2012/8/8発売の『atプラス13 』に、上祐史浩+大田俊寛「宗教の未来 オウム真理教を超克する」が掲載
本日発売の『atプラス13』(太田出版)の、「宗教と未来」の特集の中で、
上祐史浩+大田俊寛(宗教学者)
オウム真理教を超克する~その魅力と陥穽をめぐって」
と題して、長文の対談が掲載されました。
対談の最後に、大田俊寛氏の対談の最後に、大田俊寛氏の
「対談を終えて-ひかりの輪と日本社会のこれから」
も掲載されています。
大田俊寛氏は、現在大変注目されている新進気鋭の宗教学者です。
昨年、『オウム真理教の精神史』を出版され、
日本の宗教学が不用意にオウムの運動を後押ししてしまったことを認め、
宗教学を再構築するためにも、「オウムとは何であったのか」を
学問的に総括する必要性があることを指摘され、
オウムが二〇世紀末の日本に出現した理由を、
近代史の文脈の中で描き出されています。
対談は、三時間半の長きに及び、大田氏の誠実で深い対話の試みによって
これまでにない、たいへん踏み込んだ議論が実現しました。
これまでわたしたちも取り上げてきた
現在の、未解決のオウム問題であるアレフ問題についても、
かなりのページ数で語られています。
ぜひご一読ください。
以下は対談時の写真です。