1.輪の法則の読経瞑想
ひかりの輪では、心の幸福・解放・悟りに役立つ、現代人に合った新しい読経瞑想を作りました。これは、わかりやすく短い言葉で、仏陀の智恵のエッセンスを表したものです。どなたにでも実践できる非常に簡単・簡明なものですが、同時に高い効果があります。
これは、現代のための新しい仏教(令和新仏教・令和の仏教改革)と言ってもよいと考えています。
仏教の有名な経典である般若心経のように繰り返し唱える(=読経する)ために作られたので、輪の法則の「読経瞑想」と呼んでいます。四字熟語などの連続で構成され、リズミカルな読経となるように工夫されています。
では、以下に、各々の読経瞑想を紹介します。
◆「三悟心経」(さんごしんぎょう)
万物恩恵 万物感謝
万物神仏 万物尊重
万物一体 万物愛和
「三悟」とは、万物への感謝・万物への尊重・万物への愛という三つの悟りのことで
す。「心経」とは、心髄の教えという意味で、「般若心経」の場合も、般若経典の中
の心髄の教えという意味です。三悟心経は、悟りの心(境地)の心髄を表わしたものです。
◆「三悟智経」(さんごちきょう)
苦楽一体 万物感謝
優劣一体 万物尊重
自他一体 万物愛和
「三悟智経」とは、「三つの悟りの智慧の教え」という意味です。この三悟とは、万
物への感謝・万物への尊重・万物への愛の三つの悟りのことであり、三悟智経はこの三つの悟りの根拠になる三つの智慧の法則を意味します。
◆「三縁起経」(さんえんぎきょう)
万物関連 万物一体
万物同根 万物一体
万物循環 万物一体
「三縁起経」とは、三つの縁起の教えという意味で、仏教に見られる、万物が一体であると主張する法則を意味します。
これらの経文を唱えながら行う瞑想は2つのタイプがあります。
1.基本的な読経瞑想
三悟心経、三悟智経、三縁起経を唱える。
2.読経瞑想を用いた基本的な仏教瞑想
これは、基本的な仏教の瞑想を組み込んだもので、
①智恵(目覚め)の瞑想、
②分かち合い(供養)の瞑想、
③反省(懺悔)の瞑想、
④慈悲(菩提心)の瞑想
という4パートからなるもので、三悟心経、三悟智経を唱えながら行います。
①智恵(目覚め)の瞑想
ここでの智恵は、無智の智の意味があり、自分の無智を自覚する謙虚さ・智恵を培う。これは、仏教が説く三毒(貪り・怒り・無智)の一つである無智を浄化する瞑想
です。
②分かち合い(供養)の瞑想
感謝・尊重の心を持って、万物を仏と見て、供養・分かち合いの瞑想を行います。
この供養は、貪りを超えるための分かち合い=慈悲を培う意味もあります。
③反省(懺悔)の瞑想
自己の悪業を謙虚に理解することで、他(の悪業)に対する怒りの止滅に役立つ瞑想です。
④慈悲(菩提心)の瞑想
万物への感謝・尊重に基づいて、万物への愛=菩提心を修習する瞑想です。
年3回行われる大型セミナー(年末年始、GW、夏期)などでは、この一つ一つについて、上祐代表が、意味合いなどを解説したうえで、その読経瞑想の実践の指導をします。