書籍・対談・取材
ひかりの輪の指導員の書籍/対談や講演/お受けした取材などをご紹介

このコーナーについて

  • 書籍・対談・取材をご紹介

     このコーナーでは、上祐代表をはじめとする「ひかりの輪」の指導員スタッフによる、

    ●書籍の刊行、書籍発刊のご協力

    ●テレビ・ラジオ・ネット番組への出演

    ●新聞・雑誌(ネット媒体含む)のインタビュー・寄稿

    ●トークイベント等での対談や講演

    などをご紹介していきます。

トークイベント・対談・出演の予定

  • トークイベント・対談・出演の予定

    上祐史浩等のトークイベント・対談・出演の今後の予定については、こちらのページをご覧ください。

上祐代表の著作・出演・対談・講演など

スタッフの著作・寄稿

  • スタッフの著作等一覧

    ひかりの輪スタッフによる著作および、スタッフがインタビューに応じるなどして刊行に協力した書籍の一覧です。

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    単著
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    ●宗形真紀子 著
    『二十歳からの20年間--"オウムの青春"の魔境を超えて』(三五館 2010)





    ●山口雅彦著(上祐史浩監修)東西心理学総論教本〈全7集〉




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    インタビュー・寄稿掲載の書籍雑誌
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    ●『身心変容技法研究 第8号』2019年3月31日

    宗形真紀子の論考「オウム真理教と魔境━オウム真理教事件の原因と、霊的暴力からの解放に関する一考察」が掲載

    ●門田隆将『オウム死刑囚 魂の遍歴--井上嘉浩 すべての罪はわが身にあり』(PHP研究所)2018年12月13日発売

    宗形真紀子と上祐がインタビュー協力、掲載

    ●季刊誌『宗教問題13号』2016年2月26日号

    宗形真紀子の寄稿「虚偽多き『麻原三女本』から垣間見える"麻原イズム"復活の予兆」
    が掲載

    季刊誌『宗教問題vol.11』2015年8月11日

    「オウム事件20年」の企画で、宗形真紀子の寄稿「虚偽多き"麻原三女本"の問題を衝く」
    が掲載

    ●『アット・オウム』古賀義章著 ポット出版 2015年3月

    宗形真紀子のインタビューが掲載


    『公安を敗北させた男 国松長官狙撃事件』小野義雄著・産経新聞出版2011年

       宗形真紀子(スタッフ・役員)のインタビューが掲載。  

    『オウムを生きて』青木由美子編 CYZO 2010年

      ひかりの輪の会員2名(スタッフ・会員各1名)のインタビューが掲載

     

      ●『図説 宗教と事件』学習研究社 2009年

         広末晃敏(スタッフ・役員)のインタビューが掲載。

  • 宗形真紀子『二十歳からの20年間――"オウムの青春"の魔境を超えて』(三五館)

     2010年2月24日発売

    苦しみを作ったのは私、苦しみから脱け出すのも私...。

    20歳の時にオウム真理教に出家、2007年に脱会した元オウム信者である著者が、自らの精神と深く向き合った心性ノンフィクション。

    二十歳からの20年間--それはまさに、精神の変遷の歴史。

    幼少より感受性が強く心の扱いに悩んでいた少女は、二十歳のとき、
    「救われたい・生きる意味を知りたい」という一心で、
    すべてを捨ててオウムに出家します。

    しかし、少女の運命はオウムによって翻弄され、
    1995年、ついに地下鉄サリン事件が起こるのです--。

    → こちらAmazonで購入できます。

    (以下、三五館書籍紹介ページより転載)

    ◎魔境という名の青春

    少女を待っていたのは、オウム特有の「グルイズム」(=麻原絶対主義)と「マハームドラー」(=与えられた試練を超える修行)でした。

    薬物人体実験をはじめとする数々の無理難題について、「おかしい」と思う一方で、「帰依を続けなければ」と考える精神の葛藤が痛々しいまでに描き出されます。

    そして、地下鉄サリン事件--身に覚えのない容疑での自身の逮捕に至ってもなお、彼女はオウムと決別できないまま、8年もの年月を過ごします。

    しかし、日本各地の聖地を巡り、自然に回帰することによって、「憑き物が落ちる瞬間」を体験、苦しみを作り出したのも、その苦しみから抜け出していくの も、自分の心なのだという当たり前の結論にたどり着いたのです(2007年にアレフ脱会)。

    自らの精神と深く向き合ったことで書くことが可能となった「心性ノンフィクション」といえます。

    ◎目次

    以下に、細かな目次を載せました。
    内容がおおよそわかるようになっています。
    ぜひ、書籍をお手にとっていただき、実態を知っていただけたらと切に願います。


    はじめに

    第一章 霊的体験と、生きることへの悩み
    --二十歳でオウムに入った背景(一九六八~一九八九)

    打ち砕かれた、傲慢な思い込み
    三歳までの心の衝撃
    自然の中ですごした幼少期
    「わたしは悪い心を持った人だ」
    14歳--霊体験での苦しみ
    16歳--受け入れられなかった父の死
    演技の限界--ノイローゼ・登校拒否と自殺衝動
    自殺を救った「湧き起こる強い思い」
    翁のような導師を求めて上京する
    カフェバーと初めての宗教
    女霊能者の先祖供養と人助け
    演技のいらない初めての友だち「うめちゃん」
    三日三晩連続した夢体験とオウムとの出合い
    「自我肥大」という大きな落とし穴
    オウム入信と、夢と現実のシンクロニシティ
    「神の祝福」体験は、じつは煉獄だった
    八八年、オウム真理教への入信
    斬新だった初めて知る仏教の教え
    「修行に行くから、成人式には出られない」
    麻原との初対面と、オウム的思考のはじまり
    地球の救済のために出家を決意する
    ある神秘体験
    グルを切望した理由と、既存仏教への幻滅
    傲慢な思い込みにより母を苦しめてきたわたし
    八八年から存在していた「救済」の裏の麻原の「野心」


    第二章 私を縛り付けていた何か
    --サリン事件までの出家生活(一九八九~一九九五)

    出家してすぐのリアルな夢
    マハームドラーととらえてしまった選挙活動
    「グルからの特別扱い」に浮かれ、どんどんおかしくなり始める
    最後の呪縛となったグルイズムとマハームドラー
    信者と外部の両方に向けられた、麻原と教団の嘘
    選挙は本気だったらしいと知る
    麻原の陰謀論(被害妄想)と殺人の関係
    「ヴァジラヤーナ」という名の大量殺戮の準備がはじまる
    「修行の早道」のため、麻原の指示に従おうとする心理
    布教の成功を誇らしく思っていた時期
    先輩弟子たちとのかかわり
    麻原のポアの決意と神格化により、過激に変貌した教団
    選民思想の増大と神格化の加速
    毒ガスを作りながら「毒ガス攻撃を受けている」との主張がはじまる
    麻原による女性信者への支配構造
    手段から目的に変貌してしまった「麻原グルイズム」
    薬物人体実験を受け入れる
    麻原のクローンを作るための究極装置
    神秘体験を重視した過ち
    麻原に褒められること=修行の目的と成り代わる
    薬物(LSD)と温熱修行による成就認定
    終末思想や陰謀論と、麻原グルイズムの加速
    麻原と合一する観想による、人格破壊の危険性
    釈迦牟尼の教えに反し「自己」でなく「グル」が帰依処となる
    地下鉄サリン事件直前の、ヴァジラヤーナのお食事会


    第三章 絶え間ない葛藤と現実逃避
    --地下鉄サリン事件後の五年間(一九九五~二〇〇〇)

    地下鉄サリン事件と強制捜査を陰謀ととらえる
    誇らしいと思いこんだ逮捕
    親しかった幹部の逮捕や自供
    「教祖逮捕」を予言の成就ととらえる
    坂本弁護士一家の遺体発掘の衝撃
    「地獄に堕ちる」という脅し
    それでも、退廃的な教団に戻る
    「後継者・麻原家三女」への懇願の手紙
    秘密の麻原からの獄中メッセージ
    麻原初公判と公判傍聴席での不謹慎な修行
    破防法弁明手続き意見陳述の改ざん
    麻原家三女と自己の神格化
    麻原の息子の幼児二人による「猊下体制」
    観念崩壊セミナー
    「グルの指示」を断れない背景にあるもの
    麻原家三女の神格化の過ち
    麻原の不規則発言はじまる
    教団内外での対立の激化
    「一九九九年ハルマゲドン」の予言が外れる
    オウム崩壊寸前


    第四章 魔境に気づく
    --オウム脱会まで(二〇〇一~二〇〇七)

    上祐から聞いた告白
    新たなアレフ体制が始まる
    忘れていた、心の教え
    ヴィジョンに基づく「妄想」
    ヴィジョンに基づく妄想から来る魔境
    自己の潜在的な欲求を投影した、夢によるヴィジョン
    自己の潜在的な欲求を投影した「霊的ヴィジョン」の誘惑
    ヴィジョンに基づく妄想による破綻--麻原の場合
    久しぶりに自然の中へ行き、珍しい虹と出合う
    ヴィジョンに基づく妄想を現実に当てはめ出す
    日本の聖地に通い始める
    ヴィジョンに基づく妄想による破綻--わたしの場合
    突然の、教団活動からの排除
    虹体験とともに魔境に気づく
    神のような虹に導かれていたと気づく
    夢の続き--夢と現実のシンクロニシティ
    オウム事件の原因である魔境に気づく
    さまざまな本から教えられる
    事件に関する勉強会と、オウム批判本
    オウムで「外道」とされた日本の聖地に導かれる
    たくさんの人に助けられる
    アレフ信者の上祐への反発の理由
    教団改革の続行
    オウム・アレフからの脱会


    エピローグ --魔境が教えてくれたこと

    オウムの総括作業が教えてくれたこと
    水の神に助けられる
    病気が教えてくれたこと
    憑きものが落ちる瞬間
    霊や魔物の体験を作り出しているもの
    神の体験を作り出しているもの
    麻原彰晃とわたしの魔境
    内観による自分自身との同調
    いままでとこれから
    二〇年間の空白と誓い


    ■著者について
        
     宗形真紀子(むなかた・まきこ)

    1968年、静岡県生まれ。感受性ゆえか、幼少期から心の扱いに悩んでいた少女は、
    20歳のときオウム真理教に入信。
    地下鉄サリン事件後に身に覚えのない容疑で逮捕されるなど、事件の渦中に巻き込まれる。
    その後、自らの心と深く向き合う作業による精神の変遷を経て、
    2007年、アレフ(オウム真理教の後継団体)を脱会。
    幼いころに育まれた大自然に回帰しつつ、執筆・表現活動を行なっている。

    munakatamaki@gmail.com
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  • 山口雅彦著(上祐史浩監修)『東西心理学総論教本』〈全7集〉

    これまでの長年の心理学講座での教本を体系化して、「東西心理学総論教本」としてまとめました。現在、第1集~第7集まで発刊されています。

    これによって、初心者の皆さんでも、日常生活の悩みの解決や精神的な向上に役立つ、様々な心理学理論を分かりやすく体系的・包括的に学ぶことがでます。

    ぜひとも、皆さんの学びにお役立てください。


    《第1集》 『心理学・心理療法の基礎を築いた三大巨頭 フロイト、ユング、アドラー』
    《第2集》 『人格の分析と改善 交流分析・愛着理論』
    《第3集》 『認知行動療法の系統 マインドフルネスから慈悲まで 仏教に近づく現代の心理療法』
    《第4集》 『前向きに生きる  ポジティブ心理学、ロゴ・セラピー』
    《第5集》 『感情に流されないで生きる 心・感情のコントロール法』
    《第6集》 『心理学・脳科学による宗教思想の検証』
    《第7集》 『社会的問題の心理学』


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