瞑想法
ひかりの輪で行っている瞑想法のコーナーです。仏教的瞑想法、瞑想用の聖音・お香・音楽などをご紹介。

このコーナーについて

  • このコーナーについて


    このコーナーでは、ひかりの輪で学習・実践している各種の瞑想をご紹介するとともに、その瞑想の効果を高める仏教の法具の聖音・瞑想音楽、さらには、瞑想用の特別のお香などをご紹介しています。

ひかりの輪の仏教的な瞑想

  • 1)輪の法則の読経瞑想

    ひかりの輪では、心の幸福・解放・悟りに役立つ、現代人に合った新しい読経瞑想を作りました。これは、わかりやすく短い言葉で、仏陀の智恵のエッセンスを表したものです。どなたにでも実践できる非常に簡単・簡明なものですが、同時に高い効果があります。

    これは、現代のための新しい仏教(平成新仏教・平成の仏教改革)と言ってもよいと考えています。

    仏教の有名な経典である般若心経のように繰り返し唱える(=読経する)ために作られたので、輪の法則の「読経瞑想」と呼んでいます。四字熟語などの連続で構成され、リズミカルな読経となるように工夫されています。

    では、以下に、各々の読経瞑想を紹介します。


    ◆「三悟心経」(さんごしんぎょう)

    万物恩恵 万物感謝
    万物 仏 万物尊重
    万物一体 万物愛す

    「三悟」とは、万物への感謝・万物への尊重・万物への愛という三つの悟りのことで
    す。「心経」とは、心髄の教えという意味で、「般若心経」の場合も、般若経典の中
    の心髄の教えという意味です。三悟心経は、悟りの心(境地)の心髄を表わしたものです。


    ◆「三悟智経」(さんごちきょう)

    苦楽一体 万物感謝
    優劣一体 万物尊重
    自他一体 万物愛す

    「三悟智経」とは、「三つの悟りの智慧の教え」という意味です。この三悟とは、万
    物への感謝・万物への尊重・万物への愛の三つの悟りのことであり、三悟智経はこの三つの悟りの根拠になる三つの智慧の法則を意味します。


    ◆「三縁起経」(さんえんぎきょう)

    万物関連 万物一体
    万物同根 万物一体
    万物循環 万物一体

    「三縁起経」とは、三つの縁起の教えという意味で、仏教に見られる、万物が一体であると主張する法則を意味します。

    これらの経文を唱えながら行う瞑想は2つのタイプがあります。


    1.基本的な読経瞑想

    三悟心経、三悟智経、三縁起経を唱える。


    2.読経瞑想を用いた基本的な仏教瞑想

    これは、基本的な仏教の瞑想を組み込んだもので、

    ①智恵(目覚め)の瞑想、
    ②分かち合い(供養)の瞑想、
    ③反省(懺悔)の瞑想、
    ④慈悲(菩提心)の瞑想

    という4パートからなるもので、三悟心経、三悟智経を唱えながら行います。


    ①智恵(目覚め)の瞑想

    ここでの智恵は、無智の智の意味があり、自分の無智を自覚する謙虚さ・智恵を培う。これは、仏教が説く三毒(貪り・怒り・無智)の一つである無智を浄化する瞑想
    です。


    ②分かち合い(供養)の瞑想

    感謝・尊重の心を持って、万物を仏と見て、供養・分かち合いの瞑想を行います。
    この供養は、貪りを超えるための分かち合い=慈悲を培う意味もあります。


    ③反省(懺悔)の瞑想

    自己の悪業を謙虚に理解することで、他(の悪業)に対する怒りの止滅に役立つ瞑想です。


    ④慈悲(菩提心)の瞑想

    万物への感謝・尊重に基づいて、万物への愛=菩提心を修習する瞑想です。


    年3回行われる大型セミナーなどでは、この一つ一つについて、上祐代表が、意味合いなどを解説したうえで、その読経瞑想の実践の指導をします。

    2015~16年年末年始セミナーにおいても 上祐代表が、意味合いなどを解説したうえで、その読経瞑想の実践の指導をします。

    セミナーの詳しいことは、こちら2015年~2016年年末年始セミナーのお知らせ 『新しい時代に備えて 』

     

  • 2)読経瞑想の実際

     読経瞑想が実際にどのように指導されて行われるかをご紹介します。

     

    ●万物に感謝する教えの誘導瞑想の事例●

    三悟心経の「万物恩恵・万物感謝」を唱えながらの瞑想です。

     

    (特別教本『2012~13年 年末年始 悟りの道・思索と瞑想 万物への感謝・尊重・愛』より抜粋)

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

      それでは、三悟心経の読経瞑想、特に今日は万物に感謝する教え「万物恩恵、万物感謝」これを中心とした読経瞑想をやっていきたいと思います。あいだあいだで私が、皆さんが読経しているあいだに、教えのレビュー、これを行いますので、それもお聞きになりながら読経を続けていただきたいと思います。

    (中略)

    読経を続けながら、聞いてください。
    私たちは、際限なく今以上のものを欲する心、貪りのために、常に満ち足りることが少なく、絶えず不満、後悔、不安、怒り、妬み、悲しみといった苦しみを抱えています。この心の働きを乗り越えるために重要なのが、感謝の実践です。

    (中略)

    普段「もっと、もっと」と求めたりして、近しい人と比較するなどして気づくことがない、自分に与えられているこの膨大な恵み、これについて改めてよく考え認識して、自分が得ている恵みの大きさ、これについて瞑想しましょう。

    (中略)

    皆さんを取り巻く万物、着物にしても、そして、住居にしても、そして、交通機関にしても、ありとあらゆるもの、そして、思想、哲学、民主主義の社会制度。どれをとっても古代人にとっては夢のようなもので、彼らがこの世界を見れば、極楽浄土とさえ感じるものでしょう。そのような我々の日常の万物は、人類の長い歴史の中で、先人が血と汗の結晶で我々に与えてくれた大変な恩恵です。

    (中略)

    このように自分の得ている膨大な恵み、これについてよく考えて、それを万物に感謝する瞑想をすると、貪りの心が静まってきます。

    (中略)

    心が静まって、そして、自分の恵みを支えている宇宙万物に対する感謝、大きな温かい心、これが生じてきます。
    静まった大きな温かい心、これを瞑想します。静まった大きな温かい心を瞑想します。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


    「万物恩恵 万物感謝」と唱えながら、誘導にしたがって感謝の瞑想をしていきます。瞑想に慣れていない方でも、誘導を聞くことで自然と瞑想することができます。

    三悟心経の他の

    「万物 仏 万物尊重」
    「万物一体 万物愛す」

    の経文でも同様に誘導しての瞑想が行われます。

     

    ここでは、瞑想指導の一部をご紹介しましたが、
    抜粋した特別教本には、三悟心経のすべての瞑想指導の内容が掲載されています。

    特別教本はこちらから参照ください。
    特別教本『2012~13年 年末年始 悟りの道・思索と瞑想 万物への感謝・尊重・愛』

     

  • 3)マインドフルネス瞑想

    マインドフルネスは、アメリカではストレスへの対処法として大人気です。雑誌「TIME」でも特集が組まれるほどの人気なのです。

    そして、グーグルやインテルなど、ストレス対策として社員研修のメニューに取り入れる企業が増えています。


    ●マインドフルネスとは?

    マインドフルネスとは、注意深く今の瞬間に気づいている意識状態のことです。

    もう少し詳しく説明すると、

    ①心を開いて、今この瞬間に十分に気づいている意識状態。
    今この瞬間の自分の体験を、偏見をもたずに注意深く客観的に観察する。そのためには判断を加えずに今という瞬間の体験と向き合うことが必要です。

    ②受け入れる
    ものごとを今のこの瞬間にあるがままの形で見る。
    私たちの心は通常、ものごとをありのままに受け取るのではなく、それに好き嫌いの色づけをして、自分の気にいるものへの欲求(愛着)と気に入らないものへの排除(嫌悪)、という「とらわれ」を生じさせます。そうではなく、そのままを受け入れ認
    識するようにします。

    ③常に初めて体験するように、予断をさしはさまないで、その瞬間を体験する。

    このマインドフルな意識状態をストレス軽減のプログラムに役立てたのが、マサチ
    ューセッツ大学医学部名誉教授のジョン・カバットジン博士で、マインドフルネスス
    トレス低減プログラムを開発しました。

    その後、うつ病やパニック障害、不安障害などの心理療法である認知療法に取り入れられマインドフルネス認知療法として多くの人がその効果を実感しています。

    今では、認知療法だけでなく心理療法の分野で広く浸透しています。

    このマインドフルネス瞑想は、仏教の瞑想法であるサマタ瞑想、ヴィパッサナー瞑想や禅がもとになっています。

     

    ●ヴィパッサナー瞑想

    マインドフルネスは、テーラーワーダ仏教(南伝仏教)のヴィパッサナー瞑想がも
    とになっています。ヴィパッサナー瞑想は、自分の瞬間瞬間の心身の状態を観察し気づいている状態です。

    お釈迦さまが説かれた瞑想に則った瞑想法です。

    それは四念処と言われるもので、身(体)・受(感覚)・心・法(現象)に対する観察です。

    * 身念処:そのときどきの身体の状態に気づきをもって見守る
    * 受念処:そのときどきの感覚に気づきをもって見守る
    * 心念処:そのときどきの心の状態に気づきをもって見守る
    * 法念処:現象・ものごとを気づきをもって見守る

    という観察です。経典には細かく観察法が書かれています。

    通常、マインドフルネスの訓練としては、四念処の身念処のはじめである「呼吸を見つめる瞑想」を行います。

     

    ●マインドフルネスの効果
    ~感情・ストレスのコントロール、心に巻き込まれない自分をつくる

    1.思考・感情の脱同一化が起こる・・・自分と思考・感情を同一視しない

    客観的に見つめるという意識状態によって、思考は事実とは違うこと。また、思考
    は流れ去る雲のようなものであるということが実感として認識され、 その結果「単に思考に過ぎない」という捉え方になって、思考と自分を同一視することがなくなり、思考や感情を自分から話して客観的に見ることができるようになり、思考や感情に捲き込まれることがなくなる。 それによって、不安や怒りといった感情を少しずつコントロールできるようになる。


    2.思考・感情の脱自動化

    思考や感情は通常、自分の意思とは関係なく、自動的に生じます。それは習慣化・パターン化されたものです。その自動的な無意識的な反応に、マインドフルな意識状態は「気づく」ようになります。気づけば、自動的にならず自分でコントロールができやすくなります。つまり、自分を苦しめる習慣化された否定的な心の働きに気づき、その心に翻弄されることがなくなります。


    3.リラクセーション効果によるストレス軽減

    思考や感情のコントロールによってもストレスは軽減しますが、マインドフルネス
    によってリラクセーション効果が生じ、それによってつらい気分や感情から解き放た
    れる。それによって、自分の偏った認知やそれにともなった行動が修正されやすくなります。


    マインドフルネスの研究は多くされていますが、ひとつ例をあげます。
    ウィスコンシン大学での研究で、健康ではあるがストレスを感じている従業員を対
    象として企業での勤務時間に低減法を実施しその効果を検証しました。マインドフルネス瞑想をした人たちは、そうでない人たちよりも、不安や落ち込みといった感情にうまく対処でいるようになったということです。

     

     ひかりの輪では、ヨーガを行いながらのマインドフルネス瞑想というものもあります。

    アーサナ(ヨーガの体操)をしながら、体のどこにどんな感覚があるか、あるいは体
    がどういう状態にあるのか気づきをもって行います。

    また、呼吸法も呼吸に意識を向けたマインドフルネス瞑想となります。

    >>>マインドフルネス・ヨーガ

     

     

ひかりの輪の瞑想講座

  •  「悟りの瞑想ヨーガ講座」エンライトメント・メディテーション

    普通の人は、様々な執着があり、様々な苦しみを抱えています。それは、悟りの状態=真の自分に目覚めていないためです。それに目覚め、苦しみを取り除き、真の幸福を得ることが悟りです。

    そして、この度、悟りのための仏教・ヨーガの瞑想・行法を総合的に学習・実践する講座を始めることになりました。これらの瞑想・行法に熟達した上祐代表をはじめ、ひかりの輪の指導員が提供します。

     

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    1)悟りとその幸福とは

    悟りが深まると、心が、安定して広く暖かい状態になります。そのため、物事を正しく見る力(智慧)が生じます。そして、心身の健康と長寿、良い人間関係といった、様々な幸福をもたらします。


    2)悟りのための瞑想法

    悟りを得るための重要な手段が瞑想です。色々なものがありますが、本講座では、例えば、仏教の「無我」の瞑想(アナートマン)、「四念処・五蘊無我」の瞑想や、ヨーガの「梵我一如」の瞑想(ブラフマン=アートマン)・「宇宙意識」の瞑想など。

    さらに、ひかりの輪オリジナルの瞑想として、悟りの教えの要点を凝縮した簡明な読経型の瞑想法があり、非常に高い効果があります。こうしたものの中から、自分に合った内容のものを選ぶことができます。


    3)悟りを助けるヨーガ行法

    瞑想以外に、悟りの体験に近づく準備・補助となる修行法の一つが、ヨーガの行法です。ヨーガは、体操・呼吸法というイメージがありますが、その本来の意味は、「心の働きを静めること」であり、正に悟りを意味します。

    その中で、ハタヨーガは、瞑想座法の安定と共に、体の中のエネルギーの流れを整え、悟りを体得しやすい身体の状態にします。エネルギーの流れと心の状態が密接に関係しているのです。こうして、身体面からも、悟りにアプローチするのが特徴です。

    本講座、こうした奥深いヨーガの理論を学び、基本的なヨーガから、本場のヒマラヤの高度なヨーガ行法(エンライトメント・ヨーガ)まで学ぶことができます。なお、関連DVDも発売しています。


    4)瞑想する空間が大切

    他の悟りの補助手段として、瞑想する場・空間の浄化があります。体内のエネルギーは外のエネルギーと不可分だからです。

    本講座では、瞑想に役立つ特別なお香、仏教法具やその聖音、仏画などで、瞑想する団体の教室のエネルギーを浄化し、最善の瞑想空間を提供します。このやり方を学べば、皆さんの自宅の自室を浄化することもできます。

    さらに、瞑想に熟達した人と共に瞑想することが、大きな助けになります。単にやり方を学ぶというだけではなく、共に瞑想すること自体による連動・共鳴効果があり、独学よりも早く熟達できるからです。


    5)日時・会場・参加条件

    1.日時・会場

    1.毎月2回、主に水曜日の20:30~22:00
    会場は2回とも東京教室

    2.毎月2回、日曜日の19:00~20:30ごろ
    会場は東京教室と大阪教室がそれぞれ1回ずつ

    3.毎月1回 土曜日の14:00~15:30ごろ
    会場は名古屋教室

    具体的な日時・会場の予定は、団体のHPに月毎に発表されます。

    2.料金:2000円

    学生・障害者・失業などの経済的事情がある方には、料金の減免がありますので、お問い合わせください。

    3.ネット視聴での参加

    ひかりの輪の支部教室や、会員の方の自宅では、本講座の会場からのネット生中継を視聴することができる場合がありますので、ご関心のある方はお問い合わせください(非会員の方でも特別に視聴できる場合もあります)。


    4.お問い合わせ先

    ●東京本部教室担当:細川美香
    携帯電話:080-2273-3588
    メールアドレス:tokyo@hikarinowa.net
    東京・ブログご紹介ページへ

    ●大阪教室担当:田渕智子
    携帯電話:080-2513-6017
    窓口電話 :072-947-9071
    メールアドレス::osaka@hikarinowa.net
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     ●名古屋支部教室担当:山口雅彦
    携帯電話:090-6852-4929
    メールアドレス:nagoya@hikarinowa.net
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関連講話動画

  • 第304回『苦しみに強くなるには?初期仏教の苦の思想の智恵』(2016年10月29日 東京 59min)

    1.初期仏教が説く全ての苦しみの原因

    普通の人は、苦しみを喜びと錯覚している。同様に、借りものを自分のものだと、続かないものをずっと続くものだと錯覚している。この錯覚・無智を取り除くことが大切。

    2.五感と思考が私たちを欺く

    私たちが信じて疑わない、五感と言葉による思考が、実は私たちを欺いている(人の世界の感じ方と実際の世界の在り方が異なる)。これが、様々な欲望、人の間の不要な争いの原因にもなっている。五感と思考を妄信せず、それを超越する瞑想などの修行によって、悟りの境地(涅槃・ニルヴァーナ)に目覚める。そのための道は八正道と言われ、簡単に言えば、正しいものの見方を学び、日常の行動を浄化し、瞑想を行う。

    3.苦しみに強くなる思想・考え方

    苦しみの裏には様々な喜びがあることに気づくことが大切。それは努力・悟り・慈悲の源となる。慈悲の化身と言われる観音菩薩は、苦しみの連続の人生を歩んだ人から生まれた。

  • 第300回『プライドの効能と弊害、それを超える瞑想法』(2016年9月11日 福岡 72min)

    1.プライド・自尊心・優越感・勝利への欲求

    人には、生来、プライド・自尊心・優越感・勝利の欲求(劣等感への嫌悪)がある。それは、少なからぬ場合に、他との切磋琢磨などを通し、人を成長させる面がある。人類の進歩もそうであり、競争による成長を図る現代社会の根本的な原理でもある。

    2.過剰なプライドなどの弊害

    しかし、過剰なプライドは、1.他に優位を立てず、他に劣等感を感じる場合に、他から逃避する(引きこもる)、2.自分をよく見せるために嘘をつく、偽装する、3.他に理不尽な攻撃する(自分の問題を他に転嫁する)といった問題が生じさせる。よって、仏教では、プライド・優越感への欲求や、その裏側の妬み・自己嫌悪は、「慢」などと呼んで、煩悩の一種と位置付けた。アドラーの心理学でも、劣等コンプレックス(引きこもり)、優等コンプレックス(他の攻撃的な姿勢)などとして論じられている。

    3.過剰なプライドを和らげる方法

    アドラー心理学は、他に勝って幸福になる考え方に縛られず、自分の所属するコミュニティの役に立つこと行うことを推奨する。他を愛し、他を幸福にし、他の役に立って、幸福になる(自分の価値)を感じるという道である。仏教でも、他者・万物を愛することが、真の幸福の道であって、真の成長の道であると説く面がある。そのステップとして、以下のように、人が抱く、自と他の(幸福の)区別、優劣の区別は、錯覚であるとする思想がある。

    4.自他の区別を超える瞑想

    プライドなどの欲求は、その根本に自と他を区別し、自分を他よりも愛する自己愛の欲求がある。一方、仏教では、自と他が別の物であり、自と他の幸福が別のものであるという価値観自体が、人間の錯覚であり、真実ではないと説き、自我=私に対する過剰な執着を弱めるための瞑想法がある。具体的には、無我、四念処、五蘊無我と言った瞑想法である。

    5.優劣の区別を超える瞑想

    普通は、頻繁に自他の優劣を比較するが、仏教的な思想では、優劣の基準に絶対的なものはなく、時代・地域・状況で大きく変化し、更に、勝つ能力と優しくなる能力のように、長所と短所は表裏である面もあり、本質的には優劣には実体がない。よって、自他の優劣の区別は、自他双方の成長の手段としての切磋琢磨などに用いられることは良いが、絶対の優劣があると錯覚し、慢心・妬み・卑屈に陥り、苦しむことは意味がない。

    仏教的な視点からは、他に優位になって幸福になるのではなく、自他・自他の幸福を区別せず、他の幸福を喜ぶ、広く大きな心によって、幸福になる。

     

  • 第297回『仏教的な瞑想法の総合解説」』(2016年9月4日 大阪 65min)

    1.自我執着を弱める瞑想
    無我の瞑想、四念処の瞑想
    自我執着・エゴを超え、万物を愛する

    2.万人万物を愛する瞑想
    四無量心(ひかりの輪の読経瞑想)
    万物を愛し、自我執着・エゴを弱める

    3.呼吸などに集中する瞑想
    念(サティ・マインドフルネス)の瞑想
    心を静める効果(止観の中の止の瞑想)
    是非の判断をせずに注意を向ける瞑想

    4.真言を唱える瞑想
    真言=マントラ=聖なる言葉
    仏の名前や他の神聖な象徴的な言葉
    密教、真言宗、阿弥陀念仏:南無阿弥陀仏

    5.仏の姿形などを視覚的にイメージする瞑想
    イメージング・ヴィジュアリゼーション・観想
    密教の曼陀羅=仏の現れとしての宇宙を観想

    6.気・気道・チャクラを観想し活性化させる瞑想
    ヨーガのクンダリニーヨーガ
    密教の究境次第

    7.瞑想を助けるシンボル(象徴物)
    仏画・曼荼羅・仏像、真言・聖音・瞑想音楽、瞑想音楽
    五感を通して神聖な意識を引き出すもの

     

  • 第294回夏期セミナー特別教本『気の霊的科学と人類革新の道』第4回 (2016年8月12日 100min)

    仏教・ヨーガの基本的で重要な瞑想をわかりやすく解説した講義

    1.初期仏教の基本的な瞑想「無我」。
    普通の人が、自分(のもの)と思って執着して苦しんでいるものに関して、実際には、自分(のもの)ではないと瞑想することで、執着と苦しみを和らげる瞑想

    2.四念処の瞑想:初期仏教の最も袖珍的な瞑想
    身体、感覚、心、諸事物に関する過剰な執着を弱めるために、それらが不浄でり、苦しみであり、無常であり、無我であると観察する瞑想

    3.上記の瞑想の準備「止(サマタ)」の瞑想
    上記のように物事をありのままに観察する瞑想をする前に、心を静め止めて、集中力を高める瞑想(止・サマタ)を行う

    4.宇宙意識の瞑想
    自分の体の外から、自分の体と広大な宇宙を見て、意識を大きく広げて、自分に対する過剰な執着を弱める瞑想

    5.瞑想を助ける実践
    無執着・放棄の瞑想、聖地での瞑想、象徴物の活用、ひかりの輪の一元思想の読経瞑想の活用など

     

関連教本

  • 2016年夏期セミナー特別教本『気の霊的科学と人類革新の道 ヨーガ行法と悟りの瞑想』

    2016年夏期セミナー特別教本『気の霊的科学と人類革新の道 ヨーガ行法と悟りの瞑想』

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    目 次

    教本の中の、「宗教」や「宗教的な内容」に関するご注意 ............ 5
    第1章 ヨーガとは何か:真我の思想.......................................6

    1.ヨーガの原意:心の働きを止滅すること.............................................6
    2.高次元の心で、低次元の心を止める...................................................6
    3.大我:宇宙意識..............................................................................7
    4.寂静我:涅槃寂静...........................................................................7
    5.真我とは.......................................................................................7
    6.究極の境地は言葉では説明できない...................................................8
    7.サーンキャ・ヨーガ、古典ヨーガの成立.............................................8
    8.後期ヨーガの成立、特にハタ・ヨーガに関して....................................9

    第2章 気の霊的科学:人類の革新の可能性..............................10

    1.気(生命エネルギー)の霊的科学とは................................................10
    2.気の通り道:気道に関して...............................................................10
    3.気道の交差点:経穴、気道の密集点:チャクラ....................................10
    4.気の強化と気道の浄化の恩恵:心身の健康・悟り.................................11
    5.ヨーガのナーディの思想..................................................................11
    6.ヨーガのチャクラの思想..................................................................12
    7.仏教のナーディの思想.....................................................................13
    8.仏教のチャクラの思想.....................................................................14
    9.チャクラでの気道の詰まりが煩悩を生じさせる....................................15
    10.気道の浄化の重要性:悟り・解脱の道................................................15
    11.気と気道の3つの状態.....................................................................16
    12.各チャクラと各気道と煩悩の関係......................................................16
    13.3つの気道と煩悩の関係..................................................................17
    14.各チャクラの3つの詰まり...............................................................17
    15.気道の浄化の方法:身体行法・瞑想・戒律・聖地.................................17
    16.善悪を感じる身体への進化:人類の革新へ..........................................19
    17.ヨーガや仏道修行の様々な恩恵:高い集中力など.................................19
    第3章 日常生活での気道の浄化..........................................21

    1.初心者にも可能な気道の詰まりのチェック.......................................21
    2.鼻の詰まり具合と連動する左右の気道の状態....................................21
    3.右の気道を浄化する:スーリヤ・ベーダナ・プラーナーヤーマ............21
    4.左の気道を浄化する:チャンドラ・ベーダナ・プラーナーヤーマ.........22
    5.体の各部の力を抜く.....................................................................22
    6.肩・腕の力を抜く........................................................................22
    7.胸や腹部をほぐす........................................................................23
    8.両方の気道を浄化:スクハ・プールヴァカ・プラーナーヤーマ............23
    9.気道の浄化のダメ押し:カパーラ・バーティ....................................23
    10.行法をしながら、内省をする.........................................................24

    《参考資料》クンダリニーとチャクラに関して.......................................25
    1.クンダリニーについて............................................................25
    2.主な7つのチャクラに関して......................................................25

    第4章 悟りの瞑想の実践と体験..........................................29

    1.悟りの瞑想.................................................................................29
    2.ヨーガの説く大我と寂静我............................................................29
    3.最初期の悟りの瞑想:無我の瞑想...................................................29
    4.人無我と法無我:宇宙意識と涅槃・空.............................................30
    5.四念処の瞑想:最も中心的な瞑想法................................................30
    6.四念処の瞑想の準備.....................................................................31
    7.自分と、自分の心を切り離す「念」の瞑想.......................................31
    8.宇宙意識の瞑想...........................................................................31
    9.宇宙意識に近づく手助け:無執着・放棄..........................................32
    10.象徴物の活用..............................................................................32
    11.聖地巡り....................................................................................33
    12.読経瞑想の活用...........................................................................33
    13.空・涅槃・真我・滅想定...............................................................33

     


    第5章 修行を進める心構えの教え..........................................35

    1.仏教・ヨーガの修行の心構え............................................................35
    2.3つの精進の教え...........................................................................35
    3.修行を始める際の心構え..................................................................35
    4.修行の恩恵・必要性・重要性............................................................36
    5.人生全体の長期的視点からの修行の恩恵.............................................36
    6.死後やその不安等に関する修行の恩恵................................................37
    7.人類社会・次世代に対する精神的な貢献.............................................38
    8.人として生まれ、法縁を得たことへの感謝..........................................39
    9.法縁は、厳密にはサンガを含めた三宝を意味する.................................39
    10.法縁への感謝自体が悟りの第一歩になる.............................................40
    11.法縁の感謝とともに人生の無常を思う................................................40
    12.法縁の感謝は万人・万物に対して......................................................41

    第6章 真の成長のための向上心:競争心と菩提心.....................42

    1.努力・向上の動機としての競争心......................................................42
    2.競争心による努力の限界..................................................................42
    3.競争心だけでは、着実な成長が阻まれる.............................................43
    4.仏教の説く向上心:勝利ではなく、純粋な成長を目指す........................43
    5.仏教思想と競争の関係.....................................................................44
    6.他者への感謝・尊重・愛を伴う菩提心................................................44
    7.利他の行自体が、さらに他者への感謝・尊重・愛を深める.....................45
    8.人の不幸の根本原因の無智と、それを超える智慧.................................45

     

     

仏教法具のヒーリング瞑想

  • (1)法具の聖音の効果

       ここではひかりの輪が、仏教法具をどのように、学習実践やさまざまな浄化・癒しのために、活用しているかについてご紹介したいと思います。 


    (1)仏教法具の奏でる聖音による浄化・ヒーリング

      「ひかりの輪の仏教法具のご紹介」ご紹介しましたが、仏教法具には、独特の聖音を奏でるものがあります。それは、金剛鈴(ヴァジュラガンター)、ティンシャ、ドニパトロなどです。

       そして、私たちの経験では、これらの聖音は、次のように、心身や物質の浄化に役立つため、以下のように活かすことができると思います。

  • (2)法具による聖音ヒーリング瞑想

       ひかりの輪においては、仏教法具によるヒーリングプログラムがあります。

        これは、法具が出す聖音とヴァイブレーションを使って心身を浄化、ヒーリングするというものです。

       用いられる法具は、各種のドニパトロ、ヴァジュラガンター、ティンシャといった、仏教の聖音法具に加えて、現代的な音叉などの器具も組み合わせておこなわれます。

       場合によって、二十種類近い音色・波動が用いられる場合がありますが、これによって、身体のあらゆる部分、全てのチャクラを浄化して、癒すように工夫されています。

       これらの聖音法具の中には、単なる音ではなく、空気を相当に振動させるものがあり、その振動・ヴァイブレーションが、受ける人の心身を深く癒していきます。一説によれば、その振動は、人の身体の中の水まで振動させるとも言われています。

  • (3)法具によるセルフヒーリング瞑想

       ひかりの輪では、金剛杵を活用して、自分で自分の心身を浄化する・セルフヒーリング)を行っています。

        代表的な方法は、手印を組んで、その中に金剛杵を包むように持つ、という実践です。これによって、法具から発せられるエネルギーを受けながら、身体を浄化して、よりよい瞑想を行おうというものです。

       これによって、脳細胞、脳神経を初めとする身体が安らぎ、心が落ち着くという効能があるようです

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