覧下さい。
最後に、この素晴らしい企画を提供してくださった鈴木氏や鹿砦社の皆様、そしてお集まり下さった方々に感謝いたします。