2.読経瞑想の実践法
ひかりの輪の「輪の法則の読経瞑想」を実践するための助けとして、以下に、指導員による誘導瞑想をご紹介しますので、参考にされてください。
【万物に感謝する教えの誘導瞑想の事例】
三悟心経の「万物恩恵・万物感謝」を唱えながらの瞑想です。
(特別教本『2012~13年 年末年始 悟りの道・思索と瞑想 万物への感謝・尊重・愛』より抜粋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・それでは、三悟心経の読経瞑想、特に今日は万物に感謝する教え「万物恩恵、万物感謝」これを中心とした読経瞑想をやっていきたいと思います。あいだあいだで私が、皆さんが読経しているあいだに、教えのレビュー、これを行いますので、それもお聞きになりながら読経を続けていただきたいと思います。
(中略)
読経を続けながら、聞いてください。
私たちは、際限なく今以上のものを欲する心、貪りのために、常に満ち足りることが少なく、絶えず不満、後悔、不安、怒り、妬み、悲しみといった苦しみを抱えています。この心の働きを乗り越えるために重要なのが、感謝の実践です。
(中略)
普段「もっと、もっと」と求めたりして、近しい人と比較するなどして気づくことがない、自分に与えられているこの膨大な恵み、これについて改めてよく考え認識して、自分が得ている恵みの大きさ、これについて瞑想しましょう。
(中略)
皆さんを取り巻く万物、着物にしても、そして、住居にしても、そして、交通機関にしても、ありとあらゆるもの、そして、思想、哲学、民主主義の社会制度。どれをとっても古代人にとっては夢のようなもので、彼らがこの世界を見れば、極楽浄土とさえ感じるものでしょう。そのような我々の日常の万物は、人類の長い歴史の中で、先人が血と汗の結晶で我々に与えてくれた大変な恩恵です。
(中略)
このように自分の得ている膨大な恵み、これについてよく考えて、それを万物に感謝する瞑想をすると、貪りの心が静まってきます。
(中略)
心が静まって、そして、自分の恵みを支えている宇宙万物に対する感謝、大きな温かい心、これが生じてきます。
静まった大きな温かい心、これを瞑想します。静まった大きな温かい心を瞑想します。
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「万物恩恵 万物感謝」と唱えながら、誘導にしたがって感謝の瞑想をしていきます。瞑想に慣れていない方でも、誘導を聞くことで自然と瞑想することができます。
三悟心経の他の
「万物神仏 万物尊重」
「万物一体 万物愛和」
の経文でも同様に誘導しての瞑想が行われます。
ここでは、瞑想指導の一部をご紹介しましたが、
抜粋した特別教本には、三悟心経のすべての瞑想指導の内容が掲載されています。
特別教本はこちらから参照ください。
特別教本『2012~13年 年末年始 悟りの道・思索と瞑想 万物への感謝・尊重・愛』