内省法「内観」
「ひかりの輪」で、内観の世界的権威の方にご指導いただきながら実践している内省法「内観」についてのコーナーです

内観についての講演記録

「内観体験とオウム問題の解決」講演(広末晃敏)

2009年11月17日

  「ひかりの輪」では、オウム真理教の過ちへの反省に基づき、二度と同じ悲劇が繰り返されないよう、その教訓を社会に公表する取り組みを続けてきました。

   2009年11月17日には、東京都内で開かれた、自己反省法「内観」の実践者が集う「内観フォーラム」で、広末副代表が、一般市民の方100名ほどを前に、1時間あまりにわたって講演させていただきました。

話の概要は以下の通りでした。

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・Aleph(アレフ)からの脱退と「ひかりの輪」設立の経緯
・「ひかりの輪」で内観を行うようになった経緯
・内観の先生による「ひかりの輪」への内観指導
・内観の先生のご指導による広末副代表個人の内観体験
・広末副代表が内観の結果、20年ぶりに実家に帰省し、両親と和解したこと、両親のありがたさ等
・内観の実践は、傲慢・不寛容・他への無関心を解消し、オウム問題、カルト問題の解決に寄与すること
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この講演中、多くの方が、あちこちで涙を流したり、目を潤ませたりして聞いてくださっていました。

講演終了後、次のような感想が寄せられました。

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「大変良い話をありがとうございました。何か力になれることがあったら言ってください」

「古い友人と会ったような気がします。他人事には感じられない話でした」

「話を聞くまでは、ひかりの輪とオウムとの違い等がわかりませんでした」

「あなたが日本を愛していることがよくわかりました」

「親の愛情の深さそして有り難さには涙無しでは聞けませんでした。今回のお話で感じたことをこれからの生き方の糧にしていきます」

「内観を通して、人や、何より親の有り難さを感じた。今日ほど内観の凄さ深さを感じられたのは初めてです」

「広末さんも周囲の人たちに勧めているのは素晴らしい。元オウムの方々が間違った方向に再度進まぬよう救われるといいなと思いました」
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また、この講演を聴きに来られていた別の市民団体の幹事の方が、「大変いい話でしたので、ぜひうちの団体にも来て話をしてください」と要請をしてこられましたので、引き続き、翌年(2010年)4月にも、広末副代表がその団体で講演をさせていただきました。

今後とも当団体では、オウム事件のような事件の再発を防ぐために、教訓を社会に残していく取り組みに努めていきたいと考えています。

以上