新着情報 <オウム真理教の清算>
- 2024/03/20
- 地下鉄サリン事件から29年目を迎えて
- 2024/03/15
- 被害者賠償金のお支払いについて〈お支払いの最新状況〉
- 2024/01/12
- 本日(2024.1.12)の観察処分期間更新決定について
- 2023/08/22
- 『ひかりの輪のオウム時代の反省・清算と外部の評価』
- 2023/06/27
- 松本サリン事件から29年目を迎えて
- 2023/03/13
- アレフへの再発防止処分の決定と、ひかりの輪の賠償努力の強化について
- 2022/11/12
- 『ひかりの輪から、地域の皆様へ――』(世田谷区の住民協議会宛の11月10日付け要望書など)
- 2022/08/29
- 米国務省による評価と決定
- 2022/06/22
- オウム事件被害者への慰霊行事等
- 2022/05/21
- オウム問題の解消を認めた米国務省の決定
- 2022/05/21
- 0052米国務省による外国テロ組織の指定解除について
このコーナーについて
「オウムの清算」の取り組みについて(2023/08/22)
ひかりの輪では、中心となるメンバーが2007年3月にアレフ(オウム真理教の後継団体)を脱会し、同年5月にひかりの輪を設立して以来、オウム真理教からの脱却や、オウム真理教への反対を行う活動を続け、着実に「オウムの清算」を進めてきました。
その結果、2022年5月、米国の国務省は、オウム真理教について、「外国テロ組織(FTO)」の指定を解除しました。その理由として「もはやテロ活動に従事しておらず、その能力や意思も保持していない」と述べ、「日本がテロの脅威を取り除くことに成功したことを示すものだ」と説明しています。このコーナーでは、そのような「オウムの清算」の取り組みについて、ご紹介しています。
具体的内容は、画面左側のメニューからご覧いただけますが、ここでは、主な内容のみ以下にご紹介します。1,オウムの反省・総括
ひかりの輪は、オウム真理教・オウム事件への反省・総括を深め、文章化し、ネットや書籍等で広く公表し、二度と同様の事件が起きないようにするための教訓を残してきました。
◎ネットでの公表
◎書籍・マスコミ・対談での公表
◎反省・総括についてのマスコミ・識者の評価
2,ひかりの輪に対する評価オウムの反省・総括に基づくひかりの輪の活動は、以下の通り、各方面から高い評価を得てきました。
◎米国務省による評価と決定
◎外部監査委員会による評価
◎宗教学者による評価
◎報道関係者による評価
◎各界の識者との対談
3,オウム事件被害者の皆様への賠償ひかりの輪は、オウムの反省・総括に基づき、オウム事件被害者の皆様と賠償契約を締結し、賠償金のお支払いを続けてまいりました。
◎賠償契約の内容
◎お支払いの最新状況
◎賠償に至る経緯と現状の詳細
◎アレフへの再発防止処分の決定と、ひかりの輪の賠償努力の強化について
4,オウム事件被害者の皆様への追悼とお詫びの表明ひかりの輪は、オウムの反省・総括に基づき、二度と同様の事件を繰り返さない・繰り返させないための決意を固めるために、節目の時期ごとに、事件を想起し、事件被害者の皆様への追悼と、お詫びの表明を行ってまいりました。
5,「脱麻原」「反麻原」の団体改革ひかりの輪は、オウムの反省・総括に基づき、オウム的・麻原的なものからの脱却(=脱麻原)、オウム的・麻原的なものへの反対(=反麻原)を徹底するための団体改革と活動を行ってきました。
◎脱麻原・脱オウムの諸改革
◎反麻原・反オウム(アレフ)の諸活動
◎ひかりの輪がオウムではない事実
6,アレフとの違い、アレフからの信者脱会支援ひかりの輪は、オウムの反省・総括に基づき、上記の団体改革を行ってきた結果、オウム真理教やその後継団体であるアレフとは、全く性質を異にする団体となりました。そして、今も麻原への信仰を続けるアレフから、信者が脱会することを支援しています。
◎ひかりの輪とアレフの違い
◎アレフ(オウム)脱会支援・入会阻止活動
7,ひかりの輪への観察処分についてひかりの輪は、「脱麻原」「反麻原」の改革を進めた結果、オウム真理教でないことは明らかですが、公安調査庁はオウム真理教後継団体であると主張して観察処分を行ってきました。そして、その主張を否定して観察処分を取り消した裁判所の判決がある一方で、同庁の見解を是認した不合理な判決もありますので、詳しくご説明します。
◎観察処分を取り消した東京地裁の判決
◎東京地裁判決を支持する識者の見解
◎観察処分を是認した東京高裁判決の不合理さ
◎公安調査庁のHPでの主張の誤り
◎米国務省による外国テロ組織の指定解除について8,よくある質問
上記のような各種の「オウムの清算」の取り組みに関して、よく寄せられるご質問への回答を掲示しています。
◎よくある質問
※上記の内容(当サイトの当コーナー「オウム真理教の清算」の内容)を要約したパンフレット『ひかりの輪のオウム時代の反省・清算と外部の評価』も、ご参照ください。当コーナー全体の概要がおわかりいただけます。
オウム事件関連
地下鉄サリン事件から29年目を迎えて(2024/03/20)
2024年3月20日
ひかりの輪元オウム信者一同
地下鉄サリン事件から29年目という節目を迎え、ひかりの輪会員のうち事件当時オウム信者だった私たち一同は、 事件で犠牲になられた14名の皆様のご冥福をお祈りするとともに 、 心身に傷を負われた多くの方々が1日も早く癒されるよう祈念し、 当時のオウム教団に関わった者として、 あらためて皆様に深くお詫び申し上げます。
29年という時が経過し、すでに麻原をはじめとするオウム事件死刑囚の死刑執行などの刑事 手続が終了したとはいえ、 被害者の皆様の傷が癒されるものではありません。私たちは、 被害者の皆様に多大な苦しみを与えたオウム教団を、 かつて物心両面で支えてしまっていたという反省に基づき、 事件原因の総括をいっそう深めていくとともに、 被害者賠償契約に基づく賠償金のお支払いに今後も努めさせていた だきます。
特に、アレフ(Aleph)は、賠償金の支払いを拒否し続け、支払いを逃れるためと思われる公安調査庁への資産の不報告を続け てきたことから、昨年3月以来、再発防止処分が適用されており、 さらに今月からも繰り返し適用されることが決まりました。
この処分によって、アレフは、寄付の受領と施設の使用が禁止され、 被害者賠償の停滞の懸念がより現実化するに至りました。 そこで当団体「ひかりの輪」は、 賠償の停滞を少しでも和らげるために、 2009年に被害者団体と締結した賠償契約の履行に関して、 アレフに初めて再発防止処分が適用された昨年3月以降は、 契約上の義務である年間の賠償額を上回る額をお支払いして、 賠償金支払いを増額する努力を尽くしてまいりました。(※)
また、当団体の創設メンバーは、17年前の2007年にアレフを脱会・独立して以来、 アレフ信者の脱会支援を行ってまいりましたが、 アレフの活動を大幅に規制する今回の再発防止処分の適用を受け、 脱会支援活動をいっそう深めたいと考えております。
当団体としましては、アレフに対して、これまでも賠償契約を早期に履行するよう要求してきましたが、 この場を借りて、アレフはもとより、 特に1995年当時オウム真理教信者であった方々に対しても、 あらためて賠償金のお支払いを呼びかけるとともに、 そのための最善の努力を続けていきたいと考えております。
さらに、事件を振り返り犠牲者の皆様の追悼等を行う慰霊行事等にとどまら ず、あらゆる機会を通じて事件のことを想起し、 胸に刻み続けながら、上記の努力を続けていくことを、 お誓い申し上げます。
(※)賠償お支払い増額の第一歩として、昨年(2023年)3月以降のお支払額は、従来の毎月のお支払額(25万円)の倍( 50万円)とさせていただいております。